一人暮らしの家賃はいくら?家賃相場と収入別の目安額&家賃の節約方法

費用と見積り
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さて、前回は一人暮らしをする上での食費について考えてみました。

前回の記事はこちらからどうぞ。

一人暮らしの食費、いくら使っていますか?妥当な額と、節約方法

今回は、収入のうちのかなりの割合を占め、家計を左右すると言っても過言ではないほど重要な、住む部屋の「家賃」について、

収入に応じた適切な家賃の目安と、極力家賃を抑えるために出来るコツ。

そして、こんな物件を選ぶと大変だという注意点などについてお伝えしようと思います。

  1. 家賃の目安は収入の3分の1以内と言われるが、本当か?
    1. 家賃以外の生活費がいくら掛かっているかを考えた上で、家賃を決定する方法
      1. 家賃以外の毎月の支出額はいくらぐらい?総務省統計局の家計調査データ
      2. 新卒社員の手取り月収はいくらぐらいなのか?
      3. 月収別に入居可能な家賃額
    2. 手取り月収と家賃に割り当てるパーセント別、家賃目安額早見表
    3. 賃貸物件を借りるときの入居審査基準
    4. 生活スタイルでも住居に求めるものは違うはず
  2. 家賃の値段とは?と、一人暮らし用物件都市別家賃相場
    1. 家賃の値段は何で決まる?
      1. 建物の基本構造の違い
        1. 軽量鉄骨造と重量鉄骨造の違い
        2. RC造とSRC造の違い
      2. 駅から近いか(便利さ)
      3. 新築もしくは築年数が浅いか(建物の新しさ)
      4. 部屋の広さ、間取り
      5. 物件の設備充実度
      6. それ以外の要素
    2. 東京都内駅別家賃相場
    3. 全国主要都市別家賃相場
      1. 日本で一番家賃が高い、東京都内の場合
      2. 首都圏周辺部の神奈川県、埼玉県や千葉県
      3. 大阪府や京都府
      4. 九州の福岡や北海道札幌など地方都市
  3. 物件の家賃だけで住む場所を決めてはいけない!
    1. 学生が多い場合
    2. 1階で日当たりの悪い物件も注意
    3. 線路沿い、道路沿いは避けた方がいい。
    4. ロフト付きの物件は要注意
    5. 最上階の物件は要注意
    6. ベランダや出窓のある物件は日当たりが良すぎて注意
    7. 相場よりあまりにも安い物件には何か問題がある
  4. 家賃を安く抑えるコツ
    1. 学生の多い街を選ぶ
    2. 特急や快速が止まる便利な駅は高い
    3. あえて不便な路線を選ぶ
    4. 「駅近(えきちか)」、「築浅(ちくあさ)」物件を諦める
    5. 学生寮や社員寮が有る場合、活用しない手はない
    6. 最近では、安く住めるシェアハウスが人気
    7. 中にはこんな節約家も
    8. 最近ではチャット不動産サービスが便利
  5. 最後に

家賃の目安は収入の3分の1以内と言われるが、本当か?

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家賃は、よく「収入の3分の1以内」に収めると良いと言われます。

しかし、これはあくまで一般論で、月収15万円の人と20万円の人、30万円の人を同列に扱っていいものでしょうか?

本記事内では、計算を単純化する為、月収と言う場合は以降全て「手取り額」で話を進めていきます。
なお、「額面」とは税金や社会保険料が引かれる前の額。「手取り額」は差し引き後に、自分の手元に来て『実際にあなたが使える金額』のことを指します。

月収30万円の人は、7万円の家賃のところに住めば収入の約4分の1に抑えることが出来ますが、月収20万円の人は、家賃7万円のところでほぼ収入の3分の1になってしまいます。

この二人が、どちらも独身だとすると、同じ家賃7万円の家での生活で、生活の質に差が出るでしょうか?

差が出るとすれば、家賃以外の残ったお金を「何に使えるか」だけが違ってきます。

家賃以外の生活費がいくら掛かっているかを考えた上で、家賃を決定する方法

家賃以外の毎月の支出額はいくらぐらい?総務省統計局の家計調査データ

総務省統計局の家計調査データによると、各支出項目毎に出ている金額(平均値)は発表されていて、それによると、

単身世帯の勤労者の場合、消費支出の内

食費44,391円、水道光熱費10,263円、通信費(携帯電話料金等)7,896円、教養娯楽費19,564円、散髪や美容などの身の回りの雑費13,466円、交際費12,067円となっています。

これらを足すと、

項目支出額
食費44,391円
水道光熱費10,263円
通信費(携帯電話料金やネット利用料)7,896円
教養娯楽費19,564円
散髪や美容など雑費13,466円
交際費12,067円
合計額107,647円
平均では、『約11万円』がこれら生活費用として出ています。
食費や教養娯楽費(趣味やレジャーに掛けるお金)は節約可能ですが、他の費用はそんなに極端には減らすことはできないはずです。

新卒などで初めて一人暮らしする場合は、実際に掛かる生活費が想定しずらいので難しいかもしれませんが、

出来れば自分の生活費のシミュレーションをして、あなたの場合の家賃以外の消費支出額を仮定してみるといいかもしれません。

新卒社員の手取り月収はいくらぐらいなのか?

2019年春入社では、

初任給がそれぞれ、大卒212,304円、短大卒182184円、高校卒170,505円

となっています。

また、社会保険料や住民税などが引かれた後の、手取り月収15万円には、額面で18~19万円ぐらいの人が該当しますので、

新卒の新入社員が概ね、手取り月収15万円に該当すると言えるでしょう。

但しこのデータは、東証一部上場企業2090社のうち回答の得られた241社分の集計結果となっています。

参考:一般財団法人労務行政研究所「2019年度 新入社員の初任給調査」

月収別に入居可能な家賃額

また、毎月の貯蓄額は、月収額の10~15%という方が一般的には多いので、ここでは10%で設定し、月収毎に可能な家賃額(上限額)を計算すると、

手取り月収13万円15万円18万円20万円25万円30万円
参考手取り年収額

(年間ボーナスを月収の2か月分で計算)

(180万円)
(210万円)(250万円)
(280万円)(350万円)(420万円)
家賃以外の生活費

(月収で変動しないと仮定)

11万円11万円11万円11万円11万円11万円
毎月の貯蓄額(収入の10%)1.3万円
1.5万円1.8万円2.0万円2.5万円3.0万円
家賃目安(上限額) 0.7万円2.5万円5.2万円7.0万円11.5万円16.0万円

札幌や福岡などの地方都市でも便利な中心部では、部屋の間取り1Kでも4万円が相場なので、家賃2.5万円の物件を探すのは難しいです。

その場合は、

生活費の中から食費や教養娯楽費を削って(最大でも4~6万円)、その分を家賃に上乗せするしかないでしょう。

食費を抑える方法については、別記事「一人暮らしの食費、いくら使っていますか?妥当な額と、節約方法」をご覧ください。

家賃以外で掛かる毎月の生活費は、品質の高い食材を買ったり、高級な化粧品を使うなどしなければ、月収によって極端に変わるものではありません。

逆の言い方をすると、収入が高くなると、お金に余裕が出来るので良い物が欲しくなるのかもしれません。

手取り月収と家賃に割り当てるパーセント別、家賃目安額早見表

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手取り月収13万円15万円18万円20万円25万円30万円
家賃目安額(手取りの50%)6.5万円7.5万円9.0万円10.0万円12.5万円15.0万円
家賃目安額(手取りの45%)5.85万円6.75万円8.1万円9.0万円11.25万円13.5万円
家賃目安額(手取りの40%)5.2万円6.0万円7.2万円8.0万円10.0万円12.0万円
家賃目安額(手取りの33%)4.29万円4.95万円5.94万円6.6万円8.25万円9.9万円
家賃目安額(手取りの30%)3.9万円4.5万円5.4万円6.0万円7.5万円9.0万円
家賃目安額(手取りの25%)3.25万円3.75万円4.5万円5.0万円6.25万円7.5万円
家賃目安額(手取りの20%)2.6万円3.0万円3.6万円4.0万円5.0万円6.0万円

それぞれ、給料の何%まで家賃に充てるかで、目安となる家賃額が分かってもらえたと思います。

これを見ると、

通常、家賃は「収入の3分の1以内」と言っているのが、手取りではなく、額面で話をしているとしか考えられません。だって、新卒者の給料(手取り15万円)では、都内で家賃5万円ではほとんど探せませんからね。
実際あなたが支払える額は額面額からではなく、『手取り額』からなので、これからは手取り額の何%にするかで考えるようにして下さい。

ちなみに手取りの月収が13万円という場合は、額面で約15万円になります。大手企業ではなく、中小企業に高卒採用や女子社員の場合はこれぐらいになるかもしれません。

手取りの月収が20万円という場合は、額面で約25万円になります。

また、手取りの月収が30万円という場合は額面では約39万円となり、12か月分の年収では468万円にも達します。

これにはボーナスの額を含まないので、政府統計によるボーナス額(年収の15%)を足すと、トータルの年収では約550万円(額面年収額)にもなるレベルです。

特に、一人暮らしの中心世代である20代では、ここまで多くの収入を貰っている人はほとんどいないと思うので、参考程度に考えて下さい。

賃貸物件を借りるときの入居審査基準

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賃貸物件を借りるときに、避けて通れないのが入居審査です。この入居審査を受けるときに収入証明書(源泉徴収票や給与明細)などが必要となりますが、

入居審査の基準は、一般的に『家賃の36倍以上の年収』があることとなっています。

これは言い換えると、家賃は月収の3分の1以内という事と同じことです。

但し、入居審査書類に記入するのは月収ではなく、ボーナス額を含んだ年収なので、家賃が月収の3分の1を超えていても、審査に通ることはあります。

大家さんや不動産会社としても家賃支払い能力が危なそうな人には貸したくないでしょうから当然です。

生活スタイルでも住居に求めるものは違うはず

仕事が毎日非常に忙しく残業が続くような会社に勤めている場合、寝に帰るだけのような家に高い家賃を払う価値が果たして有るでしょうか?

このような場合は、極端な話、キッチン(食事を作らない)や浴槽(シャワーのみで十分)すらも不要で、寝るだけの広さがあれば良いという事も言えます。

自分が何の条件を優先して、何の条件は妥協出来るのか、良く考えた上で、住む場所や間取り、条件を決めるようにしましょう。

家賃の値段とは?と、一人暮らし用物件都市別家賃相場

家賃の値段は何で決まる?

建物の基本構造の違い

木造は、説明するまでも無く柱などの基本構造物が「木」で作られているものです。

軽量鉄骨造と重量鉄骨造の違い

軽量鉄骨造は、厚さ『6㎜未満』の鋼材を使用し、主に一戸建てや2階建てのアパートを建てるときに用います。構造上3階建て以上の建物を作るには向いていません。

また、工場で規格品を作って現場で組み立てるプレハブ工法が可能なので、建築費用が抑えられるため、結果家賃が安く設定できます。

デメリットは、以降で解説する「RC造などに比べると」遮音性に劣る為、隣や上下の部屋の声や足音などが聞こえやすいという点です。

重量鉄骨造は、厚さ『6㎜以上』の鋼材を使用し、主に大型マンションや高層ビルを建てるときに用います。以降で解説するSRC造は、重量鉄骨造に分類されます。

RC造とSRC造の違い

RC(Reinforced-Concrete)=鉄筋コンクリート造⇒細い鉄筋とコンクリートで柱などが出来ている。

体の構造に例えると、筋肉と皮膚だけで出来ていて中心に「骨が無い」様な感じです。

建物全体としてみると、強度を確保するために柱が多く必要となる為、間取りの設計に制限が出ます。

SRC(Steel Reinforced-Concrete)=鉄骨鉄筋コンクリート造⇒中心に太いH鋼などの鉄骨が入っていて、その周りを鉄筋とコンクリートで覆っている。

体の構造に例えると、筋肉と皮膚だけではなく、真ん中にしっかりとした骨が入って出来ている様な感じです。

建物全体としてみると、力を受ける柱1本1本の強度がしっかりとしている為、あまり多くの柱を必要としない=柱の間隔を広く取ることが出来るので、間取りの設計や開口部に一面の大きなガラス窓が設置可能などの設計自由度が高くなります。

以下のイラスト、左がRC造、右がSRC造です。

画像引用:ホームメイト「SRCとRCの違いって?」

建築費用の安い順で、

木造<軽量鉄骨造<RC造<SRC造

となるので、家賃も概ねこの順になります。

駅から近いか(便利さ)

駅から徒歩5分、徒歩10分、駅からバスで10分など、駅へのアクセスのし易さや、周辺にスーパーや商店街、学校があるかなど、

周辺環境の便利さでも、家賃は変わります。

新築もしくは築年数が浅いか(建物の新しさ)

同程度の品質・間取り・構造の物件で見た場合、当然一番値段が高いのは、建てたばっかりでまだ入居者が入っていない新築の状態です。

基本的には新築の状態が物件価値の最大値なので、建ててからの年数が経てば経つほど、物件の価値が下がるので、併せて家賃も下げざるを得ません。

但し、超人気エリアであったり、途中でリフォームをしている場合などは別です。

部屋の広さ、間取り

部屋の広さや部屋数、部屋の間取りなどによっても変わります。

当然部屋数が多いほど、面積が広いほど、家賃は高くなります。

しかし、2人以上の家族向けがメインの間取りの話となりますが、同じ広さの面積でも、昔は2DKなどが流行りましたが、現在では1LDKが主流になっていることなど、部屋の使い勝手も影響してきます。

同じ面積の場合でも、都内の相場では2DKが約10万円、1LDKでは12万円と、約2万円の差が出てしまいます。

物件の設備充実度

物件の設備によって、ランクが分かれるのも当然です。

風呂とトイレがユニットバスで一緒なのか別々なのか、浴槽すらなくシャワーのみなのか。

エレベータ設置の有無によっても、2階以上の物件では日常の上り下りに影響が出るでしょう。

セキュリティーも、ドアの鍵がシンプルなものでなく、ディンプルタイプやカードキータイプなのかなど。

また、防犯カメラはもちろんの事、エントランスがオートロックなのかや管理人や警備員が常駐しているのかなど。

それこそ上げたらきりがないほど、設備の充実度にはかなりの開きがあります。

それ以外の要素

・物件が建物の何階なのか、1階は防犯の問題もあり安くなる傾向。そして高層階になるほど家賃は高くなる。

・周辺の環境(周辺に工場が有ったり、墓地がある場合は安くなる)

などがあります。

東京都内駅別家賃相場

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大学のキャンパスや会社の本社が多い事で知られる東京都。進学や就職で上京する場合も多いでしょう。

東京都内で、家賃相場が安い駅を探したいのならば、

SUUMOジャーナル賃貸ランキングが非常に参考になるでしょう。

「XX駅まで電車で30分以内」家賃相場が安い駅ランキングなど(記事数全67本)が実用的で使えると思います。

全国主要都市別家賃相場

住む場所によっても、家賃相場には差が出てきます。

日本で一番家賃が高い、東京都内の場合

東京都内でも中心部に近い豊島区や新宿区、品川区などでは、1Kでも8万円~となっていますが、

東京都心から多少離れて、足立区や葛飾区(上野まで電車で30分)、板橋区(新宿まで電車で30分)、大田区(銀座まで電車で30分)、府中市や町田市(新宿まで電車で30分)など、ドアtoドア(自宅から会社や学校まで)で1時間圏内になると、

1Kで6~7万円ぐらいでも見つけることが可能になってきます。

特に東京都は家賃が異常に高いので、新入社員などで給料が安い時期の「初めての家探し」の家賃設定には、十分注意して下さい。

東京6万円以下専門の部屋探し【部屋まる。】

首都圏周辺部の神奈川県、埼玉県や千葉県

東京周辺部の神奈川県、埼玉県、千葉県の主要駅では、同じ1Kでも7万円台まで下がります。

その他乗り換えが多かったり、都心に出るまで時間が掛かるような場所ではさらに家賃は下がってきます。

大阪府や京都府

大阪府や京都府では、1Kは高くても6万円台で探すことが出来ます。

九州の福岡や北海道札幌など地方都市

九州の福岡や北海道札幌などでは1Kは4万円台と、東京で住む場合の約半額まで相場は下がります。

これほどまでに、住む場所や地域で差が出るのが家賃です。

物件の家賃だけで住む場所を決めてはいけない!

学生が多い場合

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学生の場合、時間の自由がきくことや、午前中の講義が無い場合もあることから、週末に限らず夜遅くまで自宅で飲み会をやっていたり、音楽を掛けて騒がしくしていることも多いです。

普通に働いている会社員の人が、これをされたらうるさくてたまったものではありません。

学生に限らずですが、出来るだけ生活リズムや生活レベルの同じような人(単身者は単身者)が多いような物件に住むのが望ましいです。

一人暮らしの人が、小さい子供のいる家族などと一緒の建物に住むと、意外と足音などがうるさく感じるかもしれません。

私の場合、昔、下の階に「魚河岸」に朝3時起きで魚を仕入れに行く仕事をしている方が住んでいて、こちらは普通に生活していましたが、その方はいつも夜9時ごろには寝る生活をしていた為に、一度苦情を頂き、それ以降気を付けるようになりました。

同じ住人の中にも、色々な立場、生活スタイルの人がいるってことを覚えておきましょう。

1階で日当たりの悪い物件も注意

1階は防犯上良くないという話は当然ですが、隣の建物が迫っていて日当たりが悪い場合もあります。

日当たりが悪いと、湿気でジメジメとしカビが生えやすく、健康上良くないです。内見時に注意しましょう。

以前、部屋探しの時に「新築で設備も整っていて」そして相場より5000円程家賃が安くて飛びつきそうになりましたが、内覧してあまりのジメジメ感(昼間なのになんか暗い雰囲気)で契約するのは止めました。

気分が下がる、暗くなる物件は精神衛生上も良くないので避けた方が無難でしょう。

線路沿い、道路沿いは避けた方がいい。

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特に線路沿いは電車の通過する音や振動で、結構揺れたり音も気になるものです。

終電が終わってからでないと寝られないとか、目覚まし代わりに始発列車の音で目が覚めるようでは自分のペースで寝ることすらできません。

また、主要街道沿いは、夜中も車やバイクの騒音に悩まされることになり兼ねないので、出来るだけ通りを一本入った場所にするなど工夫が必要です。

睡眠に関わる部分は、直接ストレスの元となるので、慎重に選んでください。

しかし一方で、街道沿い、線路沿いの物件では窓ガラスが2重になっていたりしっかりと対策されている場合もあるので、そのような場合は、逆に狙い目かもしれません。

ロフト付きの物件は要注意

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ロフト付きの物件。一見おしゃれな感じがして憧れる人がいるかもしれませんが、実態はそんなおしゃれではありません。

まず、天井が高いという事から、暖かい空気は上に移動するという性質と相まって、夏場は暑くて寝にくく、冬場は下の生活スペースが温まりにくいという欠点があります。

また、ロフトはいちいち階段やハシゴを上り下りして移動する必要があり、意外と面倒です。一人暮らし用の狭い部屋にロフトが付属している場合は、ほとんどがハシゴ形式の為、寝起きで寝ぼけている時は危険ですらあります。

但し、ロフト部分は専有面積に含まないという決まりの為、一つの部屋の空間を『立体的』に使うことで、物件の専有面積の数字よりも広く使えるというメリットはあります。

最上階の物件は要注意

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高級マンションなどは対策されているので別かもしれませんが、

私が、昔独身の頃、東京23区内の古いマンションで、5階建ての最上階の1Kの部屋を借りてしまったことが有りました。

ちなみに、家賃は1Kで85,000円(会社から家賃補助3万円が出ていたので、自己負担は5.5万円)、エレベーター無しです。

借りるときは、まさかこんなことになるとは知らず、駅近で便利だからいいやと思って借りてしまいましたが、

夏場は、屋上(屋根)が太陽にギラギラ熱く熱せられることから、その熱が下の階の私の部屋まで下りてきて(構造物を通して部屋の天井や壁から熱が伝わってくる感じ)、

日が落ちてからも非常に暑くて窓を開けて風を通したぐらいじゃ、ちっとも室内の温度が下がりません。

日中は働きに出ているし、部屋も1Kと狭いので通常であればエアコン代はそんなにかからないはずなのに、エアコンが古かったこともあり夏場は電気代が1万円を超えていた覚えがあります。

極め付けは、その部屋で室内のエアコンが故障した時。

あまりにも暑くて、寝る前に5回ぐらい冷水シャワーを浴びないと、とても寝れる状況ではなかった(なかなか寝付けず、3時間ぐらい掛かった)ことを今でも鮮明に覚えています。

建物自体が温まるとすさまじいことになるのだと、この時痛感しました。

物件を探すのは、ほとんどが春の3月か4月頃になる為、夏の物件の状況を想像することは難しいかもしれませんが、

私の実体験から、最上階の物件は避けた方が良いと、断言します。

ベランダや出窓のある物件は日当たりが良すぎて注意

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日当たりが悪いのは問題外ですが、ベランダや出窓が有って日当たりが良すぎるのも考えものです。

あまりにも日当たりが良いと、窓際に置いていた棚や家具が日光で変色することはもちろん、夏場はあまりにも暑くてエアコンの利きが良くなかったり、電気代が極端に高くなってしまいます。

相場よりあまりにも安い物件には何か問題がある

その他、相場家賃より極端に安い物件の場合、周辺に変な住民が住んでいてトラブルが絶えなかったり、背後に建築中の建物やお墓があったり、事故物件だったりする場合もあります。

あまりにも安い場合は、何かあると思って避けた方が無難でしょう。

家賃を安く抑えるコツ

学生の多い街を選ぶ

photo credit: shibainu 吉祥寺駅 via photopin (license)

その他の家賃を安く抑える方法としては、学生の多い街(電車の路線)では、学生向けの物件が多い事から、同じ街でも周辺よりは家賃相場が安い傾向があるのでおすすめです。

特急や快速が止まる便利な駅は高い

同じ路線(例えば小田急線や京王線)でも、特急や快速が止まる便利な駅は需要が高い為、家賃相場も高くなります。

反対に、各駅停車しか止まらないような駅や、駅周辺にスーパーなどが充実していない駅は、安くなります。

あえて不便な路線を選ぶ

電車の本数が少ないようなマイナーな路線や、単線路線の駅では、そもそも利用者が少ないことから、家賃相場も安めです。

また、複数の路線が利用できる便利な場所は家賃が高くなるので、そこをあえて外すのもポイントです。

「駅近(えきちか)」、「築浅(ちくあさ)」物件を諦める

photo credit: warning_night 超高層の聳える街 via photopin (license)

駅近や築浅物件などは家賃が高くなる傾向があるので、駅からバスを利用するような場所を選ぶとか、敢えて不便さを取って家賃を抑える方法もあります。

あなたの生活スタイルに合わせて住む家の家賃上限を設定すれば、いいでしょう。

あまりにも高望みをして、自分の収入に見合っていない高額な物件に住むと、急な出費などが有って家賃の支払いが大変になるときでも、「家賃」は毎月の固定費として強制的に出ていく(努力で減額出来ない)お金であることを決して忘れないようにして下さい。
月収や手持ちのお金から、少々余裕を見た少し安めの物件にしておいた方が、後々家賃の支払いに困らなくて済みます。(MAXでは家賃8万円でも借りれそうだけど6万円の家賃の物件にするとか。)
最悪、自分の身の丈に合わず家賃が払えなくなると、再び引っ越しをしなければならず、その際の引っ越し費用、新居に入居するための初期費用などでかなりのまとまったお金(20~50万円程)が出ることになるので、この点は重要です。

学生の場合は、親からの仕送りやアルバイト代を入れても、家賃6~8万円が最大といったところでしょう。

学生寮や社員寮が有る場合、活用しない手はない

photo credit: romanboed Colby: West Quad on Move-In Day via photopin (license)

厳密に一人暮らしと言えるか分かりませんが、一番安く、住むことが出来るのはこの方法でしょうか?

学生寮や社員寮が有る場合は、初めのうちはそこに入って様子を見るという方法も良いかもしれません。

何と言っても、家賃補助が出たり格安で住むことが出来ますし、寮であれば食事が付いているので、一人暮らし初心者でも比較的簡単に一人暮らしが始められます。

また、最初のうちは、学生生活や仕事で慣れないことも多いでしょうが、同じ境遇の仲間がいると相談しやすかったり、気軽に頻繁に行き来できるので非常にいいと思います。

段々と慣れてくると、周辺の土地勘も出てくるので、そうなった時点でじっくりと物件を探して引っ越しするといいでしょう。

最近では、安く住めるシェアハウスが人気

画像引用:DK HOUSE練馬 ダイニングスペース

シェアハウスとは、トイレやお風呂、台所などを共用とした共同住宅のようなものです。

イメージ的には、海外の安宿やYMCAなどのドミトリーを想像してもらえばいいのではないでしょうか?

しかし、最近のシェアハウスの中には、一昔前までのイメージとはかけ離れ、綺麗なリビングスペースや図書室、コワーキングスペースまであるようなシェアハウスもあります。

ちなみに、「シェアハウス」は英語では「shared house」または「shared residence」と呼ばれることが一般的です。

共同のエリアが多いので、一人当たりの部屋(スペース)を狭く出来るため、その分家賃を抑えることが出来ます。

東京都内でも3~4万円台から部屋を探すことが可能になってきます。

さらには、

洗濯機や冷蔵庫などが共用となるので、最初に買わなければならない家電などが最小限で済むことも大きなメリットとなるでしょう。

但し、個室であればまだしも、ドミトリーで二段ベッドなどとなると、同居人と生活リズムが合わなかったり、いびきがうるさかったりするともう大変。

共同生活で、多大なストレスが掛かる場合は大変かもしれません。

また、都市部では家賃の安さから、外国人の方が多く住んでいる物件もあり、住人は多国籍といった様相で国際交流が可能だったり、英語力アップのためにあえて選ぶ日本人も増えてきています。

外国人と暮らせるシェアハウスをお探しの方は、以下の記事が参考になるでしょう。

参考:みんなの英語ひろば「英語漬け!関東と関西で外国人と暮らせるシェアハウス10選(レッスン付き)」

中にはこんな節約家も

お笑い芸人のオードリー春日さんは、現在ではかなり売れているにもかかわらず、東京・阿佐ヶ谷にある『風呂無しの家賃3万9千円』のアパート「むつみ荘」に約19年も住んでいたことで有名です。(2019年7月には結婚を機に引っ越ししてしまったそうです。)

春日さん曰く、一戸建てを買うまでは、安いアパートで我慢だそうです。ご立派です。

家賃を抑え、生活費にお金を回すのか、趣味のことにお金を掛けるのか、はたまた貯金に励むのか等々、人それぞれ生活スタイルが違うので、自分の生活スタイルに合わせて住む家の家賃を決めればいいでしょう。

最近ではチャット不動産サービスが便利

200degrees / Pixabay

ここまで、様々な家賃を抑えるためのポイントを紹介してきましたが、一つ一つ条件に合う場所はどこだろうと、Google mapやネットの情報などとにらめっこして、ここだと通勤時間が何分だからと探すのもいいですが、正直かなり面倒です。

最近では、チャット不動産サービスが各不動産業者から提供されていて、スマホやPCにアプリをインストールするだけで、LINE感覚でチャットを通して部屋探しをしてもらえます。

チャット不動産サービスが素晴らしいのは、

例えば、「勤め先から○○分以内で、家賃の安いエリアはありますか?」のような感じで希望の条件を出せば、後はほとんど「AI(人工知能)」が希望にあった物件や部屋を紹介してくれることです。

スマホでのチャットなので、通勤時間やちょっとした隙間時間でも物件探しが出来るのでおすすめです。

また、一般的に物件の契約が決まったときに支払う「不動産仲介手数料」は、家賃の1か月分となっていますが、

チャット不動産サービスのietty(イエッティ)を使うと、仲介手数料が半額の0.5か月分に抑えられる(家賃6万円なら3万円に、家賃8万円なら4万円になる)ことも大きな魅力です。

このように、メリットの多い「チャット不動産サービス」のietty(イエッティ)を使わない手はないでしょう。

但し、2019年4月現在では、まだ首都圏の賃貸物件にしか対応していないので、それ以外の地域で探す人は、もうしばらく待つ必要があります。

もう少し「チャット不動産サービス」について詳しく知りたい方は、別記事『引っ越しでの家探し。賃貸物件最新の探し方『チャット不動産屋』とは』をご覧ください。

最後に

今回の一人暮らしの家賃についての内容、良く分かって頂けたでしょうか?

初めての一人暮らしで部屋探しをする場合も、今回紹介したポイントをしっかりと押さえておけば、まず失敗することはないでしょう。

東京都内で安く住める場所を探したいなら、東京6万円以下専門の部屋探し【部屋まる。】を使ってみると良いでしょう。

についてお伝えします。

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