引っ越し見積もりと当日運搬を忘れがちな自転車について

引っ越し荷物
Engin_Akyurt / Pixabay
この記事は約13分で読めます。

本サイトにはプロモーションが含まれています

引っ越し業者に、引っ越しの見積もりに来てもらい、さあ見積もり価格が出ました。

しかし、何か引っ越し荷物で忘れている物ありませんか?

室内をよく見回してみて下さい。

そう、それは室内にはありません。外の駐輪場などに置いてある自転車です。

見積もりの時に、つい忘れがちな物が実は自転車なんです。

ということで、今回は「引っ越し見積もりと当日運搬を忘れがちな自転車について」と題してお送りします。

自転車を引っ越しする前の確認事項

引っ越し業者に、引っ越しの見積もりを取る段階ということは、新居はもう決まっていますね。

しかし、自転車を引っ越しするかどうかの前に、新居で自転車を置く場所が確保できているかをまず確認して下さい。

一戸建てであれば全く問題ありませんが、賃貸マンションやアパートでは、大抵駐輪場の場所が決まっています。

物件の契約時に不動産屋などに言って、駐輪許可のステッカーなどを貼っておかないと、居住者以外の無断駐輪とみなされ、最悪撤去されてしまう場合もあります。

私が前に住んでいた都市部のマンションでは、自転車の駐輪代として、毎月500円が徴収されていました。また、そこでは、自動車の駐車場のように、1台1台分のスペースが白線できちんと区切られているような物件でした。

自転車の駐輪については、各物件によってルールは様々で大きく異なります。

できれば物件契約時に「自転車の駐輪について」確認するのが一番です。

もし、契約時に確認し忘れてしまっているのなら、今からでも遅くないので、不動産屋に必ず確認しておきましょう。

引っ越し荷物と一緒に持っていた挙句、自転車を「置いてはいけません」とならない為にも、必ず連絡することが必要です。

引っ越し見積もり時に、自転車を入れ忘れるとどうなるのか?

photo credit: wuestenigel Don’t forget written on a thought bubble via photopin (license)

引越し見積もり時に、もし自転車を忘れてしまっても、バイクや自動車のようにオプションの別料金で運んでもらう必要はありません。

トラックのスペースが『空いていれば』、普通の引っ越し荷物と一緒に運んでもらえます。

但し、ここでのポイントは『空いていれば』という点です。

自転車は、横に倒して積み重ねるわけにもいかず、立てた状態で運ぶとなると、結構なスペースを占領してしまう、意外と厄介な引っ越し荷物です。

特に、単身引っ越しなどで、荷物を積めるスペースが限られている場合や、

家族向け引っ越しで、子供の自転車も含め何台もあるような場合は、

あらかじめ「自転車がある」ことを伝えておかないと、

当日にいきなり、「あ、自転車あるの忘れてました、積めますか?」というのは厳しくなってしまいます。

ですから、

引っ越しの見積もりを取る際には、「必ず」「忘れず」、自転車があることを伝えて下さい。

引っ越しの料金というのは、

基本的には、必要な人件費と、引越しの荷物量から算出される「トラックのサイズ(2tなのか2tロングなのか、4tなのか)」により、基本料金が決まります。

自転車の有る無しで、トラックのサイズが変わらなければ、基本料金は変わらないと思っておいて下さい。

もし、自転車の有る無しで、トラックのサイズが変わるとなった場合は、ちょっと考えたほうが良いかもしれません。

次の項では、自転車だけ別に輸送した場合に、いくらぐらい掛かるのかについてお伝えします。

自転車だけ別に輸送した場合の料金

photo credit: hireahelper Schwinn Bicycle Next to a Moving Box via photopin (license)

自転車だけ運ぶ場合は、主に『運送系』の会社で運んでもらうことが出来ます。

・ヤマトホームコンビニエンス

・佐川急便

・西濃運輸

などの会社で取り扱っています。

以降で自転車だけ運搬する際の、各社の料金を表示します。

ヤマトホームコンビニエンス

ヤマトホームコンビニエンスでは、「大型家具家電の輸送(らくらく家財宅急便)」サービスの中に、自転車の輸送が入っています。

料金区分としては、自転車22インチの物はDランク(3辺合計300㎝まで)、22インチの物はEランク(3辺合計350㎝まで)に該当します。

簡単に料金検索が出来るので、料金を試算してみましょう。

東京都から神奈川県に運んでもらう場合、

Dランクでは、10,746円(税込)、Eランクでは16,254円(税込)

ちなみに、この料金は、同じ東京都内→東京都内でも料金は一緒です。

つまり、距離が近くても結構高額な料金が掛かることが分かると思います。

逆に、遠距離の東京都から大阪府に運んでもらう場合は、

Dランクでは、12,150円(税込)、Eランクでは19,170円(税込)

長距離の東京都から福岡県まで運んでもらっても、

Dランクでは、16,578円(税込)、Eランクでは25,758円(税込)

にしかなりません。

このことから、距離による値段というよりも、大型の荷物であるがゆえの取扱料(ハンドリングフィー)が高く掛かると考えた方がいいでしょう。

長距離の場合は、お得に運べることになるので、このサービスを利用する場合は、長距離の方が向いています。
なお、
電動アシスト自転車の場合は、バッテリーを取り外した状態でないと受け付けてもらえないので、注意して下さい。

最新の料金やサービス詳細については:ヤマトホームコンビニエンス「らくらく料金検索」

佐川急便

佐川急便でも、同様のサービスとして「大型家具・家電設置輸送サービス」を取り扱っていますが、

こちらのサービスは「法人専用」のため、個人客が依頼することはできません。

情報の古いサイトでは、個人客でも申し込めるようなことが書かれていますが、2019年1月現在では、受け付けていません。ご注意ください。

参考:SGホールディングス「大型家具・家電設置輸送サービス」

西濃運輸「カンガルー自転車イベント便/輸送便」

西濃運輸では、「カンガルー自転車イベント便/輸送便」という自転車専用のプランを設けています。

ただしこのサービスが利用できるのは、スポーツ自転車で、輸送条件が

「前輪もしくは両輪を外して、3辺の合計サイズが280㎝未満、かつ重量30㎏以内に梱包されたもの」

となっています。

また、輸送にはしっかりとした「外側からの衝撃に耐えうる素材の専用ケース」である必要があり、薄手の輪行バッグでは輸送を受け付けてもらえないのでご注意ください。

なお、そのような輸送に適したバッグを持っていない場合は、西濃運輸で「輪行箱」のレンタルもしくは購入が可能です。

自転車の輸送料金については、WEBサイトに料金一覧表が載っているため、簡単に料金が分かります。

東京都から神奈川県(関東→関東)に運んでもらう場合、4,850円

遠距離の東京都から大阪府(関東→近畿)に運んでもらう場合、6,150円

長距離の東京都から福岡県まで運んでもらっても、8,560円

です。

しかし、

このサービス対象外の自転車として、例)シティサイクル(ママチャリ)/電動自転車などとハッキリと書かれています。

シティサイクル(ママチャリ)/電動自転車などの場合は、カンガルー特急便を利用する必要があります。それについては次項で解説します。

西濃運輸「カンガルー特急便」

1個口で20㎏を超える商品や、2個以上の商品を輸送出来るサービスです。

また特に、取扱品目として自転車が記載されているわけではないのではっきりしたことは分かりませんが、「カンガルー自転車イベント便/輸送便」のページで、

シティサイクルなどの輸送は、西濃運輸のカンガルー特急便でお受けします。最寄りの営業所までお問い合わせください。

とあるので、運んでもらえるはずです。但し、料金についてはWEBからでは確認できないので、営業所に問い合わせて確認して下さい。

サービス詳細については、カンガルー特急便でご確認ください。

自転車を運んでもらう時の注意点と保護方法

photo credit: TheBetterDay rooapp Tempered Glass Full Cover Screen Protector via photopin (license)

引っ越し業者を利用して、引っ越し荷物と一緒に自転車を運んでもらう場合は、自転車の保護は、基本的に何もしてくれません。

他の引っ越し荷物が全て積み終わった後に、最後に荷台の空いているスペースに乗せ、毛布などを掛けて多少の傷つき防止をしてくれる程度です。

もし、輸送中の傷や損傷を気にするような場合は、自分で輸送用の保護をしておく方がいいでしょう。

ここでは、一番メジャーなシティサイクルを例に取り、自分で保護対策をする方法について紹介します。

自分で自転車の輸送保護をする方法

かご付きのお買い物自転車、シティサイクル=通称「ママチャリ」では、

万が一、輸送中に倒れたりして破損や変形してしまう部分は、かごの部分と、前輪や後輪の泥除けの部分が曲がってしまうことです。

かごの中と、前輪や後輪と泥除けの間には、クシャクシャにした新聞紙などを詰め込んで、多少ぶつかったぐらいでは変形しない(動かない)ようにしておくといいでしょう。

その他では、倒れたときに、地面との接点になる箇所、ハンドル両端、サドル、ペダル部分でしょう。

サドルは、伸ばして高くして乗っている場合は、出ている棒の長さが長いほど倒れた時に折れやすくなっているので、必ず最短まで縮めた状態にしておくことです。

他の部分は、緩衝材を巻き、保護しておけば、倒れた時でも大きく損傷することは防ぐことが出来ます。

これでも不足だと思う場合は、いっそのことダンボールで全面囲って箱の中に収めたように「手作り輪行箱」を作ってしまうといいでしょう。

ここまでして大事に運んでもらいたい場合は、必ず引っ越し業者のスタッフに一言「大事に運んでくださいね。」と伝えておきましょう。

引っ越しを機に、自転車の処分や譲渡、売却も考える

photo credit: verchmarco Fahrräder bei einer Fahrradstation in Venlo via photopin (license)

引っ越し業者を利用し、引っ越し荷物の一部として運んでもらうなら、追加の料金などは掛からない場合がほとんどですが、

先に紹介したように、宅配便などを利用し別便で送ると、同じ県内でも結構高い料金がかかることは分かってもらえたかと思います。

だったら、その自転車の使用年数や愛着度合いから、持っていくのか、置いていくのか判断する必要があります。

自転車の処分方法については、次のいくつかの方法があります。

その1.各自治体の粗大ゴミに出す

あまり持っていく価値が無いほど、サビサビになっていたり、壊れかけているなら、粗大ゴミとして、出してしまう方法が一番簡単です。

自転車を粗大ゴミとして出す方法は、多少自治体によって異なりますが、

各自治体のホームページなどで回収料金と回収方法を確認しておくと、決まった日に回収しに来てくれます。

概ねどこの自治体でも300~500円程で、粗大ゴミ回収券(ゴミ収集シール)を郵便局やコンビニで購入し自転車に貼り付けておくと、持って行ってくれる場合が多いようです。

神奈川県横浜市の場合は、自転車の処理手数料は500円です。

参考:横浜市資源循環局ー粗大ごみ処理手数料表

もしくは、ワンボックスカーや軽トラックを持っている場合は、自分で各自治体の清掃センターや処分場に持ち込むと、もっと安く処分できます。

その2.不用品回収業者に出す

よく街中を、軽トラックなどで巡回し、「要らなくなったものを無料で引き取ります。」と言っている廃品回収業者などがいますが、

無料と言いつつ、高額な料金を請求されたり、巧妙に断れなくする手口などが多く発生しています。

自治体のやっている粗大ゴミ回収サービスでは、1台数百円で廃棄出来るので、わざわざこのような業者を使う必要はありません。

その3.リサイクルショップで買い取ってもらう

ボロボロでなく、ある程度普通に乗れる状態の自転車ならば、リサイクルショップで買い取ってもらえます。

但し、リサイクルショップでも大型の品物(キャンプ道具やスノーボードなど)を取り扱っているような店舗でないと、自転車は場所を取る為、受け付けていない場合もあるので、店舗に事前に確認してから持っていくといいでしょう。

その4.近所の自転車屋さんに引き取ってもらう

最近では、街の自転車屋さんで自転車を買う人も少なってきているようです。それこそイオンでも売っていますし。

その為、自転車をそこで購入した場合は引き取ってもらえるけれども、

他の場合は受け付けてもらえないことや、『有料で』他の自転車屋で買ったものを引き取ってくれる場合など、

対応は店によって様々なので、事前に電話して確認してから持っていくようにすることをおすすめします。

廃棄ではなく、譲渡する場合や売却する場合の注意点

photo credit: barnimages.com Locked bicycle via photopin (license)

他人に譲渡や売却する場合は、そのままでは自転車の防犯登録の名義があなた自身になっているので、防犯登録を抹消してから、譲渡や売却するようにします。

防犯登録の抹消手続きは、交番や警察署で行える場合もありますが、

お住いの都道府県によっては、手続きが出来ない場合もあるので、警察に事前に電話し確認しておくと確実です。これは他の自転車屋でも同様です。

原則的には、あなたが防犯登録をした自転車購入店であれば、全ての手続きは可能です。

防犯登録の抹消手続きの際には、自転車購入時の保証書と共に付いてきた「自転車防犯登録カード」があると手続きがスムーズです。

「自転車防犯登録カード」には所有者の氏名、住所、電話番号、そして防犯登録番号、自転車の車体番号が登録されていて、

データベースには新規登録から10年間(各都道府県により多少異なり、埼玉県では8年)登録データが保管されています。

そして、

登録抹消する自転車現品を持っていき、身分証明書で自分の物ということが確認できると、手続きが出来ます。

「自転車防犯登録カード」が無い場合でも、防犯登録情報と、自転車、あなたの個人情報、3つが一致すれば、手続きは可能です。

すなわち、

防犯登録システムは、盗難自転車を他人が勝手に登録を抹消し、新たに自分名義に登録し直すことを防いでいます。

その為、逆にあなたが他人から譲り受ける(又は売却してもらった)場合に、元の持ち主が「自転車防犯登録カード」を紛失している場合は、元の持ち主に「譲渡証明書」を書いてもらって下さい。

そうしないと、自転車を貰ってもあなたが新たに防犯登録することが出来なくなってしまいます。

なお、登録抹消手数料は、ほとんどの場合、無料です。

手続き詳細は、各都道府県の自転車防犯協会などで確認して下さい。

参考:一般社団法人埼玉県自転車防犯協会

引っ越し後の自転車の防犯登録手続き

前項で書いたように、所有者が変わる場合は、先に登録抹消手続きが終わっていないと、新たに防犯登録をすることはできません。十分注意して下さい。

引っ越し先に自転車を持っていった場合と、引っ越し先で自転車を新たに買い直した場合は、必ず防犯登録をするようにします。

防犯登録は、引っ越し先近所の自転車屋(自転車販売店)で、購入するしない(新車、中古)に関わらず、手続きをしてもらえます。

身分証明書と、手数料(500~600円:自治体により異なる)が必要になります。

最後に

自転車を引っ越しする場合に、必要な手続きや確認事項分かって頂けましたか?

自転車を引っ越しする場合は、別便で輸送するのではなく、トラックサイズを大きくしてもらった方が、概ね安くなる場合が多いと思います。

だって、自転車だけ1台運ぶのに別便を手配して1~2万円払うってどう考えても高いし、面倒だと思いませんか?

後は、ちょっと面倒ですが、防犯登録の変更(住所変更)は必ずやっておきましょう。

昔、夜中12時ごろに、勤めていた会社の自転車を乗って帰って、帰り道で警察官に30分程職質された経験を持つ、サイト管理人がお送りしました。

会社名義の自転車でも、本人のものでないと結構説明が面倒になるので、

自転車の所有者と防犯登録の関係、皆さんも十分気を付けて下さい。

次回は、

と題してお送りします。

こちらの記事もあわせてどうぞ。

error: Content is protected !!