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11月に引っ越しを予定されている方がこちらのページをご覧になっていますね。
さて、今まで5月~10月まで順に各月ごとの引っ越しの特徴や傾向を紹介してきました。
結構、月によって、どんな人が引っ越しするのか、何で引っ越しするのか等が様々で、それに伴って、引っ越し料金も大幅に上下することが分かって頂けたと思います。
今回は、「11月の引っ越し、料金相場が安いからこそ引越業者選びは要注意」と題して、11月の引っ越しについて、タイトルの気になる料金相場を中心に、気を付けるポイントなども紹介していこうと思います。
11月の引っ越しの特徴と注意点など
11月の引っ越しはズバリ「閑散期」
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10月までは、半期の人事異動による転勤需要、そして結婚式のシーズンとも重なり、通常期にも関わらず引っ越し業界は比較的忙しいことをお伝えしました。
11月も結婚式シーズンは続いてはいますが、それも気温の高い11月前半ぐらいまで。
11月も中旬から後半になると、20℃を切るようになり、日によっては15℃を切る日もチラホラ出てきます。
すると、外では肌寒く感じるようになる為、特にテラスを使ったりする屋外での結婚式には向かない時期になってしまいます。(東京など関東圏の場合)
但し、11月の祝日は、11月3日(文化の日)、11月23日(勤労感謝の日)の2回あります。
11月は1年で一番「結婚式」を挙げるカップルは多い。但し、引っ越し需要は少ない。

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11月の気温は4月並みという事もあり、少々肌寒く感じることもありますが、何よりも庭が綺麗な式場などでは、紅葉と和装の組み合わせなど、フォトジェニックな写真が取れる事からも、人気となっています。
また、せっかくの結婚式、雨だったらかなりがっかりですよね。外のお庭にも出られなくなってしまいます。
ですから、
結婚するカップルは出来るだけこの日なら「晴れる」という日を選びたがります。
すると昔から言われる晴れの「特異日」が存在していますが、全国的に11月3日(文化の日)は、25年間の統計の内、雨だったのはたったの3回だけ。
他は全て全国的に晴れています。
このようなことから、11月3日(文化の日)を選ぶカップルも多い訳です。
また、11月22日は語呂合わせで「いい(11)夫婦(22)の日」となっていることなどからも、11月の結婚式は人気があります。
さて、せっかくの結婚式の日取りを決めるのに、お天気や気温が気になる人は、「goo天気」を使ってみるといいでしょう。
過去30年間の天気、降水量、雲の割合などから、その地域ごとの特定の日の天気の出現率を調べられるようになっています。
参考:天気出現率-goo天気
11月の引っ越し移動者数は、約30万人程度ですが、それと比べ、繁忙期では、3月に90万人、4月に70万人もの人が移動しています。
最盛期の3月と比べると、11月は3分の1程度まで少ないのが分かるかと思います。
参考:アップル引越センター「月別人口移動数とアップル引越し件数の推移」
11月引っ越しに向けた賃貸物件市場は?
11月引っ越しの場合、物件探しを始めるのが2か月前だとすると、9月初めからとなります。
9月は前回に話をしたように、10月1日付けで転勤の辞令が下りる会社が多く、転勤族によって、家族向け物件を中心に単身者向け物件も含め、賃貸物件市場が非常に動きやすい時期となっています。
しかし、その後10月前半から中旬を過ぎると、これらで動いていた賃貸物件市場も落ち着いてきます。さらにこれ以降の11月、12月、1月は寒い季節ということもあり、引っ越しする人は増々少なくなります。
この10月前半までの転勤者の異動時期に、入居者が獲得できなかった大家さんは焦るわけです。10月、11月で入居者が決まらないと、このままでは来年の3月ごろまで入居者が決まらず、家賃収入が入ってこないかもと。
このようなことから、
11月の引っ越しに向けた賃貸物件選びで最も良いパターンは、10月中旬から下旬頃に物件を探すと、まだ入居者が決まっていない大家さんと、家賃や礼金の値引き交渉がしやすく、かつ11月中旬から下旬は引っ越し料金も安く抑えられるので、特におすすめです。
物件探しについてはこちらの記事も参考に。
11月の引っ越し料金相場は?
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11月は、年間を通してみた場合、引越し料金は全般的に安く、ほぼ『底値』です。
参考までに、引っ越し大手「サカイ引越センター」の料金相場を見てみると、以下のようになっています。
引用:引越し侍「サカイ引越センターでの単身・家族別の見積もり料金相場と口コミ・評判」
「どうせ極端に値段が変わらないのなら、どこの引越業者でもいいや。」となりがちですが、実はそうではないのです。
「大手引越業者なら、安心だから。」
「見積もり取るの面倒だし、1社で決めってしまってもいいでしょ。」
「どの日でも大差無いでしょ。」
ある程度の規模の引越業者であれば、仕事もコンスタントに入っているし、値引きしなくてもいいやと高値を提示してくる場合もあるでしょう。
一方、仕事が無くて暇だから、赤字覚悟でも仕事を取らなきゃと、かなり安い値段を提示してくれる業者もあるでしょう。
なお、2023年11月の引越しを安くするために注意すべきポイントは、
①晴れの特異日11月3日(金)文化の日を避ける。
②結婚需要があるので、大安や友引を避ける。11月4日(土)、11月12日(金)(ともに大安)は避ける。
これらに注意して、可能ならば平日引っ越しを選ぶようにするといいでしょう。
一括見積もりサービスを利用すると、各社の比較で【いつ・どの業者】が安いのかすぐ分かるので簡単・便利です。
11月の『閑散期の引越し』で失敗しない為には、必ず引越し一括見積もりサービスを利用して下さい。
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11月引っ越しの手続き注意点

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11月になり年末が近づいてくると、会社員が気になるのが、年末調整でいくらぐらい税金が還付・追納になるのか(12月の給料日にその額が調整される)という事です。
還付金が数万円あると臨時収入として結構うれしいものです。
その年末調整の書類は、11月初旬ごろには会社で配布され、11月下旬が会社への提出期限となっている場合がほとんどです。
さて、年末調整の書類には住所を書く欄があるのですが、11月に引っ越しする場合は、どうしたらいいでしょうか?
ここで住民税の支払いについておさらいです。
住民税とは、毎年1月1日~12月31日までの一年間の所得に対して課税されるものです。
そして、その所得に対して実際課税されるのは翌年の6月からとなっていて、「後払い方式」となっているのが特徴です。
例を挙げると、2018年1月1日~12月31日の一年間の所得に対する課税は、
翌年2019年6月に課税開始されることになっています。
このような仕組みになっていることから、
年俸制を採用しているプロ野球選手などが、
2018年は年俸が良かった=所得が多かったのに、翌年2019年は年俸が大幅ダウンすると、収入が少なくなっているのに、2018年の多かった所得に対して課税されるため多くの税金を払わなければならず、とても苦労するなんて話を聞いたことがあるかと思います。
すなわち、会社員が年末調整で提出する書類、保険料控除や配偶者控除申告書などは、その年の所得額を最終的に確定する為に、保険料控除額などを差し引いて計算するために用いられるものなのです。
ここで最終的に計算された(最終調整済みの)給与所得額を、会社が税務署に報告し、来年度6月課税開始分の住民税を自治体が計算する流れとなっています。
なお、プロ野球選手など自営業者は、原則毎年3月15日までに確定申告し、6月から課税開始となっています。
そして、住民税の支払い基準となるのは、「課税開始年度の、1月1日現在に居住登録をしている市区町村」となっています。
まだ会社に、引っ越しに伴う住所変更手続きを提出していない(年末調整の書類を出す段階では実際には引っ越していない)場合は、会社の総務担当などに一言引っ越しする旨伝えておくと混乱しなくていいかもしれません。
最後に(まとめ)
11月の引っ越し事情は、いかがだったでしょうか?
11月は閑散期の為、一年でもかなり安い料金で引っ越しが出来る時期です。しかし本文中でもお伝えしたように、
必ず、複数の引っ越し業者から見積もりを取り、安く引っ越しできるようにしないと絶対に損します。
最近では、
・使い方によっては、最大50%前後安く引越しする事が可能です。
・特に引越し侍なら、引越し希望日周辺の料金傾向が、飛行機のチケット予約のように一目で確認でき、料金が【安い日を狙い撃ちできる】のですごく便利です。
あなたの引越しを是非とも安くしちゃって下さい。
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引越し時期に衣替えが重なる方はこちらも併せてどうぞ。
年間通しての引越し料金相場については、こちらの記事をご覧下さい。
・『10月秋晴れでの引っ越しは?料金や注意点など利用する上でのコツを紹介』
・『12月の引っ越し、いつするといいのか?引っ越しの特徴と料金相場』