12月の引っ越し、いつするといいのか?引っ越しの特徴と料金相場

引っ越しの時期(月別)
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さて、1年も残りは1か月と押し迫り、「師走(しわす)」となる12月。

なにかとバタバタする12月の引っ越しとは、どのような特徴があるのでしょうか?

今回は、「12月の引っ越し、いつするといいのか?引っ越しの特徴と料金相場」と題して、12月の引っ越しの特徴及び注意点、そして引っ越し料金相場についてお伝えします。

12月の引っ越しの特徴

年末年始の長期休暇がある為、引っ越し需要は多い

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12月も11月から引き続き「閑散期」となっています。但し、世間でも多くの方が12月28日頃から年末年始にかけて、長期休暇が取りやすいことから、この時期に引っ越ししたいという人もいます。

また、中には、新しい年(元日)を新居(新築)で新たな気持ちで迎えたいという日本人らしい考えの方もいます。そのような場合は、12月中に引っ越しを終わらせてしまい、お正月はゆっくりと過ごしたいと考えるのが当然です。

さらに、一戸建て住宅などを購入した場合は、12月の年内に入居をした方が税金面でお得になります。

参考:書庫のある家@税金と節約講座「固定資産税と住宅ローン控除は12月入居と1月入居どっちが得?」

以上の理由などから、12月20日前後の週末から12月下旬は、引っ越し需要が増えます。

1月の引っ越しは縁起が悪いとされている

昔から「正五九(しょうごく)」と呼ばれる、正月(一月)、五月、九月の月に引っ越しをするのは、縁起が悪いとされています。

この理由には、昔の農耕稲作文化と関係があり、このそれぞれの月は、お正月、田植えの時期、稲刈りの時期と合致しています。

そして、これらの月は、人の手を煩わすことになるから、引っ越しをするのはタブーとされてきました。実際は別に縁起とは関係ありません。

21世紀の現代では、そこまで気にする必要はありませんが、地方の田舎ではまだ根強く残っているところもあり、1月の引っ越しを避ける傾向があることから、

12月の駆け込み引っ越しとなるわけです。

地方によっては積雪や路面の凍結など道路状況に注意

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12月ともなると、寒さが本格的となり、地域によっては、積雪や路面の凍結する場所も出てくるでしょう。

そんな中、豪雪地帯で知られる青森県や富山県、雪国の新潟県や福島県、山形県などの地域の引越業者のドライバーは、昔から雪や路面凍結にも慣れていて、最初から引越業者のトラックもそれに合わせたスタッドレスタイヤ装着などの対策がされているので問題ありません。

ところが、東京や大阪などのほとんど雪が降らない地域の引越業者は、雪や凍結路面には慣れていません。

その為、引っ越し業者のトラックのみならず、一般ドライバーも対策が万全でない地域では、ひとたび積雪や路面凍結が起こると、それこそあちこちで事故が発生し大渋滞、高速道路もすぐに通行止めとなってしまいます。

こうなると、もう引っ越しどころではありません。

雪や寒さに慣れていない地域での、冬の引っ越しでは、事故渋滞による遅延、最悪、道路通行止めによる、引っ越し日程の大幅な遅れなどにも注意しなければなりません。これは12月から3月頃まで続く、日本の冬の引越しでの基本的注意事項です。

引っ越し日前後は暖房機器(エアコン)が使えない

12月の引っ越しは、11月に比べ気温もグッと下がり、東北など寒い地域を中心に、日中でも最高気温が1ケタ台という事もしばしばあります。

引っ越しではエアコンの脱着が付いて回るので、引っ越し前日、及び引っ越し当日、そして引っ越しの翌日まで、エアコンが使えないという状況が発生します。

寒い時期にエアコンが使えなくても困らないように、温風ファン(扇風機プラス温風機能)や使い捨てカイロを用意しておくとか、服装にもヒートテックなどの温感素材のシャツを着るなど、寒さ対策はしっかりしておくことが必要です。

また同様に、石油ストーブが家にある場合でも、引っ越し運搬前には、燃料タンク内部の灯油を空にしておかないと危険物となり運搬してもらえなくなってしまうので、前の晩から当日(新居到着まで)は使用することが出来ません。

石油ストーブ(石油ファンヒーター)の引っ越し前準備については、別記事『石油ストーブの引っ越し準備はどうするの?梱包方法や余った灯油の処分法も紹介』で解説しています。

これらの点には、十分注意しておく必要があります。

引っ越し荷物に間違って、防寒着を収納してしまわないこと

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12月前半の引っ越しとなると、早い場合は11月のまだそこまで寒くない時期に、荷物の梱包が始まるかもしれません。

この時、季節的には、11月では使っていないからと、12月用の厚手の防寒着を先に梱包してしまう場合があります。先に梱包して、ダンボールの山の下の方になって取り出せないなんてことにならないように注意しましょう。

引っ越しをする季節「12月の気候を想定した荷造り」を心掛けるといいでしょう。

年末年始の引っ越し注意点

帰省ラッシュによる渋滞に注意

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飲食などのサービス業を中心に、年末年始もほとんど営業しているお店もありますが、世間一般で言う会社のほとんどが、冬休み&年末年始の休暇に入ります。

そして、この休暇を利用し、年末年始は、田舎に帰って両親とお正月を過ごそうという人も多く、世間は飛行機、鉄道、高速道路など各地で帰省ラッシュとなります。

その為、引っ越しを予定しても、特に中距離から長距離(300㎞~500㎞以上)の引っ越しでは、帰省ラッシュの渋滞に巻き込まれ、引っ越しが予定通りに進まないことも想定されます。

以下リンク先の、道路公団などが発表している、年末の渋滞予測なども参考に、引っ越しの計画を立てることが大切です。

参考:

公益財団法人日本道路交通情報センター「道路交通情報-渋滞予測」

ドラとら(ドライブトラフィック)-全国版

上記のサイトでは、現在では約2か月先の渋滞予測まで確認することが出来ます。

ドラぷら交通混雑期の渋滞予報(東日本のみ)

ドラぷらでは、毎年11月末頃に年末年始の渋滞予測情報が公開されます。

引っ越し業者の年末年始休みに注意

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引っ越し業者の中には、年末年始も営業している会社もありますが、そのような会社でも多くの従業員は休みを取得するため、営業しているとしても、引っ越し請け負い出来る件数に限りが出てきてしまいます。

その為、年末年始の予約可能枠は早く埋まることもあるので、年末年始に引っ越しを計画している方は、早めの予約取得が欠かせません。

ゴールデンウィークや夏休み同様、年末年始も長期休暇が取れるので、この時期に引っ越ししたいと考える方も多くなります。

その他の引っ越し付随サービス業者や役所の年末年始休みに注意

年末に引っ越しを請け負ってくれる引越業者を獲得できたとしても、その他の引っ越し関連サービスが受けられなくては仕方がありません。

例えば、エアコンの脱着サービス、ピアノや金庫などの特殊品、また車やバイクの輸送会社が休みの場合、引っ越しするにしてもかなりの制約を受けてしまいます。

併せて、役所関係もお休み(例年12月29日から正月3が日を含む6日間)となってしまう為、引っ越しに伴う住所変更手続きが滞ってしまいます。

その為、

本当に年末が差し迫った12月29日、30日、31日などは、どこの会社も、役所も年末年始の休みを取るので、おすすめしません。

12月の引っ越し料金は?相場変動の傾向と対策

これまで説明した通り、12月は中旬を過ぎると、年内に引っ越しを済ませてしまいたいという需要が多くなり、引越業者は忙しくなってきます。

また、年末年始は長期休暇が取れる為、引っ越しに時間が掛かる長距離引越しの料金が高くなる傾向になります。

12月の引っ越しで料金を安く済ませたいと思うなら、12月20日前後の週末前(12月上旬)に引っ越しを済ませることがポイントです。

この時期なら、まだ学校も冬休みに入っていませんし、会社は、冬休みが比較的早い外資系企業(外資系企業では欧米人のためのクリスマス休暇が重視されるので、これと合わせて日本人も12月23日頃より早めに休みに入る)などでも、まだ冬期休暇(年末年始休暇)に入っていません。

結論、12月20日前後の週末前までに引っ越しするのが、おすすめです。

最後に

12月の引っ越し事情は、いかがだったでしょうか?

12月は閑散期ですが、中旬以降後半に掛けて、年末年始の長期休暇と冬休みの為、引っ越しする人も増えます。そのため、その時期はグッと引っ越し料金相場も上昇します。

この時期、安く引っ越しするためにも、複数の引っ越し業者から見積もりを取ることは必須です。引越し侍なら、90日前から引越しの予約が可能です。

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12月は、まだ寒さに慣れていない為ちょっと大変ですが、気持ちよく新年が迎えられるように、用意をしっかりとして引っ越しに臨みましょう。

についてです。

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