前回、前々回と一人暮らしの食費と家賃について、平均値や手取り収入に合った家賃の設定の仕方、それぞれ食費、家賃を抑える節約法も紹介しました。
食費については「一人暮らしの食費、いくら使っていますか?妥当な額と、節約方法」
家賃については、「一人暮らしの家賃はいくら?家賃相場と収入別の目安額&家賃の節約方法」
をそれぞれご覧ください。
今回は「一人暮らしの生活費はいくら?家賃込の生活費を月10万円に抑える方法も大公開」と題して、それら一切合切ひっくるめた、1か月の生活費についてお伝えします。
なかなかお金が貯まらない、毎月給料日前になるとよくカツカツになるんだよなぁと嘆いてるあなたは今回の記事を読んで、
毎月の生活費の『どこに』問題があるか?是非見直してみて下さい。
各支出項目と優先順、月間の収入と支出のバランスを考える

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最初にすべきは、あなたの手取り収入と毎月の支出がいくらかを知る
冒頭で話をしたように、なかなか「お金が貯まらない。」、「給料日前になるとカツカツになる。」などのお金に関する問題、悩みを抱えている人は、
真っ先に、原状のあなたの収入と支出のバランスを見直してみましょう。
いくらお金を稼いでいる人でも、お金を『散財』していれば赤字になる事はあるのです。
給料が少ない、お金が貯まらないなど、悩みや文句を言う前に、きちんと現状把握をしましょう。
あなたの収入を何に重点を置いて使うのかを明確にする
極論を言いましょう。
もし、あなたが「絶対にキャンピングカーで生活をしながら暮らしたい」と考えるのであれば、家賃を払う必要のある家(賃貸物件)に住む必要は無くなり、
家賃にお金を払う必要が無くなります。
その代わりに、キャンピングカーの購入代金やその支払い分の毎月のローンの金額が多くなります。
また私は、食にこだわりがあり、将来は一流シェフを目指すので、有名レストランに行って外食や一流サービスの研究をするんだ、と言うような方もいるかもしれません。
中には、舞台女優を目指すので、毎月出る稽古代はどうしても仕方がないな。とか、
私は、収入は少ないけども将来に起業する為の資金として、毎月10万円は絶対貯金したい等々、
これに掛かる費用だけは絶対に譲れないというものがあるならば、それをまずはハッキリさせてください。
そして、
どうしても節約できない毎月の「固定費用」を頭に入れておく

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食費や交遊費などは、使わなければ使わないほど、その月の支出は減らすことが出来て、ゼロに近づけることも可能な費用です。
対して、一切使わなくても、毎月一定額が出てしまう「固定費用」、例えば「家賃」は、1か月間出張に出ていて全く住んでいなくても同じ額を支払わなければならない費用です。
このような
固定費用には、
家賃、住宅ローン、車のローン、自動車保険、民間の保険会社による医療保険や生命保険料、
携帯電話やスマホの月額利用料金、家でのネット回線利用料、電気ガス水道の基本料金などが考えられます。
総務省統計局家計調査データによると、
最低限掛かる固定費用として、
水道光熱費として、電気代約5000円、ガス代が約3000円、水道代が約2000円で、合計約1万円が掛かります。
現代では不可欠な、ネット通信を主とした通信費。携帯電話の毎月の支払いや自宅のネット回線などで、月額約8000円が掛かっています。
その他トイレットペーパーや洗面用品などの日用品の購入や散髪代などで、約14,000円。
これらを合計すると約32,000円が掛かっているそうです。
出典:「家計調査結果」(総務省統計局)「1世帯当たり1か月の収入と支出 2018年度」
ここまでが、家賃や車、保険、被服費などとは別の、生活スタイルに関係なく、現代人の一人暮らしならほぼ全員に掛かる毎月の最低限生活するのに掛かる費用です。
格安SIMに変えたり、電気代の節約に取り組むなどの努力で、多少減らすことはできるかもしれませんが、極端に減らすことは出来ない為、この平均額はキープしておきましょう。
削減出来た金額は貯金や予備費として不意な出費が予想されるときに備えておけばいいだけです。
手取り月収別、一人暮らしの生活費例

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以下の表で、手取り月収別の生活費例を紹介します。
家賃以外の固定費の部分は、家計調査の平均額を元に月収に関わらず同額、家賃額は手取り額の30%に一律設定としています。
また、貯蓄額は手取り額の10%としました。
当たり前のことですが、収入が上がるにつれて固定費の部分の【割合が下がっている】(61%⇒58%⇒56%)ことがポイントです。
項目 | 費用種別 | 平均支出額 | 例① | 例② | 例③ | 例④ | ||||
支出額 | 支出割合 | 支出額 | 支出割合 | 支出額 | 支出割合 | 支出額 | 支出割合 | |||
月額収入 | 手取り額 | - | ¥150,000 | - | ¥180,000 | - | ¥200,000 | - | ¥250,000 | - |
固定費 | 家賃 | - | ¥45,000 | 30% | ¥54,000 | 30% | ¥60,000 | 30% | ¥75,000 | 30% |
水道光熱費 | ¥10,263 | ¥10,000 | 7% | ¥10,000 | 6% | ¥10,000 | 5% | ¥10,000 | 4% | |
通信費(携帯電話料金やネット利用料) | ¥7,896 | ¥8,000 | 5% | ¥8,000 | 4% | ¥8,000 | 4% | ¥8,000 | 3% | |
散髪や日用品など 雑費 | ¥13,466 | ¥14,000 | 9% | ¥14,000 | 8% | ¥14,000 | 7% | ¥14,000 | 6% | |
生命保険料など | - | - | - | - | - | - | - | ¥15,000 | 6% | |
貯蓄額 | - | ¥15,000 | 10% | ¥18,000 | 10% | ¥20,000 | 10% | ¥25,000 | 10% | |
小計 | ¥31,625 | ¥92,000 | 61% | ¥104,000 | 58% | ¥112,000 | 56% | ¥147,000 | 59% | |
変動費 | 食費 | ¥44,391 | ¥20,000 | 13% | ¥30,000 | 17% | ¥30,000 | 15% | ¥40,000 | 16% |
教養娯楽費 | ¥19,564 | ¥10,000 | 7% | ¥10,000 | 6% | ¥10,000 | 5% | ¥10,000 | 4% | |
交際費 | ¥12,067 | ¥10,000 | 7% | ¥10,000 | 6% | ¥10,000 | 5% | ¥10,000 | 4% | |
雑費(使途不明金) | - | - | - | - | - | - | - | - | - | |
小計 | ¥76,022 | ¥40,000 | 27% | ¥50,000 | 28% | ¥50,000 | 25% | ¥60,000 | 24% | |
予備費 | - | ¥18,000 | 12% | ¥26,000 | 14% | ¥38,000 | 19% | ¥43,000 | 17% | |
支出合計 | ¥107,647 | ¥150,000 | 100% | ¥180,000 | 100% | ¥200,000 | 100% | ¥250,000 | 100% |
次に、同じ手取り18万円をもらっていても、お金の使い方で生活費の違う例を見てみましょう。
項目 | 費用種別 | 平均支出額 | 例② (標準タイプ) | 例②-1 (家賃が多い場合) | 例②-2 (食費が多い場合) | 例②-3 (交際費が多い場合) | ||||
支出額 | 支出割合 | 支出額 | 支出割合 | 支出額 | 支出割合 | 支出額 | 支出割合 | |||
月額収入 | 手取り額 | - | ¥180,000 | - | ¥180,000 | - | ¥180,000 | - | ¥180,000 | - |
固定費 | 家賃 | - | ¥54,000 | 30% | ¥75,000 | 42% | ¥54,000 | 30% | ¥54,000 | 30% |
水道光熱費 | ¥10,263 | ¥10,000 | 6% | ¥10,000 | 6% | ¥10,000 | 6% | ¥10,000 | 6% | |
通信費(携帯電話料金やネット利用料) | ¥7,896 | ¥8,000 | 4% | ¥8,000 | 4% | ¥8,000 | 4% | ¥8,000 | 4% | |
散髪や日用品など雑費 | ¥13,466 | ¥14,000 | 8% | ¥14,000 | 8% | ¥14,000 | 8% | ¥14,000 | 8% | |
保険料など | - | - | - | - | - | - | - | - | - | |
貯蓄額 | - | ¥18,000 | 10% | ¥18,000 | 10% | ¥18,000 | 10% | ¥18,000 | 10% | |
小計 | ¥31,625 | ¥104,000 | 58% | ¥125,000 | 69% | ¥104,000 | 58% | ¥104,000 | 58% | |
変動費 | 食費 | ¥44,391 | ¥30,000 | 17% | ¥30,000 | 17% | ¥60,000 | 33% | ¥30,000 | 17% |
教養娯楽費 | ¥19,564 | ¥10,000 | 6% | ¥10,000 | 6% | ¥10,000 | 6% | ¥10,000 | 6% | |
交際費 | ¥12,067 | ¥10,000 | 6% | ¥10,000 | 6% | ¥10,000 | 6% | ¥40,000 | 22% | |
雑費(使途不明金) | - | - | - | - | - | - | - | - | - | |
小計 | ¥76,022 | ¥50,000 | 28% | ¥50,000 | 28% | ¥80,000 | 44% | ¥80,000 | 44% | |
予備費 | - | ¥26,000 | 14% | ¥5,000 | 3% | ¥-4,000 | -2% | ¥-4,000 | -2% | |
支出合計 | ¥107,647 | ¥180,000 | 100% | ¥180,000 | 100% | ¥180,000 | 100% | ¥180,000 | 100% |
例②-1では、家賃の支出割合が手取り額の42%と高く、結果固定費が全体の69%(約7割)も占める結果となっています。
例②-2では、食費が6万円と多く、生活費全体の33%(3分の1)も占めています。一日当たりに換算すると、一日2000円食費に使っている計算になります。
自炊をせず、ほとんど外食だとこのぐらいにはなってしまうでしょう。
例②-3では、交際費が4万円と多く、生活費全体の22%(約5分の1)も占めています。
飲み会の多い人や交友関係にお金を使う人は要注意です。
以上の表を見ると分かる通り、同じ手取り18万円をもらっていたとしても、そのお金を何に使うかで、全く変わってくることが分かってもらえたのではないかと思います。
コスパの悪い物にお金を払うのは止めよう
その1:民間保険会社の生命保険や医療保険

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万が一のことを考えて、20代の内から、医療保険や生命保険に加入する人もいますが、よっぽど持病を抱えているような人や奥さん子供がいる人以外、ハッキリ言って不要だと思います。
そもそも、今回は一人暮らしの生活費について語っているわけですし。
会社員として雇われている独身一人暮らしの人は、給料天引きで社会保険料を払っているはずです。
そうすると、基本的にけがや病気した場合でも、診療費の3割負担で病院に掛かることが出来ます。
でも、大きな病気や手術が必要になって数十万円~100万円以上もの高額な医療費が掛かる場合はどうしたらいいのと思うかもしれませんが、心配いりません。
実は健康保険制度(協会けんぽ)には、「高額療養費支給制度」というものがあって、高額医療費に対しては、自己負担限度額(所得区分により限度額は異なる)を超えた分については、後で払い戻しを申請することが可能です。
なお、払い戻しには「高額療養費支給申請書」を提出してから3か月以上と長期間掛かりますが、それをカバーする為、支給見込み額の8割相当額を無利子で貸付する「高額医療費貸付制度」もあるので、
そんなにお金を持っていなくても実は心配いらないのです。
仮に、営業職などで20代にも関わらず月収50万円ももらっていて、総医療費150万円の手術を受けたとしても、
自己負担限度額は、80100円+(1,500,000円-267,000円)×1%なので、1,233,000×1%=
12,330円が足されて、それでも合計は92,430円にしかなりません。
ましてや、普通の20代の給料では、月収27万円以下(ボーナス無しで年収324万円)となる場合がほとんどの為、自己負担限度額は57,600円となることでしょう。
以上のことから、
よっぽどの難病になって数千万円単位の治療費が掛かるとかでもない以外、
さらに、診療を受けた月以前の1年間のうちに、3か月以上の高額療養費の支給を受けた場合は、「多数該当」という扱いになり、
給料がどちらの場合でも、自己負担限度額は44,000円に減額されます。
以上の事から、体が健康で20代で結婚する前に、毎月数千円~1万円以上を払って民間の医療保険や生命保険に入る必要はあまりないと言えると思います。
ましてや、これら民間の医療保険や生命保険は、ほとんどの場合が「掛け捨て型」となっている為、保険を使う機会が無い場合はお金を捨てていることになります。
よって、保険に入るぐらいなら、その分のお金をいざという時の為に貯金しておいた方がいいともいえるでしょう。
これが30代にもなってくると、病気になるリスクも徐々に増え、また結婚したり子供が出来たりと、リスク管理が大事になってくるので、民間の保険にも入る必要は出てくると思います。
その2:民間のジムやフィットネスクラブ

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健康のために、運動やトレーニングをしようとトレーニングジムやフィットネスクラブに通うのが、日課になっていると言う方も多いでしょう。
しかし、あなたはそのジムやフィットネスクラブ代として、毎月いくら払っていますか?
安くても月額1万円程度は払っているのではないでしょうか?
例えば、民間のコナミスポーツクラブ渋谷では、月2回まで利用できるプランでも5400円、月4回の利用で8532円、利用回数制限無しのプランでは15768円となっています。
また、入会手続き時に登録費用として5400円、会員証発行手数料1080円も掛かります。
日課と言えるほど毎日通えているならまだしも、週1~2回程度では月謝がもったいないですよね。
そういう場合は、公共の施設を利用してはいかがでしょうか?
例えば、東京都港区・田町にある「港区スポーツセンター」は、民間の施設にも劣らないほど施設がきれいで、広いスペースの中に数多くのトレーニングマシンを設置、さらには屋内屋外に1周200mのランニングコースが有ったり、6コースの25mプールも完備。
スタジオでは、ヨガやエアロビ、ズンバなど週80本以上のレッスンプログラムも開催されています。
港区在住または港区在勤者は1回500円、区外の方も1回800円で利用できるという手軽さです。
もし、月に20回も利用すれば1万円掛かる計算になってしまいますが、それほどジムやフィットネスクラブに通う回数が多くない方は、公共の施設を利用するのがいいでしょう。
また、民間の施設では、月額会費とは別に最初に入会金や事務手数料などを取る場合も多いですが、公共の施設では入会金などは不要なので、その点でもお得です。
さらには、新型コロナウイルス感染症の拡大により、ジムが突然休業してしまうこともあるし、ジムに通わずとも、Youtubeなどに様々なトレーニング動画が上がっているので、自宅でもトレーニングはできます。
不要なお金を掛ける必要はありません。
その3:自動車(マイカー)の購入

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地方なら生活するうえで欠かせないので、仕方が無いかもしれませんが、公共交通機関が発達している都市部に住む場合は、自家用車(マイカー)はまず不要と言ってもいいでしょう。
特に東京や大阪などの大都市では、車の駐車場代(車の家賃?)も高く中心部では月に3万円以上もかかる場所もあります。
それ以外にも、自動車本体を買うお金はもちろんの事、任意保険代、車検代、オイル交換などの定期整備代など含めたら、かなりのランニングコストが掛かります。
どうしても車が欲しいと考える方は、以下の記事を読んで実際どのぐらいのお金が掛かるか把握した上で、判断して下さい。
自動車(新車、中古車)を購入して運用、維持するためのコスト、売却時の査定価格などについては、別記事、『引っ越しに伴い、車を売るか迷った場合の確認ポイントと売却手続き』の方で詳しく解説しています。
月に数回、ちょっとした買い物やドライブなどでどうしても車を利用したい場合は、レンタカーやカーシェアリングがお得です。
一人暮らしで掛かる生活費まとめ

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「家計調査結果」(総務省統計局)の平均額を参考にすると、食費を4.5万円、家賃を7.5万円(東京23区で1ルームの場合)とすると、これだけで12万円。
それに水道光熱費として、電気代約5000円、ガス代が約3000円、水道代が約2000円で、合計約1万円が掛かります。
現代では不可欠な、ネット通信を主とした通信費。携帯電話の毎月の支払いや自宅のネット回線などで、月額約8000円が掛かっています。
さらに交際費(交遊費)と呼ばれる遊びに出かけたりするときに使うお金は、平均約12,000円、教育娯楽費に約2万円が使われているというデータが出ています。
その他トイレットペーパーなどの日用品の購入や散髪代などで、約1.4万円。
ここまでを合計すると約18.4万円となりました。
これにさらに、各人の趣味に合わせて、書籍代や洋服代、スポーツジム代、車・バイク代などが加算されていきます。
すると、普通にちょっといい生活をしていたら、都市部では20万円なんてあっという間になくなってしまうことが分かったのではないでしょうか?
食生活別(完全自炊派、ファストフード、コンビニ弁当派、完全外食派)の毎月の食費と、食費の節約の仕方、ご飯を炊くと1杯当たりいくら掛かるのか等については、
別記事「一人暮らしの食費、いくら使っていますか?妥当な額と、節約方法」で詳しく解説しています。
後は、使途不明金となりやすい交際費と趣味に掛けるお金の部分の管理が大事です。
一人暮らしを家賃込1か月10万円で生活する方法
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本記事内で紹介した生活費の各項目別、費用割り振り内訳。これをベースに、10万円で月々生活する方法を考えてみましょう。
ベースにするのは、手取り収入15万円での生活プランです。ここからさらに5万円下げればいいのです。
家賃45,000円、食費20,000円などの場合でも、貯蓄額15,000円、予備費が18,000円捻出出来ているので、この部分だけで33,000円。
5万円確保するまで、残りは17,000円です。
これをさらに、家賃35,000円の所に住めば、プラス10,000円ゲット。残りはあと7,000円。
思い切って、教養娯楽費又は交際費のどちらかをカットする(娯楽や飲み会などの付き合いをやめる)と、どちらか一方でも10,000円が浮くので、
3000円余って、目標の10万円生活達成出来ました。
さらに、水道光熱費を節約したり、散髪を1000円カットにする、通信費を格安Simにするなどすれば、それぞれ数百円~千円単位で下げることは出来るでしょう。
そもそもスマホでネット出来る現在、スマホと自宅用のネット回線(光回線やモバイルWifi)の二つも必要でしょうか?
スマホだけの一つに絞れば、3分の1の2,000円以下に削減することも十分可能です。
参考までに、楽天モバイルのスーパーホーダイSというプランでは、月額たった1,480円(3年契約の場合)で通信容量無制限で使うことが出来ます。
YoutubeやHulu、Amazonプライムビデオなど「動画をたくさん見る」方にはおすすめです。
但し、最大速度は1Mbpsと最近の標準速度(100Mbps以上)からすると遅く思えますが、480pの画質ぐらいであれば全然問題なく視聴できます。
また、SNS系アプリを主に使う方は、LINEモバイルのソフトバンク回線を利用すると、通信速度も速く、LINEやTwitter、インスタグラムなどをデータ消費を気にせず(SNS系アプリの分はデータ消費にカウントされない)使えます。
コミュニケーションフリー(どこのSNSでも利用可)のデータ容量3GBのプランで月額1,690円となっています。
自分のスマホの使い方に合わせた節約プランを選ぶことが大切です。
突き詰めれば、少しずつの節約の積み重ねが、結局は大きく効いてくるということです。
いかがでしょうか。余裕が無くカツカツですが下の表のように10万円でも生活することは可能です。
もし、通信費を8000円から2000円に削減できれば、さらに残高が増え、月額1万円を貯金することも夢ではなくなります。
項目 | 支出額 |
家賃 | 35,000円 |
食費 | 20,000円 |
水道光熱費 | 10,000円 |
通信費(携帯電話料金やネット利用料) | 8,000円 |
教養娯楽費 | 10,000円 |
散髪や日用品など雑費 | 14,000円 |
交際費 | 0円 |
残高 | 3,000円 |
合計額 | 100,000円 |
東京都内で家賃35,000円だと、風呂トイレが共同で築30年から40年のアパートやシェアハウスになってしまうかもしれませんが、
これが都市部でなく、地方に行って家賃を抑えることができればさらに楽に達成することができるでしょう。
所有するモノが少ない「ミニマリスト」のしぶさんは、福岡在住(ワンルーム住まい)で、月額10万円以内で生活しているそうです。ミニマリストのお金の使い方や貯蓄する方法などについては、以下の記事を読んでみて下さい。
最後に
今回は色々な角度から、一人暮らしの生活費について見てみました。
あなたの稼いだお金ですから、何に使おうと自由ですが、しっかりとした目的を持ってお金を使うようにして下さい。
特に、給料の安い入社したての頃は、あれもしたいしこれも欲しいと欲張ると、お金が回らなくなります。
何か大事な物や事をひとつ決めて、そこに資源(お金や時間)を集中するようにしたほうが良い効果が出やすいでしょう。
支出全体に占める家賃の割合はどうしても高くなるので、生活費を下げたいのなら家賃(固定費)を出来るだけ抑えることがコツです。
もしあなたが、東京・神奈川・千葉・埼玉の1都3県で安く住める場所を探したいのなら、東京6万円以下専門の部屋探し【部屋まる。】を使ってみて下さい。
こちらの記事も是非どうぞ。



では、また次回。
特に、18歳になって親元を離れて、初めて一人暮らしを始めた際の、選挙権の問題について、投票可能な場合とその条件、不在者投票制度などについてお伝えします。