皆さん、引っ越しの準備や荷造り進んでいますか?
今回は、引っ越しの準備や荷造りが中々進まなくて悩んでいる方はもちろん、知っていると作業がはかどり、効率化が図れる片付けのコツや順番、梱包をする際のコツなどを紹介します。
これから引越しの荷造りを始めようと思っている方、荷造り真っ最中の方もどうぞご覧ください。
これを読めば、明日からの荷造り、そして、引っ越し準備作業全体が激変すること間違いなしです。
引越し準備が終わらないとどうなるのか?
引っ越し当日になっても、引越し準備(荷造り)が終わっていないとどうなってしまうのか?
来てもらった引越業者には?退去立会いに来る不動産屋にはどう対処したらいいのか?など。
これをまずは知っておいてください。
詳細は、別記事「引っ越し準備が終わらないとどうなるの?」をご覧下さい。
引越しの荷造りを始める前に

出来るだけ、荷造りを始める前に、あなたが「どこまで」「どのぐらいシッカリ」と荷造りをするか決めましょう。
それこそ、馬鹿丁寧に時間をたっぷり掛けようと思えばいくらでも掛けることが出来てしまいます。
普段から、物事の要領が悪い人、割り切りの下手な人はここをハッキリとさせておかないと、「エンドレス」になってしまいます。
一般的に、引越し準備にどのぐらいの時間が掛かっているかは、
別記事「引っ越し準備に掛かる日数(時間)はどのぐらい?」で詳しく解説しています。
もしあなたが、一般的な標準よりもあまりにもかけ離れた時間数を掛けているのであれば、それは、時間の使い方に無駄が多いか、効率が著しく低下しているか、荷物が極端に多いかのいずれかです。
また、荷造りの作業を始める前に、作業計画書を作成し、掛けられる時間工数(総時間)を決めたり、最初からどのぐらいまで「荷物を減らすか」を考えておくことも重要です。
荷造り前の準備とコツはこちらの記事「梱包作業に取り掛かる前に。引っ越し荷造り前の準備とコツ」をご覧下さい。
荷造りをサクサク進める為に。片付けのコツや順番、梱包のコツ

個別の品目ごとの梱包のコツや、梱包するタイミングなどはある程度決まっています。
これを知らないで、作業を進めてしまうと、後で出し入れを繰り返して二度手間となってしまったり、実は引越業者が当日梱包してくれる物をあなたが一生懸命梱包して無駄なことをしてしまったとなり兼ねません。
必ず知っておいてください。
「個別品目ごとの梱包のコツと冷蔵庫や洗濯機などの輸送前準備」
「引っ越しの時、衣装ケースの中身やタンスの中身はそのままでも大丈夫?」
引越しで効率的にモノを片付ける為の基本ルール5か条
基本ルール1:使用頻度の低い物から片付ける
使用頻度の低いものと言えば、例えば、年に数回しか使わない「たこ焼き器」とか、季節ものの冬用コートやダウンジャケットなどが挙げられます。
あなたが引越しをする時期に、ほとんど使っていない使用頻度の低いものであれば、先に梱包してしまっても日常生活に全く支障はないはずです。
基本ルール2:日常生活に関係ない物、場所から片付ける
この点から言うと、本棚の本やCD・DVD、インテリア雑貨などが真っ先に候補として上がるでしょう。
このような物を先に、整理・梱包することで、今は読んだり観ていない本やDVDを買取サービスや不用品処分などに早く出すことが出来ます。
そのことで荷物の量を減らせるだけでなく、いくらかでも売れれば引っ越し費用の足しにすることが出来、一石二鳥です。
特に、重量のかさむ「本や書籍」は、可能な限り処分してしまった方がいいでしょう。
また、「物置部屋」が有る方は、まずはここから片付けてみて下さい。
かなりの不用品が出るはずです。
しかし、その本捨てるの待った!
ブックオフなどの通常の買取サービスでは買取してくれない、
「ブックオフの買取は安い?買取検索で買取価格を調べた結果と買取評判のまとめ」
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基本ルール3:引っ越し前後3日間で使うものは、一つの箱にまとめる
別記事でも紹介していますが、引越しの前後最低3日間で使うものは、一つの箱にまとめて管理しましょう。もしスーツケースがあれば是非活用して下さい。
そうすることで、基本的には、引越し前後の忙しい(疲れた)状態で、開けるダンボールがこの箱1つで済むので、非常に楽です。
またこれにより、携帯の充電器やエアコンのリモコン、ドライバーなどの各種工具、日用品のトイレットペーパーや歯磨きセットなど、必要な荷物がすぐに見つけられるのも、大きなメリットとなります。
基本ルール4:収納ケースや衣装ケースに詰める
収納ケースや衣装ケースは、そのままの状態で引越業者は運び出しを行ってくれます。
すなわち、ダンボールなどに詰め替える必要が無い為に、時間の大幅短縮が図れます。
収納ケースや衣装ケースを上手に活用して、引っ越しを楽にしましょう。
また、収納ケースや衣装ケースは、ダンボールと違ってケース自体が透明や半透明をしているので、収納後も中身が確認しやすく荷物の確認が容易です。
基本ルール5:タンスや引き出し、棚などの中身は、その場所ごとに梱包する
タンスや机の引き出し、本棚など、物を収納する場所が決まっている品物は、その収納場所ごとにダンボールや小物ケースなどを活用して、小分けにして収納(コンポーネント化)しましょう。
そうすることで、荷ほどきをして元に戻す時も、箱の中身ごとそのまま戻すだけでいいので簡単です。
このテクニックは、プロの引越業者が荷物の梱包する際も使っている極意です。もし、荷造りお任せサービスを利用する機会があったら見てみて下さい。
引っ越し荷造りをする「やる気」が出ない場合は?

あまりの引っ越し荷物の多さや、慣れ親しんだ旧居を離れる寂しさなどから、引越し準備を進める「やる気」が出ないという事もあるでしょう。
そんな、引っ越しが憂鬱だなぁと感じるときは、別記事
「引っ越しが不安や憂鬱だと思う方へ。メンタル面のアドバイス」を読んでみて下さい。
「引っ越しうつ」の解決法なども紹介しています。
荷造りがどうしてもめんどくさい場合は?

あなたがそもそも、片付けが得意でなかったりする場合や、大量の引越し荷物を見て辟易してしまう場合には、
自分で引越し荷物の梱包をせずに、引越し業者の「荷造りお任せサービス」や便利屋、梱包専門の荷造り代行サービス業者に依頼してしまうのも一つの方法です。
最低でも数万円(1部屋1名の梱包作業で3万円前後~)のお金は掛かりますが、お金を払って、あなたの2週間~1か月分の引越し荷造り作業を代行してもらえるのであれば、むしろ安いぐらいかもしれません。
詳しくは別記事で紹介しています。併せてどうぞご覧ください。
「引っ越し荷造り・梱包は業者にお任せ。荷造りおまかせサービスの料金や専門業者を徹底比較」
もし、あなたがそのお金は節約したいと考える場合には、荷物を分類・整理せずに、『とにかくひたすら詰め込む』という作業であれば、そんなにめんどくさくはないはずです。
荷造りがめんどくさい(時間が掛かる)という方は、感情を捨てて機械的に荷物を詰め込んでください。
それが出来ないという人は、とりあえず3種類(マジックで書くなどして目的を分けた)のダンボールを用意しましょう。
「必要(梱包)」:新居に持っていく、必要な物を入れる。
「廃棄」:そのまま迷わず廃棄行きの物を入れる。
「一時保留」:必要なのか捨てるべきか判断を迷うような物は、判断を一時保留することで、次の品物や荷物の選別に行動を移すことが可能になります。
これをすることで、じっと止まって考えることは防げるので、比較的早く荷物の分別をすることが出来るはずです。
最後に「一時保留」したものを再度選別すれば完了です。
処分する荷物の分別がめんどくさい場合は、不用品回収業者を利用する

処分する荷物の分別がめんどくさいという人には、不用品回収業者の中には、軽トラック1台あたりいくらで、不用品を一切合切引き取ってくる業者もいるので、荷物の分別が苦手な人は利用するといいでしょう。
「(お住いの)地域名 不用品回収業者」で検索すれば、該当する業者が出てきます。
不要品「積み放題」の料金相場としては、
軽トラック(間取り目安:押入れ1つ~1R)で1万円~3万円
1tトラック(間取り目安:~1K)で2万円~4万円
2tトラック(間取り目安:~2DK)で3.5万円~6万円
3tトラック(間取り目安:~3LDK)で5万円~10万円
などとなっています。
ちなみにこのような不用品回収業者(他にもエアコンクリーニングや家事代行など)を探す際、「くらしのマーケット」というサイトが出てくることが多々有ると思いますが、
このサイトを通すと、業者から20%もの手数料を取っている(つまり利用者には20%上乗せ価格が提示されている)そうなので、直接自分で、業者を探して連絡した方がその分安く頼めます。
また、当然ながら登録業者の良し悪しはあなた自身が判断して下さい。
そのような点からも、ネットで口コミ情報や評判を調査するのは非常に大事なことです。
東京・神奈川・千葉・埼玉のゴミ屋敷片付けサービスなら、ECOらいく
不用品回収業者の選び方については、こちらの記事も参考に。
「エコノバは不用品回収業者の一括見積りサービス。安心の理由や評判まで徹底解説」
荷造りや片付けのポイントは、「判断力」と「断捨離」

引越しは、荷物を大幅に減らす「断捨離」を行ういい機会です。
日頃、物の多い生活をしていると、実はそんなに使う頻度は多くないのに、とりあえず所有しているという物も多いはずです。
また、流行が過ぎた服や、体形が変わったのにも関わらず、痩せたら着れるからと取ってある服など、今現在着ないモノは捨てましょう。
私自身の断捨離経験談も紹介している以下の記事は必見です。
「なんと!一部屋分」の荷物が本当に減りました。
引越しにおける断捨離の方法で、非常に参考になる考え方・やり方は、意外にも「引越し侍を描いた映画「引っ越し大名!」と原作「引っ越し大名三千里」に学ぶ引っ越しのコツ」の中にヒントがあった!
さらに最近では、ミニマリズム(極力モノを持たない生活)を目指し実践しているミニマリストの方達もいるので、大いに参考にされると良いでしょう。
人によっては、テレビやベッドすらも必要としない「シンプルライフ」や「ミニマリズム」については、
「ミニマリストになるには、まずテレビを捨てることから始めよう!」
「ミニマリストはベッドが嫌い?あなたはベッド派それとも布団派」
有名ミニマリストや、片付けが出来なかった元汚部屋出身の60代ミニマリストを紹介している記事は、
「ミニマリストにソファは必要か?ソファーの運搬や引っ越しは大変」をご覧下さい。
また、モノを所有するのではなく必要な時だけ借りるという「シェアリングエコノミー」により、引越しする時には返却してしまって、引越し荷物を大幅に減らすという方法もアリだと思います。
家具のレンタルサービスは、
家具・家電を30日ごとにサブスクできる【Cosmo SubscRental】新居での生活や荷ほどきを考えた梱包をする

不用品の処分や荷物の梱包とも関わってきますが、新居でどのような生活をするのか、間取りが広くなるのか狭くなるのか、新たな家具家電は揃える予定があるのか、模様越えは行う予定なのかなどなど、
新居での生活に合わせて、引越しの荷造りをしましょう。
旧居で荷物の梱包をしている時は、旧居の間取りや生活スタイルに合わせた物の配置や収納になっているはずです。
旧居と同じように、元通りに収納・レイアウトするのならば、そのままの方がむしろ速く梱包できるので問題ありませんが、
もし、新居でガラッと変わる場合は、新居での生活に合わせた収納梱包にしないと、二度手間となってしまいます。
さらには、ダンボールを仕分けする際に、『新居での』リビング用とか寝室行きとか、「妻のXX」、「子どもの○○」など、収容先や内容物をマジックなどで書いておくと、引越業者の方も新居への荷物搬入で迷わず、またあなた自身が目的の荷物を発見するのが簡単になります。
出来れば、新居の間取り図を用意して、部屋やエリアの番号記号の割り振りをして、それに合わせてダンボールに番号などを振っておくと楽です。
このマジックで書く時ですが、上面だけに書いてあると積み重ねた時に見えないので、必ず、側面を含む2面には書いておくようにしましょう。
この辺のことも考慮して、荷物の梱包・分別を行うと良いでしょう。
最後に
今回は、「引越しの準備や荷造りが進まない。片付けや梱包のコツ」と題して、準備や荷造りが進まない原因とそれを解消する方法や片付け梱包のコツを紹介しました。
今回紹介した、片付けの順番やポイントを押さえておけば、引越し準備が終わらず困るということは無くなるでしょう。
では、また次回。
と題してお送りします。
こちらの記事もあわせてどうぞ。






