2月の引っ越しには、どのような特徴があるのでしょうか?
今回は、「引っ越し料金高騰前の2月、引っ越しの特徴と引っ越し費用相場」と題して、2月の引っ越しの特徴及び注意点、そして引っ越し費用相場についてお伝えします。
2月引っ越しの特徴と注意点
2月は月の日数が少ない

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2月は他の月に比べて、1か月の日数が少なく、通常で28日間、うるう年でも29日間しかありません。
すると、31日まである月と比べと、通常で3日も少なく、あっという間に過ぎてしまいます。3日も少ないという事は、31分の3=約10%も1か月が短いという認識を持つようにして下さい。
引っ越し準備など進める上でも、この点に注意して作業をしないと、あれ?もう月末となってしまいます。
2月は引っ越し費用相場の変動が大きい月

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2月は、1か月の中での引っ越し費用相場の変動が大きい月として知られています。
これが、2月中旬以降は徐々に料金も上がりだし、2月下旬(繁忙期スタート)ともなると、2月上旬の料金に比べ、2割から3割増しとなってしまうのです。
2週間、引っ越しの時期が違うだけで、10~15%も割高となっていくのが2月の特徴です。
各引っ越し業者の料金表で、どの日なら安く引っ越し出来るかよく確認しないと、高い値段で引っ越しする羽目になり兼ねません。
しかし、日をしっかりと選べば、平日を中心に30%OFFで引っ越し出来る日もあるのが2月です。
最近では、一括見積もりサービスを利用したほうが、各社の比較で【いつ・どの業者】が安いのかすぐ分かるので簡単です。
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1月から2月は全国的に一年で最も寒い時期

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1月下旬から2月中旬ごろは全国的に一年で最も寒い時期となり、関東や東海などの比較的雪とは縁遠い地域でも、積雪や路面の凍結する場所が増えます。
そのため、これら雪国でない地域では、低温環境への対処がしっかりとなされていない車が多く、対策不十分な一般ドライバーを中心に、毎年あちこちで事故や通行止めなどを引き起こしています。
さらに、雪国では、吹雪いたりして車の身動きが取れなくなり、何十時間もその場で足止めを食らう事態も発生しています。
特に長距離引越しにおいては、十分余裕を持った日程で臨むことが大事です。
また、事前に引っ越し当日の悪天候が予想されるのであれば、キャンセルや日程延期することも考えた方がいいかも知れません。
ほとんど、どこの引っ越し会社でも、引っ越し予定日の3日前までであれば、キャンセル料無料で、日程の変更もしくはキャンセルが可能です。
分かりやすく図解すると、
このようになります。
「標準引越運送約款(やっかん)」の中でも「解約手数料又は延期手数料等」として記載されている事項です。
引っ越し日前後は暖房機器(エアコン)が使えない

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2月の引っ越しは、一年で一番寒い時期なので結構大変かもしれません。
例年2月は、寒気の影響で日が出ていても風が冷たく、特に雪が降るような天気だと、関東や東海でも日中の気温が0℃近くまで下がることも珍しくありません。
外の気温がこんな2月の引っ越し。引っ越し準備の際には、特に広い家では全室暖房を掛けるわけにもいかず、物置部屋などでは寒い中での作業となることも多いでしょう。
手足が、かじかまない様に、厚手の靴下を履いたり毛糸の手袋をしたり、使い捨てカイロを忍ばせたり、暖かい飲み物で暖を取りながら、体調を崩さないように体に気を付けて作業を行うようにして下さい。
風邪やインフルエンザに掛かりやすいのも、この寒い時期ですから。
さらには、この時期つらいのが
冬季の引っ越しでは、これらの点に十分注意しておく必要があります。
石油ストーブの引越し準備について、詳細はこちらの記事でご確認ください。
2月引っ越しに向けた賃貸物件市場は?
2月上旬から下旬に掛けて(2月中に)引っ越しする場合、物件探しを始めるのが2か月前だとすると、早い人で前年の12月初め頃から探し始めて、遅い人で1月末ぐらいまでに契約締結となります。
この間の賃貸物件市場について見てみましょう。

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12月~1月は、学生、単身者向けの物件が増える
2月も後半になると、一般入試を受けず早く進学先が決まった学生を中心に、もう引っ越しが始まります。
2月以降これから迎える3月、4月の繁忙期に向け、学生や単身者向けの物件を賃貸物件市場に増やし、進学や就職で引っ越しする彼らの需要を取り込む必要が出てきます。
その為、不動産業界では、繁忙期に向けた賃貸物件市場の「仕込み」を12月から1月の内にしておくようになります。
また、一般的に、大学の一般入試が行われるのは2月上旬から中旬に掛けてで、合格発表がでるのは早くて2月中、国公立などは3月初旬以降となっているため、一般入試の大半の学生は、まだ物件探しにも着手出来ていない時期です。
そのようなことからも、12月から1月の物件探しであれば、学生や単身者向けの物件は選り取り見取りで、たくさんの物件の中から選ぶことができるでしょう。
賃貸物件市場の繁忙期2月から3月に備えて、新築物件が出揃う
前回もお伝えしましたが、2月下旬から3月、4月の繁忙期は次から次へと、物件の契約が決まっていくほど、不動産業者にとっては超大忙しの時期となります。
その為、この繁忙期の時期に間に合うように、新築の賃貸物件は、前年11月から12月中までには完成し、繁忙期の需要を逃さないように準備します。
結果、12月から1月の時期に物件選びをするのであれば、新築物件も多く出揃っている頃なので、中古物件と合わせ選択肢は多くなります。
物件探しについてはこちらの記事も参考に。
2月の引っ越し費用は?相場変動の傾向と対策
photo credit: Japanexperterna.se Japanese Yen Bills via photopin (license)
2024年の2月は、2月11日(日)が建国記念の日となっていて、その代わりに翌2月12日(月)が振替休日で休みというカレンダーになっています。
その為、2月10日(土)からの3連休となる方も多く、多少の混雑及び引越費用が高くなる可能性があります。
また、2019年5月1日に、以前の皇太子(徳仁:なるひと)さまが天皇に即位されたことから、従来の天皇誕生日12月23日は廃止され、2020年から2月23日が天皇誕生日に変更されています。
その為2024年2月は、2月23日(金)(天皇誕生日)、2月24日(土)、2月25日(日)も三連休となります。
これまで説明した通り、2月下旬(最終週の週末)からは4月に掛けての本格的な引っ越しシーズン(繁忙期)に突入するため、急激に引っ越し料金が高騰し始めます。
2月の引っ越しで費用を安く済ませたいと思うなら、2月中旬(第3週目の週末前)までに引っ越しを済ませることがポイントです。
また、安い費用で引っ越しがしたいなら、一括見積もりサービス(相見積もり)を使うのはもはや当たり前です。
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最後に(まとめ)
2月の引っ越し事情は、いかがだったでしょうか?
また、2月は全国的に一年で最も寒さが厳しい時期なので、防寒対策及びトラックの輸送遅延によるトラブル対応を事前に想定しておく必要があります。
引っ越しするには、何かと大変な月ですが、賃貸物件市場及び引っ越し市場も繁忙期前で、良い条件での新居への引っ越しが可能です。
また、引っ越し難民回避にも非常に有効です。
引っ越しする日取りが決まったら、後は引越業者の予約です。
最近では、
・使い方によっては、最大50%前後安く引越しする事が可能です。
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あなたの引越しを是非とも安くしちゃって下さい。
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年間通しての引越し料金相場については、こちらの記事をご覧下さい。
・『引っ越し料金相場が底値の1月、引越業者選びと引っ越しの注意点』
・『3月は引越業者が一番混雑する時期、この時期の特徴と引っ越し費用相場』
についてです。