初めての一人暮らし。何が不安ですか?費用、防犯、食事それとも寂しさ?

メンタル
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今回は「初めての一人暮らし。何が不安ですか?費用、防犯、食事それとも寂しさ?」と題して、これから一人暮らしを始めようと考えているけど、不安だなぁという方向けに、その不安を解消するお手伝いをしたいと思います。

さて、あなたは一人暮らしをするに当たって、『何が』不安ですか?

「ただ、何となく。」ではいけません。

よく、「将来が不安で~。」とかいう人いますが、じゃあ『何が』ということが分かってなくて、不安な要素が漠然としている人が結構多いんです。

お化けと同じです。正体がなんだか良く分からないから非常に怖い。

でも、もしお化けの正体が科学的に物理的に正確に解明されて、あなたがお化けを再現できる科学的理論を知っていたら、果たして怖いでしょうか?

良く分からない不安は、不安だと思う要素をA4用紙1枚に、思いつく限り書きなぐってみて下さい(これをブレインストーミングと言います)。

書き出して文字にして具体化(視覚化)すると不安要素がハッキリとしてきます。

結論からすると、『不安』とは、分からないから不安になるんです。

あなたの場合の「一人暮らしの不安」って何でしたか?

大抵は、一人暮らしとの対極にある実家暮らしとの違い、

・今までほとんど親がやっていてくれたことを、基本的に自分ひとりで全部やらなくてはいけない。親に甘えていた生活環境から厳しい生活環境への移行。

・自立して生活できるだろうか?(自炊や洗濯)

・お金の管理(収入と支出のバランス)がきちんと出来るだろうか?

・新たな縄張り(引っ越し先)は安全だろうかという動物の本能のようなもの

・今まで家族や友人と一緒に住んでいた場合、一人になるという孤独感(寂しさ)

・一人きりでいるときに、病気やケガ、泥棒など不意のアクシデントに遭ったら、対処できるだろうかという自分の対処能力に関する不安

などではなかったですか?

今回の記事では、これらのことについて、一つ一つ、不安を解消するためにはどうしたらいいのか解説していきます。

初めての一人暮らしに掛かる費用(お金)

一人暮らしの家賃

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家賃は、よく「収入の3分の1以内」に収めると良いと言われます。

しかし、これはあくまで一般論で、月収20万円の人と30万円の人、100万円の人を同列に扱っていいものでしょうか?

この理論に基づくと、月収20万円の人の場合で家賃の上限はだいたい7万円。

月収100万円の人の場合には、なんと家賃上限額は33万円にもなります。

実際にはどのぐらいの家賃の物件を選ぶべきなのでしょうか?

『あなたにとっての』適正な家賃額を知るには、

こちらの記事

で確認してみて下さい。

また、一人暮らしに向いている部屋の間取りについては、

をご覧ください。

もしあなたが、東京・神奈川・千葉・埼玉の1都3県で安く住める場所を探したいのなら、東京6万円以下専門の部屋探し【部屋まる。】を使ってみて下さい。

賃貸物件を借りる際に必要な初期費用

初めて一人暮らしをする際には、上記で説明した毎月の家賃の他に、物件契約時に支払う「初期費用」というものが掛かってきます。

初期費用として一般的なものには、「敷金」「礼金」、不動産業者への「仲介手数料」などがあります。細かく言うと、それ以外にも火災保険加入料や鍵交換費用などがありますが、それぞれ2万円程度なのでここでは省きます。

そしてこれらの費用は一般的には、

敷金:家賃の1か月分~2か月分

礼金:家賃の1か月分~2か月分

仲介手数料:最大でも家賃の1か月分

前家賃:日割り家賃や家賃1か月分など

となっています。

すると、

賃貸物件に入居する際には、初期費用として家賃の3か月分~6か月分程のまとまったお金が最初に必要になることは覚えておいてください。
家賃4万円の場合で12~24万円、家賃6万円の場合で18~36万円、家賃8万円の場合で24~48万円にもなります。
初めて一人暮らしをする若い人の場合、その額は給料の1か月~3か月分にも相当しかなりの負担となります。

これを見ても分かる通り、初期費用は「家賃の○か月分」となるので、元々の家賃の額自体を抑えると、倍数となる初期費用総額も抑えられるので、出来るだけ家賃の額を抑えられるように物件選びをするようにして下さい。

中には、敷金礼金不要などの物件も存在しますが、選ぶ際には注意が必要なので、詳細は

をよく読んで、悪質な業者や手法に引っ掛からないようにして下さい。

また、関西以西では、関東の敷金礼金制度とは異なる「保証金/敷引き制度」を採用している業者や物件もあり、関東の敷金礼金制度よりも初期費用が多く必要となるので注意が必要です。

詳細は

で確認してください。

一人暮らしを始めるときに必要な生活家電家具

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マンスリーマンションなどでは家具家電が付いているので、そのまま身一つで生活を始めることが出来ますが、一般的な賃貸物件には、家具家電は基本的に付いていません。

その為、ベッドなどの寝具、テレビや洗濯機、調理器具などを揃えないと生活をスタートすることが出来ません。

初めての一人暮らしで必要な家具家電を揃えるのにいくらぐらい掛かるか、どんなものが必要かは、

をご覧ください。

一人暮らしの食費

一人暮らしの食費にも、人それぞれあり、完全自炊&昼食はお弁当持参派、外食派、コンビニ弁当派、カップラーメン等のレトルト食品派など、食生活スタイルによって様々です。

の方では、食生活スタイル別に、1か月に掛かる食費のシミュレーションをしています。

あなた自身の食費把握および、どの食生活スタイルを目指すかの参考にして下さい。

一人暮らしで掛かる生活費(月間合計)

家賃や食費、その他の、趣味娯楽などにかける費用、交遊費など全ての費用をトータルした、「生活費全体」については、

の方で、詳しく解説しています。

やり方によっては、手取り収入10万円でも東京都内で生活することも可能です。

一人暮らしの食事と健康

一人暮らしでは野菜不足に陥りがち

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特に20代の若い年代の一人暮らしでは、わざわざ野菜を取ろうとは思わず、やはり「肉」となる事が多いかと思います。

しかし、野菜を取る事にはきちんと意味があり、野菜にはビタミンやミネラル、抗酸化物質(ファイトケミカル)など、体の調子を整えるのに必要な物質がたくさん含まれています。

これは、米や小麦(パン)などの糖質、肉や魚などのタンパク質からだけでは、到底補えるものではありません。

また、野菜や果物には繊維質が多いため、腸内の掃除や便秘の解消に効果的です。

ここでは、一人暮らしで不足しがちな野菜を簡単に取るにはどうしたらいいか、一人暮らし目線で考えてみました。

まず、厚生労働省が発表している推奨基準によると、

成人が一日に必要な野菜の摂取量は350g、果物は200g

と言われています。

この、野菜350gって、実は結構なボリュームなんです。

コンビニなどで売っている普通の野菜サラダ1皿が約80~100gなので、それを4皿分とは、かなりの量になりますよね。

また、長崎ちゃんぽんのリンガーハットで「野菜たっぷりちゃんぽん」というメニューを食べたことが有る方なら分かるかと思いますが、

この「野菜たっぷりちゃんぽん(ミドルサイズ)」に入っている野菜の量が約360gとなっていて、これが一日に必要な野菜の量に相当するんです。

食べてみると、あごが疲れるぐらいたっぷり食べ応えがあります。

これぐらい食べないと、一日に必要な野菜の量は取れないんです。

自分で自炊をするなら、ポトフやシチュー、煮物などにすると、大量の野菜でも食べやすく、また大量に作って冷凍保存もしておけるので、一人暮らしの野菜不足解消には、便利です。

頻繁に自炊をする人であれば、みそ汁の具に入れたり、野菜炒めや浅漬けなどにしても毎食で少しづつ野菜を取ることが出来ます。

また、野菜の中には、人参やピーマンなど油で調理すると、βカロテンなどの抗酸化物質が大幅に増える油調理と相性のいい野菜もあったり、水溶性のビタミンCは、茹でてしまうとゆで汁の方に流失してしまうなど

それぞれの野菜や栄養素の特徴を生かした調理をすることも栄養成分をより効率的に摂取するには大切です。

なお、野菜は収穫後から徐々に栄養成分が減少していくので、買って来たら出来るだけ早いうちに加工してしまわないと、しなびたりして栄養が無いスカスカの野菜を取っても、あまり意味がなくなってしまうので注意して下さい。

それも面倒だという方は、野菜ジュースなどで手軽に取るのがおすすめです。但し、あまり飲み過ぎると糖分の取り過ぎになるので、1日250ml1本ぐらいにとどめておきましょう。

もし、一人暮らしで自炊をする自身が無い人は、最初から「食事の賄い付き」賃貸物件(下宿や学生寮、社員寮含む)を選ぶといいでしょう。

で「食事の賄い付き」賃貸物件を探してみて下さい。

一人暮らしで風邪をひいて寝込んだらどうしよう?

病気やケガなど不意のアクシデントに対する予防法及び対処法

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病気やケガはもちろんですが、さらに言ってしまえば近年では地震や大災害など、自分でコントロールが出来ないものまで、不意に発生するアクシデントは様々あります。

ここで一つ目のポイント。

自分でリスクコントロールできるものに関しては、しっかりと予防と対策をしましょう。

これには、分かりやすい例として病気やケガがあります。

STEP1:病気やケガをしないように健康的な食事に気を遣い、定期的に運動して体を鍛えるなど、自分で出来ることをする。(予防)

STEP2:病気やケガをしても大丈夫なように、すぐ救急車が呼べるようにしておく。(持病がある場合などは、必要ならば専門病院が有る近くに住むなど)(問題への即時対応)

STEP3:高額な医療費が自己負担とならないように、国民健康保険への加入はもちろんのこと、生命保険や医療保険にも加入しておく。(事後対策)

といったように、

どんな事象でも、大体「予防」、「問題への対処」、「事後への対策」の3段構えで対策を施すことで、安心感を高めること(リスクのコントロール)が可能になります。

あなたが考える「不意のアクシデント」に対して、何が出来るか考えてみて下さい。

地震や大災害に関しては、自然や人為的に発生するものなので、発生すること自体をあなた自身がコントロールできませんが、その影響を最小限にすることは出来ます。

例えばテレビや家具が倒れて下敷きにならないように、テレビや家具を固定金具で固定する。地震による火事が発生しないように、自動消火機能のあるガスレンジを使うとか、地震が来たら、電気のブレーカーを自動でOFFにする器具を取り付けておくとか。

極論を言えば、日本では地震が多い(地質学的には地殻プレートがたくさん集まっているので、日本でこれだけ地震が起こるのはすごく当たり前)ですが、地質学的に地震の発生しない海外の国に引越ししてしまえば、地震の心配とは無縁になることが出来ます。

このように、「不意のアクシデント」に対して、自分で出来ること(取れる選択肢)が色々考えられると思います。

それら予防対策をしたうえで、「不意のアクシデント」が来ても対処出来ることが分かっていれば、そこまで不安になる事は無いでしょう。

一人暮らしの防犯対策

防犯対策と治安の確認

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まず予防として、泥棒に入られない家(部屋)にする。というよりも、そもそも泥棒のいないような全員知り合いのような離島に住んでしまえば、家の鍵や窓を開けっ放しでも、泥棒に入られることはまず無いでしょう。

しかし、大抵の人が進学や就職などで都会へ出てきて一人暮らしを始める場合がほとんどなので、実際はそうはいきません。

その場合、一番重要なのが、住む場所の治安・風紀です。

繁華街や飲み屋街周辺は、変な人も集まりやすいので出来るだけ避ける。

また、かといって駅から遠い人通りの少ない住宅街は、不審者につけられ易いので、これも出来るだけ避けた方が良いでしょう。

よく、玄関がオートロック付やエレベーターがセキュリティーカード認証式の物件であれば安全だと勘違いしている人がいますが、これもお守り程度で、住民になりすまして一緒に入られたら見分けがつきません。

あなた自身の防犯意識がまずは何より大切です。

そして、第二段階として、仮に侵入されたとしても、取られて困る貴重品などは絶対分からない場所に隠しておくとか、

泥棒に遭遇しても逃げられるように防犯スプレーを用意しておいたり、格闘技を習って捕まえたり撃退できるようにしておく(肉体的精神的に鍛えておく)と、より万全です。

アメリカやイギリスなど諸外国ではあまりにも強盗などの犯罪が多いため、自衛の手段を取っている女性も多いです。

一時期日本でもニュースになっていましたが、なんと、イギリスでは万引きや車上荒らし、不法侵入などでお金を取られても「50ポンド(日本円で約8000円)以下の場合は、捜査すらしない!」と警察が宣言してしまうほど軽犯罪が多いそうです。

基本的なところでは、開放的な服装をしない事や、高価なブランド物のバッグを持たない、ATMを利用する際は周辺に不審者がいないか気を付ける、夜は一人で出歩かない事などはもちろん、暗くなったら近距離でもタクシーや車を利用するなど、

海外では、犯罪に巻き込まれるリスクを極力低くすることに重点を置いて普段から生活するように言われています。

女性の一人暮らしでの注意点に関しては、

の方でまとめています。併せてご覧ください。

一人暮らしは寂しい?孤独感(寂しさ)を解消する方法

「初めて」一人暮らしを始めると言うことは、言いかえると今までは家族などと一緒に生活していて、決して一人ではなかったという事ですね。

そうなると、初めて一人暮らしを始めると、家に帰ってきても誰もいなくてシィ~ンと静まり返っていて「お帰り!」と言ってくれる人も無く、また冬などは部屋が寒くてそれだけで寂しくなってしまうかもしれません。

一人暮らしでの寂しさを解消するには、

の方でまとめています。ぜひご覧ください。

また、一人暮らしでも飼える「ペットを飼う」ということも、一人暮らしの寂しさを解消するには効果的です。

も併せてどうぞ。

一人暮らしは大変?メリットとデメリット

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一人暮らしのメリット

一人暮らしのメリットとして、一番に上げられるのはやっぱり『自由』でしょう。

実家での暮らしでは、何かと束縛を受けたり、親から小言を言われることもあり、鬱陶しいと感じることも多いかと思います。

その点、一人暮らしであれば、誰に何を言われることも無く、全て自分で決めて自由に生活することが出来ます。

何を食べようと、夜遅く何時に帰って来ようとも、誰も咎める人はいません。

但し、「自由」とは「何をしてもいい」という事とはちょっと違います。

「何をしてもいい」のは確かですが、その「自由」には『自己責任』もセットで付いてきます。

その自由な生活の結果、あなたが受ける「お金」、「健康」などの様々な結果についても、あなた自身がしっかりと受け止める必要があります。他の誰の責任でもありません。

すなわち、自分の責任において選択の自由が与えられているのです。

そういったことから、

社会人としての自己コントロール(セルフマネージメント)能力を身に着けるには、一人暮らしは非常に適しています。

一人暮らしの様々なメリットや楽しみ方については、

で紹介しています。実際一人暮らしをしている方の生の声も掲載しているので、すごく参考になると思います。

一人暮らしのデメリット

今まで、誰か(実家では親)がやっていてくれた、炊事や洗濯、掃除、家計の管理など、全てをあなた自身でやらなければならないことから、

一人暮らしを始めた瞬間から、あなたは「あなた株式会社」の社長となるようなものです。

全ての決裁権は、ワンマン社長であるあなたにあります。

会社の運営方針(スローガンや目標)、事業計画(時間の使い方やスケジュール)、将来のビジョン、設備投資や投資判断(お金の使い方)、全てあなたが決めます。

そしてその結果、「あなた株式会社=将来のあなた」がどうなるかはあなた次第です。

そういった意味では、一人暮らしはシビアです。

最後に。一人暮らしのまとめ

さて、一人暮らしの不安は解消できたでしょうか?

また、一人暮らしには様々なメリットとデメリットがありますが、

男女ともに一人暮らしを経験すると、親のありがたみが分かることはもちろん、家事の大変さを理解でき、結婚後の家事分担に役立つことや、お金の管理やセルフマネージメントがいかに大事かが分かります。

一人暮らし⇒結婚して二人暮らし⇒子供も含めた家族で暮らす

というステップを歩むのであれば、

必然的に、いずれどこかの段階で大人として社会人として、いつまでも人に頼ってばかりはいられなくなってきます。

その点では、

一人暮らしは、将来的に必要となる責任感、判断力、自己管理能力などを養う『予行練習』とも言えるでしょう。

一人暮らしのうちは、結果はあなた自身しか被りませんが、結婚して二人に、子供が生まれて家族となると、その結果は家族みんなに掛かってきてしまいます。

当然、その分の責任は重くなります。

皆さん是非とも、一人暮らしを経験して、世の中の荒波を渡っていける術(すべ)を早めに身に着けて下さい。

皆さんはもう「巣立つ時期」なのですから。

初めて引っ越しを経験する方は、

も併せてご覧ください。

についてお伝えします。

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