水槽と熱帯魚の引っ越し。物件選びの注意点と引っ越し手順や専門業者の紹介

特殊な引っ越し
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趣味でペットを飼っている人も多い昨今。

ペットと言えば犬や猫が代表的ですが、比較的、飼育や手間が掛からないため、熱帯魚をはじめとする海水魚や金魚やナマズなどの淡水魚の魚類を飼っている人も増えています。

また熱帯魚のいる水槽がおしゃれなインテリアになったり、その泳ぐ姿に癒されるという方も多いことでしょう。

さらに、変わり種では、クラゲ水槽を持っている方もいたりして。

今回は熱帯魚などの魚類を飼っていて、水槽を持っているという方のために、引っ越しでは、水槽及び魚をどのようにして運んだらいいか、コツと注意点についてお伝えします。

熱帯魚などの小さな生き物の引っ越しは、犬や猫以上にデリケートなので、色々な注意が必要です。

目次
  1. 熱帯魚を引っ越しする場合の注意点:通常の引越業者は熱帯魚などの生き物を運んではくれない!
  2. 熱帯魚などの専門輸送業者紹介
    1. 全国対応のペット輸送専門業者:ワンニャンキャブ
    2. 全国対応のペット輸送専門業者:ペット便(アクア便)
    3. 関東の熱帯魚引っ越し業者その1:おさかな引越しセンター
    4. 関東の熱帯魚引っ越し業者その2:生麦(なまむぎ)海水魚センター
    5. 関東の熱帯魚引っ越し業者その3:アクアリンク(AQUA LINK)
    6. 関西の熱帯魚引っ越し業者その1:オーシャンプロデュース
    7. 関西の熱帯魚引っ越し業者その2:K:z(キィーズ)
    8. 広島の熱帯魚引っ越し業者:「ザ・熱帯魚」株式会社ユーアンドアイ
    9. 九州・長崎福岡の離島引越し業者:離島引越しレスキュー隊(中村引越センター)
    10. ペットや熱帯魚専門引っ越し業者を利用する場合のまとめ
  3. 熱帯魚を引っ越しする前に確認しておくこと
    1. 引っ越し予定地域の熱帯魚ショップの調査
    2. 新居内覧時の確認事項(物件選びの注意点)
      1. ペット可の物件であるか
      2. 水槽を設置する場所は確保できるか?
      3. 床の耐荷重の確認
        1. 水槽設置状態(満水)での総重量は何㎏になる?計算してみました。
      4. 物件のエントランスからエレベーター、そして通路から玄関、部屋の廊下全ての場所で、水槽を運び込む余裕はあるかサイズ確認
    3. 物件契約時の注意事項
    4. 新旧住居で1週間ほどラップ期間を作っておき、人間の引っ越しと熱帯魚の引っ越しをずらす方法もアリ
    5. 新居で先に新規水槽を立ち上げておくことは可能か?可能ならば、引っ越しはかなり楽になる!
    6. 例えば、一戸建てで複数の水槽を保有している状態から、マンション住まいへの引っ越しで全部の水槽を持っていけなくなる場合
  4. 熱帯魚を引っ越しするときの準備と実際の引っ越し手順
    1. 熱帯魚の引っ越しに必要な道具や機材
    2. 水槽の梱包に必要な物
    3. 熱帯魚引っ越しの準備と手順
      1. 引越し1か月前~引越し3日前まで
      2. 引越し直前(2日前~前日)
      3. 引越し当日の手順
        1. 1.【生体一時退避用の水確保】
        2. 2.【飼育水の確保】
        3. 3.【レイアウト資材の撤去と水草の梱包】
        4. 4.【生体の捕獲】
        5. 5.【生体の輸送梱包】
        6. 6.【生体の保温環境作成】
        7. 7.【ろ材の確保】
        8. 8.【機器類の取外し】
        9. 9.【水槽の輸送前梱包】
      4. 引越し後、新居での水槽立ち上げ
        1. 1.【水槽専用台の設置】
        2. 2.【水槽の準備】
        3. 3.【水槽に水入れ】
        4. 4.【機器の動作確認】
        5. 5.【生体を水槽に移す】
    4. 熱帯魚を公共交通機関で運ぶ事は出来るのか?
    5. もし、新居に持って行けない場合は?
      1. 近所か行きつけの熱帯魚専門店に相談
      2. ジモティーなどの売買仲介サイトや買取サイトに出品する
      3. 熱帯魚専門店で断られた場合は、熱帯魚の引き取り・保護サイト-「アクアポリス(aqua-police)」に相談
  5. 最後に

熱帯魚を引っ越しする場合の注意点:通常の引越業者は熱帯魚などの生き物を運んではくれない!

まずは、通常の引越業者は、犬猫などのペットを含めて、熱帯魚などの「動植物は運んでくれない」ということを知っておきましょう。

引越業者を監督する国土交通省が定めたガイドライン「標準引越運送約款(やっかん)」の中には、引越運送の引き受けを拒絶できるものとして、現金や有価証券などの他に、

「動植物」、「ピアノ」、「美術品」、「骨董品」等運送に当たって『特殊な管理を要する』ため、他の荷物と同時に運送することに適さないもの

と記載されています。

大手の引越業者はじめ、中小引越業者でもちゃんとした商売をしている引越会社のほとんどが、この標準引越運送約款に準拠して、引っ越しを取り扱っています。

参考文献:国土交通省「標準引越運送約款」

そのため、引越業者で運んでもらえるとしても、熱帯魚が入っていない状態のただの「水槽」やダンボールに入ったその他備品などとなります。

もし自分で運べない理由がある場合は、次項で紹介するペットや熱帯魚の専門輸送業者に頼むしかありません。

熱帯魚などの専門輸送業者紹介

全国対応のペット輸送専門業者:ワンニャンキャブ

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ワンニャンキャブでは、

特徴:一般的な犬・猫だけでなく、コアラやアシカなど動物園関係の動物、アロワナなどの大型の熱帯魚まで対応しています。

料金目安:

熱帯魚(一匹の大きさが5㎝~10㎝で15匹までの場合)の輸送、東京⇔大阪間で39,900円となっています。

ただし、生体(熱帯魚)のみの輸送となり、水槽や浄化装置などは、あなた自身で運搬する必要があります。

魚類の場合は、水温、水質や酸素濃度などの管理が難しいため、自分での輸送に心配ある方は、専門の業者に任せましょう。

ホームページ:http://www.one-field.com/

全国対応のペット輸送専門業者:ペット便(アクア便)

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猫や小動物の引っ越しも手掛けているペット便では、同様に熱帯魚や淡水魚の引っ越しも手掛ける「アクア便」というサービスを提供しています。

『熱帯魚のお引越し「全部おまかせ」プラン』は、生体の梱包、水槽解体、搬出搬入、新居での水槽設置・セッティング、生体投入まで、あなたは一切作業をすることなく、全てお任せでやってもらえるサービスです。

この場合の料金例として、

60㎝水槽を東京都世田谷区から東京都杉並区まで引っ越しして26,000円、

90㎝水槽を東京都文京区から埼玉県さいたま市まで引っ越しして48,000円

また、長距離引越しの場合の料金例は、

60㎝水槽を神奈川県横浜市から大阪府大阪市まで引っ越しして86,200円、

90㎝水槽を千葉県千葉市から青森県青森市まで引っ越しして118,100円

となっています。

見積もりやお問い合わせは、メールフォームからのみです。

ホームページ:https://petbin.jp/aquabin.html

関東の熱帯魚引っ越し業者その1:おさかな引越しセンター

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おさかな引越しセンターでは

東京都杉並区浜田山を中心として、原則片道30㎞以内発着の近距離引っ越しであれば、水槽と生体のまるごと引っ越しサービスを提供しています。

出発地もしくは到着地のどちらかがこのサービスエリア内である事が条件となります。

つまり、

東京都を中心した近郊県(神奈川県、千葉県、埼玉県など)へ、またその逆の引っ越しの時、利用が出来ます。
『まるごとプラン』では、生体の梱包から、水槽解体、搬出搬入、新居でのセッティング、生体投入まで、おさかなの引っ越しをあなたに代わって全部やってくれます。60㎝水槽で26,000円、90㎝水槽で48,000円(税抜き価格)となっています。

また、生体の梱包や水槽の解体、新居でのセッティングは自分で行い、水槽や機材と生体の搬出→運搬→搬入のみ業者にやってもらう『運ぶだけプラン』では、

60㎝水槽で18,000円、90㎝水槽で33,000円と割安価格になっています。(どちらも税抜き価格)

なお、片道30㎞を超える引っ越しの場合、超過距離1㎞につき100円が加算されます。

ホームページ:http://mizukikaku.com/

ちなみに、「おさかな引越しセンター」は株式会社アクアガジュカンパニーが運営しています。

アクアリウムのレイアウト設計、制作や設置も行っている「アクアガジュカンパニー」が熱帯魚の引っ越しも請け負っていると言ったらいいでしょう。

関東の熱帯魚引っ越し業者その2:生麦(なまむぎ)海水魚センター

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神奈川県横浜市鶴見区「生麦(なまむぎ)」という場所に店舗を構えることから、生麦海水魚センターというお店の名前になっています。

海水魚やライブロック、水槽や飼育用品の店頭販売は元より、通販でも生体を全国各地へ配送してくれます。

また、1800㎜もの大きなオーバーフロー水槽の設置を始め、かなりの数の水槽設置の実績があります。

以下リンクでは、実際の90㎝水槽のお引越し(再設置)作業も紹介されています。

リンク先:生麦海水魚センター「オーバーフロー水槽設置作業【お引越し】」

さらに店主と奥さんは、1匹数万円はくだらないという高級金魚らんちゅうについても研究会に参加したり、屋上で飼育していたりと非常に造詣が深い方のようです。

さて本題の水槽の引っ越しについてですが、料金についてもきちんとウェブサイトに掲載されていて、

往復移動距離が50㎞までは出張料金無料、51㎞~100㎞まで1万円(ガソリン代や高速料金は別途)で、

水槽の設置作業やメンテナンスはもちろんの事、引越作業も行ってもらえます。

引越作業の場合は、

水槽サイズ450×450×450で50,000円

水槽サイズ600×450×450で70,000円

水槽サイズ900×450×450で80,000円

水槽サイズ1200×450×450で100,000円

と明記されています。

詳細は、生麦海水魚センター「各種料金」でご確認ください。

関東の熱帯魚引っ越し業者その3:アクアリンク(AQUA LINK)

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アクアリンク株式会社は、東京都台東区浅草に本社を、大阪府住之江区粉浜西に関西支社、そして千葉県松戸には自社工場、銀座にはショールームまで持つ、「日本で最も多く水槽空間を施工管理しているデザイン企業」だそうです。

それもそのはず、公式サイトを覗くと、テレビドラマや映画への水槽提供などの実績は数知れず。

この会社では、水槽設置に関して、

「お買い上げプラン」、「リースプラン」、「レンタルプラン」の3種類を用意していて、歯医者やモデルルームなど、熱帯魚飼育の知識が無くても比較的簡単に熱帯魚水槽などを始められるのが特徴です。

そして、すでに自分の水槽を所有している個人客などにも向けて、定期的なメンテナンスサービスや、他社製品からの移行、

水槽の引っ越しや移設作業も請け負ってくれます(料金は要相談)。

詳細は、アクアリウム水槽のレンタル&リース「熱帯魚/水槽>料金」でご確認ください。

関西の熱帯魚引っ越し業者その1:オーシャンプロデュース

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大阪府松原市に会社を構える、オーシャンプロデュースは、熱帯魚だけでなく、魚屋の活魚水槽や10mを超えるような水槽、水族館の工事まで請け負っている水槽のプロです。

熱帯魚水槽やアクアリウム、業務用水槽、いけすなど水槽の設置台数、管理台数、デザイン数など数々の項目で、関西ではシェアNo.1だそうです。

水槽の引っ越しは、60㎝水槽で30,000円~、120㎝水槽で100,000円~となっています。

ホームページ:https://oceanproduce.jp/

関西の熱帯魚引っ越し業者その2:K:z(キィーズ)

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有限会社「キィーズ」は大阪府豊中市を本拠地に、日本全国へインテリア水槽のレンタルとアクリル水槽の販売を手掛けています。

代表の棚倉氏は、JAMS全国レンタル水槽協会の「会長」を務めるほどの人物です。

そのため、基本的には会社のある関西エリア内のお引越し対応となりますが、JAMSネットワークの活用により、北海道や東京、福岡、沖縄などへも引っ越し可能だそうです。

このサイトでも、水槽引っ越し料金が明記されていて、

水槽サイズ~600㎜(水量~60L)で35,000円

水槽サイズ600~890㎜(水量60~170L)で40,000円

水槽サイズ900~1190㎜(水量180~230L)で50,000円

水槽サイズ1200~1490㎜(水量240~290L)で70,000円

水槽サイズ1500~1790㎜(水量300~350L)で80,000円

上記価格(税抜き)は、いずれも水槽の撤収から輸送、セッティングの全てを行ってくれるフルセッティングサービスの価格です。

また90㎝以上の水槽であれば、生体や水草のパッキングのみや水槽の搬出のみなど、単体作業だけ、規定料金でお願いすることも可能なようです。

詳細は、K:z「水槽のお引越し-料金について」でご確認ください。

広島の熱帯魚引っ越し業者:「ザ・熱帯魚」株式会社ユーアンドアイ

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広島県広島市西区に本社を構えます。

サービス展開は、基本的にメンテナンス付きの水槽リースが主で、メンテナンスや水槽セッティングのサービスも行っています。

そして、水槽の引越し「水槽リムーブサービス」も提供しています。

料金は、引っ越し距離や水槽サイズなどにより変わるので、見積もりを取って確認してください。

なお、ホームページには、社長ってどんな人?というコーナーがあるので是非読んでみて下さい。

社長の佃さんは色々とご苦労された方の様です。

詳細は、ザ・熱帯魚「リース&サービス」

九州・長崎福岡の離島引越し業者:離島引越しレスキュー隊(中村引越センター)

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最初に断っておきますが、『熱帯魚専門の業者ではありません。

人間の引越しを請け負う普通の引越業者です。

しかし、『離島への引っ越しを専門』とする業者です。

別記事『引越業者の様々な引っ越しプラン、離島引越し編(コンテナ便その2)』でも紹介したことのある引越業者です。

これまで紹介した熱帯魚やペットの引越専門業者では、サービス提供エリアが限られていたり、その会社のある場所から遠距離への水槽引越しとなると10万円単位で高額な費用となる場合も多いです。

また、通常の引っ越し業者では、離島への引っ越しが出来ない場合もあるので、その為、この事例では、依頼主は離島引越しレスキュー隊(中村引越センター)にお願いしたようです。

この事例の場合は、全部を業者に任せるというよりは、「熱帯魚の飼い主と業者がお互いに知恵を出し合いながら、共同作業で」引っ越しを成し遂げたと言った方がいいかもしれません。

常に、熱帯魚と水槽の引っ越しを受け付けてくれるとは限りませんし、引っ越し価格は要相談ということになるでしょうが、このようにお客さんの為に一生懸命対応してくれる業者の姿勢が素晴らしいと思います。

詳細は、離島引越しレスキュー隊(中村引越センター)「問題解決事例-観賞用熱帯魚の温度管理や振動対策、水温まで細かく確認しながら無事に運びました。」

ペットや熱帯魚専門引っ越し業者を利用する場合のまとめ

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ここでも紹介したように、熱帯魚や淡水魚など魚の引っ越しを請け負っている業者は、数が非常に限られています。

今や、普通の引越業者でさえ、3月~4月の繁忙期の予約を取ろうと思うと、引っ越し1か月や2か月前でも手遅れとなり、引っ越し出来ない『引っ越し難民』が社会問題となる事態になっています。

引っ越し難民については、別記事『2019年春、引っ越し難民にならない為に。原因と対策のまとめ』をご覧ください。

ましてや業者数の限られている、「熱帯魚専門引越し業者」なら、言わずとも分かりますよね。

繁忙期に引っ越しする人の内、熱帯魚などを飼っていて水槽を保有している人がそのうちの何パーセントぐらいいるのか分かりませんが、

とにかく引っ越しの予定(内示)が出た段階で、直ぐに予約を入れた方が賢明です。

熱帯魚を引っ越しする前に確認しておくこと

引っ越し予定地域の熱帯魚ショップの調査

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何かあった時に頼れるのは、やはり熱帯魚や海水魚の専門ショップです。

新居に到着して、水槽立ち上げで急遽必要になる品物が有る場合も、直ぐ買いに行くことが出来ますし、トラブル発生のときも相談しやすいです。

極当たり前のことですが、引っ越し予定の地域(可能なら近所)に熱帯魚や海水魚の専門ショップがあるか事前に確認しておきましょう。

また、引っ越しにおいて欠かせない飼育水が運搬できない場合に、飼育水(海水や汽水)をすぐ入手できるのは、熱帯魚や海水魚の専門ショップしかありません。

新居内覧時の確認事項(物件選びの注意点)

ペット可の物件であるか

賃貸物件の場合は、あなたが住みたいと考えている物件がペット飼育可の物件であるかを確認しましょう。

もし、ペット飼育「不可」の物件でもそれはペット=犬と猫を指している場合もあり、水槽で熱帯魚を飼うのは全く問題ない場合もあるので、不動産業者などに確認しておくといいでしょう。

水槽を設置する場所は確保できるか?

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部屋や玄関・廊下が狭く、家財道具以外に、大きな水槽を置くスペースが確保できない間取りの場合も考えられます。

一般的なサイズの60㎝水槽であれば、問題とはならないでしょうが、アロワナなどの大型魚用の120㎝水槽などになってくると、かなりの場所を占有します。

下見のときにどこに置けそうか、また水槽設備の電源確保はどこから可能かなど、寸法計測はじめ下見の時に確認をしておくことが大事です。

また、水槽を設置する場所は、水平が保たれている場所かも大事です。

床の耐荷重の確認

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水槽を設置する場合にもっとも大事なことは、設置場所の床が水槽の重さに耐えられる作りになっているか、物件の「床の耐荷重」を確認することです。
一般的な住宅の床は、法律で1㎡当たり180㎏の荷重に耐えられるように設計されなければいけないと決まっています。

但し、上記の耐荷重は法律上決められている最低限なので、建物によってはこれ以上の荷重で設計されている場合も往々にしてあるので、

心配な場合は、不動産業者や管理会社、大家さんなどに、設置予定場所の床の耐荷重を聞いて必ず確認しておきましょう。

水槽設置状態(満水)での総重量は何㎏になる?計算してみました。

さて、では実際の水槽設置状態での重さはどのぐらいになるでしょうか?

ザックリ計算してみましょう。

ガラス製の水槽は重く水槽単体で30㎏~60㎏、アクリル水槽でも15~20㎏にもなり、

また、水槽専用台の重量(20~50㎏)と、ろ過器やクーラーなどの設備重量(約20㎏)

そして、特に水槽に入れる「水自体の重量」が最も重くて、満水にすると、

60㎝水槽で、60㎝×30㎝×36㎝=64.8L=約65㎏

90㎝水槽で、90㎝×45㎝×45㎝=182.25L=約182㎏

120㎝水槽で、120㎝×45㎝×45㎝=243.0L=約243㎏

となります。

60㎝水槽であれば、トータル重量でもまだ大丈夫です。

しかし、90cm水槽になると水の重さだけで既にアウト。トータルでは250㎏前後。

120cm水槽では、合計重量は300㎏以上にもなるので、

耐荷重確認は最重要なポイントです。

もしこれをクリアできない場合は、

建物の中でもさらに強度が強い『梁などの構造体の上』など限られた場所にしか設置できなくなってしまうか、

水槽専用台より大きな「敷板を設置」して、より広い面積に荷重を分散させる方法を取るなど、

水槽の設置場所が制限されるか、水槽の設置に工夫が必要となります。

大型の家庭用冷蔵庫(500~600L)やドラム式洗濯機でも100㎏ぐらいなので、家の中の家具で、一番重い物が実は『熱帯魚水槽』になるかと思います。

後は一般家庭に有るものでは、グランドピアノが300~400㎏で最も重い物でしょう。

床が凹んだり、最悪床が抜けると、笑い話では済まなくなります。

賃貸物件だけでなく、マンションや一戸建てを購入する場合も、設計士さんや建築業者などに確認や相談をしましょう。

物件のエントランスからエレベーター、そして通路から玄関、部屋の廊下全ての場所で、水槽を運び込む余裕はあるかサイズ確認

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大きな水槽ともなると、運搬中の取り回しを考えなくてはいけません。単純に水槽の幅や長さより、エレベーターや通路の幅に余裕があるから大丈夫だろうではいけません。

特に、エレベーターが設置されていない階段のみの物件や、廊下が狭い物件では、階段内や廊下及び玄関からの搬入での取り廻しに苦労する場合も多いので、確認が必要です。

また、玄関から部屋の中に搬入できたものの、動線から離れた(=玄関からストレートに運び入れることが出来ない)部屋には取り回せず搬入出来ない場合もあるので、このあたりも確認しておきましょう。

物件契約時の注意事項

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一般的に、アパートやマンションなどの賃貸物件に入居する際には、もし火事を出してしまった場合の補償をカバーするために火災保険への加入が必須となっています。

しかし、水槽を設置して万が一水漏れした場合の損害については、もちろん火災保険では補償されません。

その為、水槽を持っているあなたは、個人賠償責任保険に加入しておくことが必要です。

万が一、あなたの水槽から水漏れしてしまうと、あなたの部屋のフローリング張替え費用はもちろんのこと、さらに下の階に被害が及んでしまった場合は、天井が膨らんでしまったり、下の階への水漏れで多額の賠償金が請求されることもあります。

損害賠償には、床の張替えや柱・壁の修繕費、そして階下の部屋の天井補修費用など広範囲にわたるので、その金額は数十万~百万円以上にもなる場合があります。

必ず加入しておくといいでしょう。

以下の写真は、水槽からの水漏れではなく台風での被害によるものですが、天井に水が溜まってしまうとこうなる場合もあるということです。

新旧住居で1週間ほどラップ期間を作っておき、人間の引っ越しと熱帯魚の引っ越しをずらす方法もアリ

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人間の引っ越しだけでも、引っ越し当日は非常にバタバタとし落ち着かないのに、

同じ引っ越し当日に、生体と水槽の引越し準備、そして新居到着後も新たに水槽立ち上げを行わなくてはならず、かなりのハードスケジュールになる事が容易に想像できます。

二人暮らしで、夫が人間の引っ越しを担当、妻が熱帯魚の引っ越しを担当するなど分担して作業が進められる場合は構いませんが、

一人暮らしでは、二つの作業を同時に行うことはかなり至難の業でしょう。

そのような場合は、時間差を作り人間の引っ越しと、熱帯魚の引っ越しを別々に行うことを考えた方が良いかもしれません。

比較的近場(隣の県ぐらい)の引っ越しであれば、新旧の家を往復することもそんなに難しくないので、このようなやり方もアリです。

ちなみに家賃8万円の賃貸物件で、1週間契約期間を延ばした際の日割り家賃は、2667円×7日=18,669円です。

この日割り家賃を基準に、引っ越す距離と、さきほど紹介した専門業者に頼んだ場合の料金(一例では、おさかな引越しセンター「まるごとプラン」では60㎝水槽30㎞以内の移動で26,000円)を比較して、最終的にどの方法を選ぶか決めたらいいと思います。

新居で先に新規水槽を立ち上げておくことは可能か?可能ならば、引っ越しはかなり楽になる!

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新旧の住居で、水槽が立ちあげられて稼働済みであれば、熱帯魚の引っ越しは非常に楽になります。

旧居からは、基本的には生体だけ運び終えてしまえば、それ以外の水槽や設備の引っ越しはいつでもいいし、また新居到着後に、急いで水槽を復旧立ち上げさせる必要もないのですから。

引っ越しを機に水槽を増やしたいと考えている方や、引っ越し距離が近く、新旧の住居を行ったり来たりが容易にできる場合は、そのような方法も良いかもしれません。

例えば、一戸建てで複数の水槽を保有している状態から、マンション住まいへの引っ越しで全部の水槽を持っていけなくなる場合

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このような場合は、新居で今まで通りの数の水槽を設置稼働させることが、不可能な場合も多いでしょう。

このようなムリムリな辞令による転勤などで、本人も泣く泣く水槽の数を減らさなければならない時は、水槽の本数と一部の魚を手放して、新居に持って行く生体の数を調整するしか方法がありません。

旧居で行きつけだった、熱帯魚専門店などで引き取ってもらえないか、まずは相談してみましょう。

熱帯魚を引っ越しするときの準備と実際の引っ越し手順

熱帯魚の引っ越しに必要な道具や機材

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【近距離(1~2時間)かつ水槽が小さい場合:簡易法】

・飼育水(水槽内の水)を運ぶための1.5Lペットボトルやポリタンク(出来るだけ、水槽容量の1/2~2/3の飼育水が入る数量を用意=あなたの運搬手段と要相談)

・登山やスポーツ用の携帯酸素缶(酸素スプレー)

・生体自体を輸送するためのパッキング袋

・保温しながら移動するための発泡スチロールケース(蓋付き)と、必要に応じてそれを運搬できるキャリーバッグやキャリーカート

【中距離(半日)~長距離(1日以上)かつ水槽が大きい場合】

・飼育水運搬用にポリタンク

・生体輸送用の携帯型エアポンプ(バッテリー式や乾電池式など)

・生体輸送用にチューブ穴付きポリタンク(釣具店などで購入可能)

・クーラーボックス

・車載用ACインバーター:車のシガーソケットに接続し家庭用電化製品が使える⇒ろ過器やエアポンプ、ヒーターを作動させるのに使える。(車で長距離引越しをする場合にあれば重宝する。)

【どちらでも共通】

・輪ゴムやビニール袋、ごみ袋(水漏れ防止)は多めの数を用意

・タオル(水気ふき取り用)

・新聞紙(水草を濡れたまま運ぶのに使用)

・砂や石、水草など水槽備品を入れる入れ物(プラケースなど)

・バケツ

・水道から水槽へ水を入れるためのホース(必要長さのもの)

水槽の梱包に必要な物

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【必要な物】:

梱包用のエアクッション(通称「プチプチ」)

ダンボールや発泡スチロール

緩衝用の毛布や新聞・チラシ

【梱包方法】:

水槽を買ったときの梱包箱が残っていれば、そこに元通り収納すればいいだけなのですが、邪魔なので捨ててしまっている人も多いことでしょう。

そんな場合の梱包方法は、

まず最初に、水槽全体をプチプチなどの衝撃緩衝材で包みます。

次に、水槽用の細長いダンボールはあまりないので、スーパーなどからもらってきたダンボールをはさみなどで開いて、それで水槽を包むようにして梱包します。

最後に、全体を毛布やタオルケットで包んで、完了です。

水槽専用台も基本的梱包方法は一緒です。

水槽台は、傷付きをあまり気にしないのであれば、ダンボール梱包だけで、衝撃緩衝材と毛布は省略していいかもしれません。

熱帯魚引っ越しの準備と手順

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引越し1か月前~引越し3日前まで

熱帯魚など魚にとって、住み慣れた環境の水(水質)はかなり重要です。

よく、人間でも人間環境や生活環境に合わないことをその場所の「水に慣れない」と言いますよね。

これを防ぐために、引っ越しの1か月前ぐらいからは、意識的に1週間~10日に1回の割合で水槽の水換えを行い、魚が水が換わることに慣れさせておきます。

また、特に熱帯魚の場合は、引っ越しでの移動中はヒーターを使用できない為に、水温が常温に近づいていきます。

気温が低い春や秋の引っ越しでは注意が必要です。

その為、引っ越しに向けて、段階的に1℃ずつ水槽の温度を下げていき、引越当日の気温を考慮して、その固有種が耐えられる低温まで下げていきます。

そうすることで、移動中の低温にも慣れさせておくことが出来ます。

また水温低下が避けられない冬の引っ越しでは、輸送用の発砲スチロール内に、チラシなどで包んだホッカイロを入れておくと、温度を保つことが出来ます。

引越し直前(2日前~前日)

引っ越し2日前からは、与えるえさの量を減らし、

引っ越し前日は、移動中の飼育水がフンで汚れるのを防ぐため、餌は与えないようにします。

魚の種類や大きさにもよりますが、3日ほどであれば絶食させることは可能です。

引越し当日の手順

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1.【生体一時退避用の水確保】

水槽からバケツに半分量ぐらいの飼育水を移す。

2.【飼育水の確保】

水槽内の飼育水(全体量の1/2~2/3)を、輸送用のポリタンクなどに移す。引っ越し先での水槽再立ち上げの際に使用します。

飼育水は魚やレイアウト資材を取り出したりすると、水が濁るので真っ先に確保しましょう。

この時、水位がかなり下がるので、もしヒーター露出が予想される場合は、予め電源カットしてヒーターを冷ましてから実施しましょう。

ヒーターは、決して、空気中に露出した状態で電源を切らないようにして下さい。
3.【レイアウト資材の撤去と水草の梱包】

水槽内の水草や流木や石などのレイアウト資材を取り出します。水草は種類により梱包方法が異なります。

ブリクサショートリーフやロタラなどの有茎草(ソイルに植え込んでいる物)は、ソイルから引き抜いて、乾燥を防ぐために濡らした新聞紙で包んで、ビニール袋に入れます。

アヌビアスなどは、ビニール袋に水を少し入れ空気を充填した状態の中に仕舞い、袋の口をねじってからしばり密閉します。

ウィローモスなど、岩や流木などのレイアウト資材に活着しているものは、『レイアウト資材ごと濡れた新聞紙で包み』、コンテナケースなどに入れます。

4.【生体の捕獲】

網で生体をすくって、バケツに移す。

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5.【生体の輸送梱包】

輸送用のエアポンプをセットしたポリタンクやパッキング袋に、バケツの水ごと生体を移す。短時間であれば、酸素を充填したパッキング袋でもOK。

通常のストレスの少ない状態であれば混泳可能でも、引っ越し移動時の狭い環境にさらに絶食状態が加わると、攻撃性が増したり、共食いを起こしてしまう場合も有ります。

パッキング袋を使う場合:

パッキング袋などでの輸送梱包は、原則同じ種類同士を一袋に入れ、小さな魚は数匹まとめてで構いませんが、あまり過密状態にすると酸欠しやすくなるので注意してください。

10㎝を超えるような比較的大きな魚は1匹ずつに分けた方が良いでしょう。

また、パッキング袋などで運送する場合には、万が一の穴あき対策として、必ず袋を2重にしておくことも基本です。

容器に水と生体を直接入れ運ぶ場合:

発泡スチロール箱やポリタンクなどに、飼育水と生体を直接入れて運ぶ場合は、

ワンニャンキャブでの輸送時の分類が、非常に参考になるでしょう。

ひとつの箱やタンクに入れるのは、

生体サイズ~5㎝までが30匹まで、

生体サイズ5㎝~10㎝までが15匹まで、

生体サイズ10㎝~20㎝までが10匹まで、

が適切なようです。

画像引用:ワンニャンキャブ「熱帯魚の輸送について」

6.【生体の保温環境作成】

パッキング袋に生体を入れただけでは、温度変化に対して弱いので、水温保持用に発泡スチロールのケースやクーラーボックスに収納します。

特に冬などの外気温の下がる時期は、発泡スチロール内部に新聞紙に包んだホッカイロを、逆に真夏の気温が高温になる時期は、保冷剤を忍ばせておくと、保温性を保ちやすくなります。

ちなみに、カイロは、酸素と反応して発熱するので、酸素の供給が行われなくなると発熱も止まります。

発泡スチロールケースに小さな穴を空けておいて、そこから少々空気が入るように工夫しておきます。

7.【ろ材の確保】

ろ過器から「ろ材(フィルター)」を取り外します。ろ過バクテリアの棲みついてる多孔質の「ろ材」は捨てずに、新居での水槽再立ち上げでも使用します。

その為、クーラーボックスなどに飼育水と共に入れ、バッテリー式のポンプで「エアレーション」を掛けておきます。これで好気性バクテリアの生存確保もOKです。

物理ろ材のウールやスポンジマットは使用により劣化しているので、引っ越し時に廃棄し、新居では新品を使いましょう。

最後に、ろ材を外したろ過器は軽く洗浄して、輸送用のプラケースなどに仕舞います。

8.【機器類の取外し】

照明やヒーター、ろ過器、エアポンプなど全ての機器を取り外し、水気を拭いてから緩衝材などで梱包して引っ越しの輸送に備えます。

9.【水槽の輸送前梱包】

本格的な水草水槽の場合は、水と生体を水槽から取り除いたら、底に残っているソイルと水草は、そのままの状態で運ぶと手間が省けて楽です。

このような場合は、出来るだけ水分は取り除いて、ソイルが輸送中に偏ることを防ぎます。

水草は濡らした新聞紙を上から被せ、水槽の上部は食品用ラップなどで閉じて水槽を密閉し、輸送中の乾燥を防ぎます。

飼育環境を飼えないためにも、出来るだけ底砂もそのままの状態で持って行きます。

但し、輸送に時間が掛かる長距離引越しの場合は、ソイルの状態が悪くなったり、再立ち上げの際の水濁りの原因となるので、思い切って廃棄して新居で新しくセットし直すのも一つの方法です。

また、生体は自分で公共交通機関で運搬、引越業者には「からの水槽」だけを運んでもらう場合は、もちろんソイルは廃棄です。

あとは、プチプチシートで巻いて外からの衝撃に対して保護したのち、ダンボールに収納すればOK。

最後に、毛布やタオルケットなどで包んで、水槽の梱包は完了です。

魚の輸送(お引越し)を簡単に的確に済ませるポイントは、可能な限り引越し前の環境そのままに再現することです。飼育水しかり、ろ材、ソイルしかりです。変化点が多いほど新たな水槽立ち上げに近くなってしまい、その分作業量も増えます。
本来ならば、水槽環境も一切そのまま、電源も確保した上で、車にポンと乗っけて運搬し、そのまま新居に運び込めればベストなのです。(但し輸送中の振動などで水が濁らないように出来ればの話ですが...)

引越し後、新居での水槽立ち上げ

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1.【水槽専用台の設置】

まずは、水槽を設置する場所を決めたら、そこに台座となる水槽専用台を設置します。

この時、『水平儀を当て』水槽専用台が水平に設置されているか必ず確認しましょう。

2.【水槽の準備】

水槽に石や水草、オブジェなどを好みの配置にセットしたら(但し、レイアウト変更は後日やるようにして、早急に復旧することを最優先させる)、底砂を敷き、ポンプやヒーターをセットします。

3.【水槽に水入れ】

セッティングの済んだ水槽に、ポリタンクなどで持ってきた飼育水を入れます。足りない分は、中和剤を入れた水道水を足します。

もし移動の都合上、飼育水をほとんど持ってこれなかった場合は、熱帯魚ショップなどで、飼育水(海水や汽水)を購入するか分けてもらって対処しましょう。

水槽への水入れはご存知の通り、水を急激にザバザバ入れると、ソイルなどが巻き上がり水濁りの原因となるので、水槽の中にビニール袋を敷いて、そこに飼育水を当てながらそっといれるようにします。

4.【機器の動作確認】

機器の設置に問題無いか再度確認した後、機器の電源をコンセントにつなぎ、スイッチを入れます。

ヒーターやポンプ、ろ過器などが正常に作動しているか、また水漏れが起きていないか確認します。

5.【生体を水槽に移す】

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水入れが終わったら、魚たちを長旅からすぐに開放してあげたくなるかもしれませんが、ここで焦ってはいけません。

振動や長旅で、生体にはかなりのストレスが掛かった状態となっています。

しっかりと水合わせをした上で、生体を水槽に放ってやる必要があります。

【水合わせの手順(簡易法)】

手順1(温度調整):生体を入れたビニール袋を水槽に浮かべ、30分程「温度調整」を行います。

手順2(水合わせ):袋の中の水を半分捨てて、袋の減った分は水槽の水を足し、また水槽に浮かべておきます。30分後に同じ作業を行い、これを全部で3回繰り返したら水合わせ完了です。

最初の30分(温度調整)→水合わせ1回目→水合わせ2回目→水合わせ3回目

全部で2時間掛かる作業です。

新居へ運搬できた飼育水がごく少ないなど、水質環境の変化が大きいと想定される場合は、生体へのダメージを最小限にする為に、必要に応じ水合わせは『点滴法』で行って下さい。

その後、水に慣れた生体のみを水槽に放します。

水合わせがうまくいかないと、魚にストレスが掛かり、弱ってしまったり、最悪死んでしまう場合もあります。
また、魚には引っ越しで非常に大きなストレスが掛かっているので、環境に慣れるのも含めて、引っ越し当日はエサをやらず、魚の体調はどうか観察するにとどめましょう。

エサは翌日から様子を見ながら、少しづつ与えるようにして下さい。

注意点:

せっかく、引っ越しをするのだから、水槽の雰囲気を変えるためにレイアウト変更をしたくなってしまいますが、そこに時間をかけるべきではありません。

出来る限り、慣れた住みかに魚を早く返してあげる必要があります。

新居では、出来るかぎり迅速に、水槽のセッティングを終えるように心がけて下さい。

水槽のレイアウト変更は、引越し後落ち着いてからでも出来ますが、魚はそんなに待ってはくれません。

また、水合わせはしっかりと時間を掛けて行いましょう。

熱帯魚を公共交通機関で運ぶ事は出来るのか?

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以上ここまで説明したように、熱帯魚など魚の引っ越しとなると、基本的には専門業者に丸ごとお願いするか、自分で車を使って運ぶのがいいでしょう。

しかし、水槽も大きくなく、また飼っている数が少数であれば、

生体と飼育水と酸素の入った袋を発泡スチロールの箱やクーラーボックス(必要に応じてカイロや保冷剤を同封)に入れて、公共交通機関で輸送することは可能かもしれません。

水槽とその他の設備は、引越業者や宅急便などで新居に送ってしまうことで、車を使わなくても熱帯魚の引っ越しは出来ます。

実際に、専門業者は飛行機などを使って生体だけ輸送したりしています。

但し、到着後の水合わせや水槽環境を新たに作り直すための準備が不足している為、新居での水槽立ち上げまでに時間が掛かるというデメリットもあるので、あまりおすすめはできません。

もし、新居に持って行けない場合は?

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近所か行きつけの熱帯魚専門店に相談

生体の運搬費用の問題や新居で飼えないなどの事情があり、泣く泣く手放さなければならない場合は、友人知人に貰ってもらうのも手ですが、魚の飼育経験が無いと、その人で大丈夫か心配になってしまいます。

そんなときは、近くの熱帯魚の取り扱いの有るペットショップに相談してみてはどうでしょうか?

お店の方で、もらってくれる場合も多いので、実はその方が彼ら魚たちの将来を安心して任せられます。

ジモティーなどの売買仲介サイトや買取サイトに出品する

熱帯魚とかって、生体のサイズが大きければ大きいほど、数万円とか結構高いお金を払って「買った」ものですよね。

それをタダ同然であげてしまうのはもったいない。

あなたがもしそう考える場合は、ネット上の売買仲介サイトなどに出品し、買取相手を探すのも一つの方法です。

参考リンク:

ジモティー>売ります・あげます>全国の「熱帯魚」

熱帯魚専門店で断られた場合は、熱帯魚の引き取り・保護サイト-「アクアポリス(aqua-police)」に相談

もし熱帯魚を取り扱っているペットショップでも断られ、どうしようもなくなった場合は、日本自然環境保守協会が運営する「熱帯魚の引き取り・保護サイト-アクアポリス(aqua-police)」で引き取ってくれます。

ヤマト運輸を利用し『飼い主送料負担』で、大阪市内にあるアクアポリス集魚場宛てに送るだけなので、熱帯魚ショップなどの無い全国各地の田舎からでも可能です。

但し利用するには、

1回の引き取りだけを依頼する場合は、ビジター会員として年会費2000円

また、一年間何回でも引き取りを依頼でき、さらに里親プログラムに参加できるユース会員5000円/年があり、

協会への入会が必須となっています。

詳細は、熱帯魚の引き取り・保護サイト-アクアポリス

生体の輸送を諦めることで、水槽のみであれば、普通の引越業者でもワレモノ注意で運んでくれるのは、大きなメリットとなります。

最後に

skeeze / Pixabay

熱帯魚と共に引っ越しするには、考えなければならない事、やらなければならない事が、これだけたくさんありました。

家族同然とも言える熱帯魚や淡水魚などのお魚ちゃん。

無事引っ越しをさせてあげて下さい。

なお、今回の記事は、アクアリウム情報サイト「トロピカ」を参考にさせて頂きました。

ところで、ヒーターやポンプ、ろ過器の作動に電源確保が必須な熱帯魚水槽。

あなたは、停電時の対策何かしていますか?

2019年秋には、台風15号の被害により、千葉県での大規模停電(数日間にも及ぶ)が発生しました。

このような状況では、日常生活に支障をきたしたことはもちろん、熱帯魚水槽への電気が絶たれ、悲しくも生体が全滅してしまったアクアリストの方もいるようです。

災害時に、人間の生活とペットどちらを優先するかという課題は有りますが、

熱帯魚の全滅を避けるためには、災害対策品として、ポータブル電源を用意し、日頃から備えておくことは重要です。もちろん人間の生活用としても。

私は、「防災製品等推奨品」として認定されたポータブル電源「エナーボックス」をおすすめします。

正弦波AC400Wのハイパワーを実現しているため、90㎝水槽で利用される300W以上のヒーターでも問題ありません。

また、バッテリー容量は、3.7V-120000mAh(444Wh)となっています。

これ以上の容量を持つ、他社の1200Whの製品などは15万円以上と非常に高額になりますし、また、Amazonの口コミでも書かれていますが、他社製品にはないロス率の低さ(他社製品はロス率20%前後に対し、エナーボックスは約6%)が優秀です。

通常価格は91,800円ですが、現在は特別価格55,800円で購入可能です。熱帯魚の全滅リスクを回避できると考えれば、むしろ安いのでは無いでしょうか?

さらには、「エナーボックス」と繋いで使える、撥水加工&折り畳み可能なソーラーパネル(別売り)を利用すれば、停電時でもポータブル電源に充電することが可能となり、停電時でも繰り返し使用が可能です。

ポータブル電源 ENERBOX01 エナーボックス CITAEB-01

新品価格
¥55,800から
(2019/10/28 17:11時点)

 

についてお伝えします。

こちらの記事もあわせてどうぞ。

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