引っ越し業者 選び方で失敗しないコツ。チェックするポイントはこれ!

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誰しもが、失敗せずに、いい引っ越し業者を選びたいと思うものです。

しかし、引っ越しはあなたの人生の中で何度もあるというものではないので、引っ越し業者について良く知らないことも多いでしょう。

そんなことで、今回は「引っ越し業者の失敗しない選び方のコツ。チェックするポイントはこれ!」と題して、良い引っ越し業者、悪い引っ越し業者を見極めるコツを教えます。

いくつかのポイントに注意して、引っ越し業者を吟味するだけで、ダメな引っ越し業者を選ぶことは無くなるはずです。

今回紹介するポイントをよく覚えて、頭の中に入れておくようにして下さい。

引っ越し業者 選び方で失敗しないコツ。(チェックするポイント)

引っ越し業者 選び方のコツ1:電話とメールによる対応の仕方、レスポンスの速さ

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今では、一括見積もりサービスも当たり前になり、同じ内容で複数の業者にいっぺんに見積もりが取れるようになりました。

このような状況なので、まさに各社一線に並んだところから「よ~いスタート!」となるわけです。

このような時、まず見るべきは、メールの文面。

定型文で、顧客の名前だけ入れ替えたような文章も多いかもしれませんが、そんな文章でも、人柄や社風が出るような一言が書いてあるか無いか。また、当たり前ですが、顧客の名前を間違えるようでは、早々に脱落です。

また、価格もさることながら、各社が提案してくる引っ越しプラン。

特に、自分の方から、備考として要望や条件を付けた場合に、それに対して的確な答えを返してきているか、機械的にプランを選んでいないかどうかです。

こちらからの要望などに的確な答えを返さず、詳細は訪問見積もりの時にという会社は、すでに怪しいと思っておいていいでしょう。

この時点で、こちらの要望や希望を組みとったプランを提案してくれないということは、訪問見積もり時も、自分達引っ越し会社にとって都合のいいプランを押し付けてくる可能性があります。

このような会社とは、この時点でさよならしましょう。

引っ越し業者 選び方のコツ2:仮見積もりの内容

仮見積もりの内容を各社比較してみましょう。

値段だけではなく、細かいところで梱包資材は含まれているのか、作業員は何名なのか、トラックは何トン車で、引っ越し荷物量に対して余裕があるのか無いのかなど。

何トン車だと「どのぐらいの荷物量」が載せられるのか、あなた自身でもある程度理解しておいた方が良いでしょう。

当然、荷物量で決まるトラックサイズによって値段は変わりますので。

引っ越し業者 選び方のコツ3:訪問見積もりでの営業マンの対応

まず見るべきポイントは、指定した時間にきちんと来ているか。

これは社会人としては当たり前ですね。もし時間に遅れるようならば、事前に連絡をよこすのがマナーというものです。

このような当たり前のことが出来ているか。出来ていなければ勿論バツでしょう。

こんな会社で引っ越しを頼んだら、引っ越し当日も遅れて当たり前、挙句連絡も寄こさず待ちぼうけを食らう羽目になります。

次に、本題の見積もりの話に入った時に、他社の欠点ばかり並べて、自分の会社はこういう点ですごいんです。と言ってくる営業マンがいますが、自分の会社のサービスに自信があるのなら何も他社の悪口を言う必要は無い訳です。

他の人(の会社)を落として、自分(達の会社)を持ち上げる、こんなやり方する会社どうですか?

もしこれが、あなたの友人関係の話だとしたら。やな奴と思うでしょう。

引っ越し業者 選び方のコツ4:見積もり内容及び引っ越しプランの内容

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こちらが要望した内容がきちんと見積書や備考の所に書き込まれているか確認して下さい。調子のいいことを言って何でも大丈夫のように言う営業マンもいますが、口ではそう言っていても、書かれていないことが実行されることはありません。

一方、出来ることは出来る、出来ないことは出来ないとはっきり伝えてくる営業マンは、信頼がおけます。

ポイントとなる事項については、必ず契約として盛り込まれているかどうか、あなた自身で確認するようにして下さい。

見積もり時にしっかりと確認しておかないと、後で引っ越し当日、言った言わないの押し問答が続くことになってしまいます。

引っ越しプランの内容については、サービスが過剰なプランを選んでいないか、また、付随するサービス例えばダンボール無料やハンガーボックスを用意してくれるかなど、細かい部分でも比較して下さい。

また、特記事項が無いかなども確認して下さい。

引っ越し業者 選び方のコツ5:事故時の保証の有無

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引っ越しは人間が運ぶからこそ、万が一の事態も起こらないとは限りません。

たまに中小の会社で、うちの会社はそんなへまをするような素人ではありませんというような、精神論をかざす会社がありますが、

そのような会社は保険に入っていない場合も多いのです。

保険に入るには、ある程度のお金が掛かるのはもちろんの事、事故率が高い会社では当然保険料も高くなるので、増々保険に加入しずらくなってしまうのです。

そういった意味で、きちんと保険に入っている会社というのは、適正な価格で保険に入れるだけのリスクの少なさ=裏を返すと引っ越し技術が高く、事故率が低いということが言えるのです。

万が一のことも考え、保険に入っていない会社を選ぶ必要はありません。損するのはあなた自身なんですから。

また、保証金額上限は、引っ越し業者各社によって異なるので、自分の荷物量と照らし合わせながら、適切な補償が受けられるか確認しておきましょう。

大手引っ越し業者では、引っ越しの際の荷物の破損等に対し、1000万円までの保険に加入している場合が多いです。但し単身パック等では200万円までとか、様々です。

もし、補償を厚くしたい場合は、追加料金を払うことで、任意の損害賠償保険に加入することも可能です。自身でよく検討しましょう。

引っ越し業者 選び方。こんな引っ越し業者には気を付けろ!

大手であれば、一定の水準は満たしているのでまず問題ないですが、中小、零細の引っ越し業者の中には、変な業者や、詐欺まがいの業者、違法業者も少なからず存在します。

ここでは、それらの業者の特徴や、見極めるコツを紹介します。

①標準引越運送約款(やっかん)業界標準ルールに従っていない。
②見積もりの際、詳細説明や保証のことについての説明を省こうとする。
③契約を迫ろうと、無理やりダンボールを置いていこうとする。
④予約金や手付金など金を先に要求してくる。
⑤運送業の許可を得ていない白ナンバーの業者
⑥ホームページや固定電話の連絡先が掲載されていない業者

以降で、順番にその理由について説明していきます。

①標準引越運送約款(やっかん)に準拠していない。

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「標準引越運送約款(やっかん)」とは、引越業者を監督している国土交通省から出されている一種のルールのようなもので、

引っ越しの契約やキャンセル、運送時に運搬できないものや、破損等があった場合の補償などについての「約束事のひな形(ルールのスタンダード)」が書かれています。

大手引っ越し業者であれば、この「標準引越運送約款(やっかん)」に準拠しているので、このルールの範囲内で引っ越しを行なうので、大手であればどこの引っ越し業者を選んでも、そうおかしいことをすることはありません。

しかし、中小、零細の引っ越し業者の中には、この「標準引越運送約款(やっかん)」によらず、その会社独自の「約款(やっかん)=ルール」を定めている場合もあります。

例えばで言うと、

「標準引越運送約款(やっかん)」では、引っ越しのキャンセルは3日前までなら無料というルールになっているところ、

その会社独自の「約款(やっかん)=ルール」では、違ったルールになっている場合もあり、悪質な会社では、契約したらキャンセルできないとか、キャンセルの連絡は1週間前まで等と書かれている可能性もあるので、十分注意してください。

「標準引越運送約款(やっかん)」はあくまで「標準(スタンダード)」であり、各社が絶対守りなさいという強制力のあるものではないので、それを守らない(準拠しない)からといって違法という訳でもありません。

但し、中小の引っ越し会社もほとんどのところは、「標準引越運送約款(やっかん)」を適用しているので、念のため確認するといった程度で十分です。

この時、確認すべきポイントは次の点。

①引っ越しのキャンセルは何日前までなら無料か?
②荷物の破損が出た時の補償金額
特約事項や追加料金などに関する記載がされていないか
見積書の中でこれらをよく確認しないで、引っ越しの見積金額が安い(激安)からと言う理由だけで飛びつくと、後で大きなトラブルになることもあるので注意して下さい。

契約書にサインする前に、必ず確認しましょう。

②見積もりの際、詳細説明や保証のことについての説明を省こうとする。

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引っ越しプランを選ぶ上での注意点、

例えば「混載便」を利用する場合は、荷物の新居到着日時があらかじめ指定できないことや、キャンセルは3日前までなら問題ないですとか、もし荷物に破損が起きた場合の補償について等、契約する上での重要事項について明確な説明がない場合は、気を付けた方がいいです。

繁忙期の非常に忙しい時期だと、中には説明を省く営業マンがいるかもしれません。但し、この契約時の必要事項説明は、省いていいというものではありません。

相手から説明が無いようであれば、こちらから重要な点について確認できるぐらいの準備はしておきましょう。

向こうにとっても、こちらがある一定レベルの「引越運送約款」に関する知識を持っているのが分かれば、さすがにだますのは難しいと考えるでしょう。

「引越運送約款」についてはこちらの記事で。

③契約を迫ろうと、無理やりダンボールを置いていこうとする。

これは大手引っ越し業者の営業マンの中にもいるのですが、

その場ですぐ契約を取りたいからと、見積もりの話が終わっても、無理やり持ってきたダンボールをそのままおいて帰ろうとする人もいます。

これにより、無言のプレッシャーをお客さんに掛け、契約を迫るのです。

押しに弱いお客さんから契約本数をたくさん上げているのでしょう。

しかし、その業者の後にも、他に何社か相見積もりを取る予定があるのであれば、毅然とした態度で、現段階ではまだ要らないとはっきりと言いましょう。

そして、今日か明日には必ず回答する旨伝えて、サッと帰ってもらいましょう。

このようなことから、

相見積もりのコツは、出来るだけ同じ日に、1時間ずつ時間をずらすなどして、順番に何社にも来てもらうようにすると、もう次の業者が来るのでと言って、しつこい業者の話を強制終了させることができます。また、その方があなたにとっても効率がいいはずです。

④予約金や手付金を要求してくる。

繁忙期などで込み合う時期は、なかなか予約が取れないことも多いです。

ここにつけ込んでくる、悪質な業者の中には、正式な契約が決まる前に、引っ越し代金の一部として、予約金や手付金を支払えば、「何とか予約できますよ。」と言ってくる業者もいます。

しかし、正式な契約が決まる前の「予約金や手付金」は、違法行為となっています。

「予約金や手付金」を要求してくる業者は、間違いなく違法業者です。

このような業者では、そもそも違法行為を承知で引っ越し契約を行うわけですから、引っ越しのキャンセルやトラブル発生時も、まともに対応してくれるとは思えません。

また、このような業者では、先に見分けるポイントで紹介した約款(やっかん)の内容もとんでもないことになっていることでしょう。

絶対に契約してはいけない業者です。

⑤運送業の許可を得ていない白ナンバーの業者

当たり前のことですが、あなたがお願いしようと思っている引っ越し業者が「引っ越し業者としての事業許可」を取っているか確認しましょう。

事業許可を取得していれば、見積書などに「許可番号」が記載されているはずです。

また、運送業の資格を持ってる会社では、運送を行う軽貨物自動車は「黒地に黄色文字」もしくは普通車以上のトラックが「緑地に白文字」となっています。

普通乗用車と同じ、「白地に緑文字」は営業許可を受けていない証拠です。

このような業者は違法行為である場合がほとんどなので、違法を承知でやっているということは=約款や保証についても当然無視していると考えられるでしょう。

但し、大手引っ越し業者でも、繁忙期の3/15~4/15の期間はレンタカーを追加して業務を行うことが、特例措置として認められています。これは国交省に事前申請して行う必要があります。

よって、「白地に緑文字」でも、レンタカーを示す「わ」ナンバーで、かつ運転席の窓などに「許可証」が掲示されていれば、心配する必要はありません。

なお、通年で行うことはもちろん禁止されていますので、そのような業者は間違いなく違法です。

⑥ホームページや固定電話の連絡先が掲載されていない業者

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多少経費が掛かるとは言え、自社の引っ越しサービスに対する案内がホームページでされていない業者や、連絡先が、固定電話ではなく携帯電話の番号になっているような業者は要注意です。

いつ、連絡が取れなくなり、行方をくらますか分かりません。引っ越し後に家具などに損傷や傷が発見された場合でも、「標準引越運送約款(やっかん)」に準拠している引っ越し業者では、3か月以内であれば、保険で対応してくれることになっています。

しかし、このような連絡先が不安定な会社では、引っ越し後のクレームを受け付けてくれないばかりか、計画倒産して名前だけ変えて、新たに別の会社として、再び営業することもあるのです。

中には、家族経営規模ぐらいの小さな会社では、現実問題として、無駄なリソースをそこに割きたくない為に、やむなくそうしている会社もあるかもしれません。

このような会社を利用する場合は、インターネットの口コミなどを良く調べ、信用できる業者であることを確認したうえで、利用するようにして下さい。

最後に

以上、今回ご紹介したポイントを押さえて、引っ越し業者選びを行えば、変な引っ越し業者に引っ掛かることもないでしょう。

是非良い引っ越し業者を探し当て、安心して引っ越し作業を任せられるようにして下さい。

引越し業者をどこにしたらいいか判断が付かないという方は、引越しの一括見積もりサービスで引越し業者各社の口コミ情報をよく読んで決めると良いと思います。

特に、日本で最大の利用者数累計4000万人以上を誇る「引越し侍」には、膨大な口コミ情報が掲載されているので、口コミを調べるだけも利用する価値アリです。

必ずしも大手だけが正解という訳でも有りません。

 

についてです。

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