大事なものは一括管理しよう。引越し荷物と一緒に梱包してはいけない物

各作業のコツ・注意点
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ここ数回にわたって、梱包前の下準備、個別品目ごとの梱包のコツ、不用品の処分などについて、ご紹介してきました。

徐々に荷物も整理され始めてきている頃かと思います。

それぞれについて詳細を知りたい方は、

梱包作業に取り掛かる前に。引っ越し荷造り前の準備とコツ

個別品目ごとの梱包のコツと冷蔵庫や洗濯機などの輸送前準備

引っ越し準備作業で最も大事な不用品の処分について

をご覧ください。

しかし、ここでちょっと待った!その品物、本当に梱包してしまって大丈夫ですか?

引っ越し荷物と一緒に梱包してはいけない物を忘れています。

決して、冒頭写真に出てきた「たまご」を荷物と一緒に梱包してはいけない。という当たり前の話ではありません(笑)。

よく、お金の分散投資の話で、「ひとつのかごに全部のたまごを盛るな」と言われますが、こと引っ越しに関しては、重要な物は「ひとつのかごにジャンジャン盛ってください。」

今回は、『大事なものは一括管理しよう。引越荷物と一緒に梱包してはいけないもの。』と題して、お送りします。

大事なものは一括管理しよう。

photo credit: Valerie Everett What’s important? via photopin (license)

そんな当たり前のこと、言われなくても分かっているよ!と怒られそうですが、まずは、これを読んでみてください。

引っ越しでよくある失敗談

(1)テレビやDVDプレーヤーなどの”本体”はあるのに、リモコンをどのダンボールにしまったか分からず、新居ですぐ使えない。エアコンのリモコンも同様です。

(2)携帯電話の充電器を、リビング周りの小物と一緒に梱包してしまったため、携帯電話が充電できずに困った。

(3)家具や棚の組み立て、カーテンの取り付けをしようと思ったら、ドライバーや工具がどこに行ったか分からず、組み立てられない(取り付けられない)。

(4)新居で、家具、洗濯機、冷蔵庫など大型のものを据え付けられるか、場所のサイズを測ろうと思ったら、メジャーが無かった。

他にも、様々な引っ越し失敗談はあるかと思いますが、今回は”一括管理をしていなかった”、”間違った一括管理をしていた”がために起こった事例だけを紹介しました。

”頭でわかっている”という事と、それを”的確に実践できるか”は全くの別物です。

こうならないためには、今回紹介するいくつかのテクニックが非常に有効です。

引っ越しの前後3日間で必要な物すべてを、1つの箱(ケース)で集中管理する。

photo credit: becca.peterson26 89/365 Mar 30, 2011 via photopin (license)

10年間で7回も引っ越しを経験している私。いくら引っ越し慣れ?しているとは言え、何度やってもやっぱり疲れるものです。

そして、新居に移って引っ越し業者が帰った後は、まず一息(これがたまに”一眠り”になってしまうこともあります。)ついてしまうと、「あとは何もやりたくない。面倒なことは明日にしよう。」というモードになりがちです。

そんなとき、最初に紹介した「失敗談」のように、

あれが無い、これが無い、どこに行った~!イライラ(怒)となると、引っ越しのストレス+さらにストレス倍増になりかねません。

そうならないために、タイトル通り

「1か所集中管理」を実践してください。

(1)スーツケースを持っているなら活用する。

あなたがスーツケースを持っているならば、それを最大限活用しましょう。

スーツケースは本来数日間の旅行中に、必要な全てのものを詰め込むものです。

ですから、

引っ越し前数日から引っ越し後数日の生活で必要なもの、洗面道具、化粧品、衣類(着替え)、髭剃り、爪切り、携帯電話の充電器、エアコン・テレビのリモコン、荷解き用のはさみ、ドライバーなどを、スーツケースにひとまとめにしておきましょう。

そうすれば、極端な話、引っ越しの直前、直後はスーツケース1個に入っているもので、すべて事足りてしまうはずです。

(2)スーツケースを持っていない場合

この場合は、ダンボールでも、大きめのコンテナケースでもいいので、引っ越しの前後3日間で使いそうなもの全てを、1個の箱(またはケース)に全て集約しておきます。これでスーツケースの代わりが出来ました。

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(3)「1か所集中管理」するものは、『最悪紛失した場合でも替えがきくもの(購入可能なもの)』だけ

「1か所集中管理」するものは、『最悪紛失した場合でも替えがきくもの(購入可能なもの)』だけに限るようにしてください。

それ以外の貴重品などについては、

次の章、引越業者に預けてはいけないもの(自分たちで持っていくもの)で説明します。

引越業者に預けてはいけないもの(自分たちで持っていくもの)

先ほど、スーツケースなどでの「1か所集中管理」をオススメしましたが、以下で紹介するものは例外となります。

紛失防止やセキュリティーの為にも引越業者には預けず、ブリーフケースやハンドバッグなどにひとまとめにして、必ず自分(または家族の人)が持っていくようにして下さい。

また、新居に引越業者より自分たちが先に到着した場合に、この後始まる搬入作業の段取り確認や、家具や荷物をどこにレイアウトするか再確認できるようにも、レイアウト表などは自分たちで持っておくようにしてください。

photo credit: g4ll4is bunch of keys via photopin (license)

(1)現金・印鑑等の貴重品

(2)新旧住居の契約証(旧居のものは敷金の払い戻しが完了するまで、必ず持っておきます。)

(3)新旧住居のカギ・オートロック用のカードキー(旧居のものは引っ越し業者が荷物を搬出した後、施錠し管理会社等に返却します。)

(4)住民票などの公的書類

(5)新居の間取り図、家具や荷物のレイアウト指示表

(6)退去時に、最後清掃をしてから返却するのであれば、掃除機や雑巾などの掃除道具は残しておきます。

引っ越しに関わる全体作業には、必ずスケジュールの作成を行うこと。作業内容・日程の一括管理。

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ここまでは、”物”の一括管理の話でしたが、

私は毎回、引っ越しを”プロジェクト”と呼んで引っ越しに関わる『作業全体の計画書』を必ず作り、『引っ越し全体』を一括管理するようにしています。

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引っ越しの全体像(流れ)やどれほどの作業量(各種手続きも含め)があるかは、

でそれぞれ確認してください。

そして、これらの基本情報をもとに、

あなたが今回行う引っ越しの場合に当てはめた、あなただけの「引っ越し”プロジェクト”」を

必ず引っ越し準備作業に取り掛かる前(概ね引っ越し日の1か月以上前)に、まずは、”簡単に”、”ザックリ”でもいいので(1時間ぐらいで)スケジュールの作成をパパッと行ってしまいましょう。

889520 / Pixabay

必要な部分は、後で追加してもいいわけですから。

『物事の成功は、段取り8割。=計画がしっかり出来ていれば80%成功したも同然』と、よく言われます。

これをすることには、次の理由及びメリットがあります。

メリット(理由)①:必要な時間や作業が客観視できる

・引っ越しの準備作業を始める前(プロジェクト立ち上げ初期段階)に、今あなたが考えている(想定出来ている)タスクを書き出し、明確化する。TO DO(やること)リストを作成する。

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例えば、引っ越しをするには、まず新居を探さなければいけません。

でも、新居を探さなければいけないという「目的(ゴール)」は頭で分かっていますが、

具体的なこと(手法や必要な要素)、どうやって探すのか、いつまでに何をする必要があるのか、契約には何が必要か、保証人や収入証明が必要だったら、家族や会社にも相談する必要があるな、等々。

具体的にはどうしたらよいかは、良く分からないことも多いものです。

これらを必要に応じて調べたりしながら、

目標を達成するための具体策(手法や必要な要素)にまで細分化し、「単純な実務作業として何が必要か」=各作業内容と作業項目数、想定される作業時間を割り出す作業をする。

これをすることで、

最終的に、トータルの時間数(全体工数)=すなわち引っ越しの準備から完了までにどれぐらいの時間が掛かり、あなた一人で終わるのか、家族や友人の手を借りる必要があるのか、それとも引越業者のサポートを借りる必要があるのか、初期段階で判断することが可能になるのです。

作業をやる前から、人手(工数)が足りていないのが分かったら、そんな引っ越し準備は、最初から破綻しています。⇒徹夜覚悟、無理強いすることが目に見えています。

これが作業を始める前に、スケジュール作成を行う一番大きなメリットです。

メリット(理由)②:作業の効率化に役立つ

中にはあなたが想定できていなかった事柄や、後から必要性が判明することもあるかもしれません。

また、スケジュールを眺めているうちに、この物事に関連して”あれ”も併せてやっておいた方がいいだろうとか、新たに気づいたり、作業順を入れ替えることで効率化が図れることも出てきます。

それらを常に見直し、

1日の終わりに10分でもいいので、常にアップデートしていくことで、作業漏れを無くし、明日以降やるべき作業の優先順なども明確にすることができます。

メリット(理由)③:各作業の最終期日が意識できる

前のタスク(前工程)が終わらないと次の作業や手続き(後工程)に移れないなど、作業間での時系列・関連性が明確にできる。

それぞれの時点で必要な作業が明確になり、各作業ごとのデッドライン(期限日時)がハッキリする。

メリット(理由)④:ムリ・ムダを無くせる

進捗確認をすることで、作業内容、設定時間に無理がないか、逐次確認・修正することが出来る。

作業内容、作業時間(工数)を把握することで、早い段階での引っ越し業者への作業外注化等を依頼することも可能になります。

早めに助けを頼む、引っ越し日程を変更するなど、融通をつけやすくなる⇒無理をしなくて済む。

メリット(理由)⑤:成果の見える化に役立つ。モチベーションアップ

別の記事でも紹介していますが、引っ越し準備作業のモチベーションをあげるためにも、

プロジェクトが進行するに伴い、完了した物事が「目に見えて」塗りつぶされていくのは、成果を実感するためにも大事なことです。

引っ越しにまつわり、やらなければならない作業・事務手続き等は、想像以上に多いものです。

それをあなたの頭の中だけで、漏れなく管理しようとするには無理があります。プロジェクト表を作ることはこれも「見える化」のひとつです。

スケジュール/タスク管理ソフト

そして、スケジュール/タスク(プロジェクト)管理は、紙に手書きしてやってもいいのですが、変更修正・追加が容易なPC(スマホ)向けソフトを使うのが最適です。

有料の「Microsoft Project」などもありますが、

引っ越しの場合でも、フリー(無料)ソフト「brabio!(ブラビオ)」が使い方も簡単なので私が責任をもってオススメします。

一例ですが、以下の画面は、私が今回「引っ越しサイト」立ち上げの為に作成したものです。

どうです。見やすいでしょう。

サイト立ち上げの場合だと、

「サイトのネタ準備」、「サーバー会社の調査・契約」、「サーバーの初期設定」、「実際のネタ書き込み作業」などの

単純な実務作業にまで落とし込み、必要なタスクとおおよその工数を設定し、

何をいつまでに終わらせる必要があるか、どのぐらいの時間が掛かりそうか/掛かっているかを管理します。

こんなにきれいで一目で分かりやすいのが、「brabio!(ブラビオ)」を使うとパパッと作れてしまいます。

『あなたの引っ越し』でも、このようにスケジュールとタスク管理をして効率化&モチベーションアップを図ってみてください。

次回は、

についてお伝えします。

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