ミニマリスト流 バッグやカバン、リュックの選び方【前編】

ミニマリスト
この記事は約24分で読めます。

前回は、ミニマリストの財布について紹介しました。

今回は、財布を入れて持ち運ぶことも多い「バッグやカバン、リュック」について、「ミニマリスト流 バッグやカバン、リュックの選び方【前編】」と題してお送りします。

女性の場合は特にバッグの数が多くなりがちです。

そこで、ミニマリストのバッグに求めるサイズや機能性、色や種類、素材などについてや

また、ミニマリストの方たちは、どんな「バッグやカバン、リュック」(ブランド)を持っていて、どんな形や大きさの「バッグやカバン、リュック」を何種類(何個)まで持っているのか、

そして、カバンの中身にはどんなものが入っているのか、またそれらを収納できる大きさのバッグはどんなものがあるのかお伝えします。

ミニマリストが「バッグやカバン、リュック」に求める「モノやコト」をまとめました。

ちなみに、「カバン(かばん)」って言葉、元々は日本語じゃないんです。

中国語で「文挟み(ふみばさみ)を意味する「挟板」を日本語読みした「キャバン」が転じたという説や、オランダ語の「kabas(カバス)」が転じたという説などがあります。

参照:語源由来辞典【かばんの語源・由来】

さらには、小学生が背負う「ランドセル」。ランドセルの語源はオランダ語の「ランセル(背負って使うかばん)」から来ているというのも、オランダ語説の信ぴょう性を高めていますね。

何となく気になったので調べちゃいました。

今回のこの記事を読めば、ミニマリストを目指す方が「バッグやカバン、リュック」選びで困ることはなくなるでしょう。

  1. ミニマリストのバッグ数。最適な数は?
  2. ミニマリスト カバン(バッグ)の中身
    1. 財布
    2. ノートPCやタブレット、スマホなど
    3. 水筒、タンブラー(マイボトル)
    4. 折り畳み傘
    5. 化粧ポーチなど(女性のみ)
    6. ミニマリスト カバン(バッグ)の中身まとめ
  3. ミニマリストが選ぶべきバッグ色
  4. ミニマリストが選ぶべきバッグ 種類とサイズ
    1. ショルダーポーチ
    2. ショルダーバッグやメッセンジャーバッグ
    3. トートバッグ
    4. リュック
    5. その他、ダッフルバッグやバックパック
  5. ミニマリストとバッグの素材(選んで良い素材、NGな素材)
    1. レザー(本革)又は合成皮革
    2. ターポリン(防水生地)
    3. キャンバス生地(帆布):綿
    4. ナイロンやポリエステル素材
    5. 補足事項:ナイロンやポリエステル素材に表示のある「デニール(D)」って何?
    6. ウィロー(柳)やストロー(麦)、ラタン(籐)などの自然素材
    7. ファー(毛皮)やフェイクファー(人工毛皮)
  6. ミニマリスト向けバッグ 色や種類、素材など選び方の基本まとめ
  7. ミニマリストにはリュック(バックパック)を選択する人が多いのはなぜ?
    1. 理由その1:ある程度のリュックサイズ(容量20~30L前後)なら、結構荷物が入る
    2. 理由その2:バッグなのに、両手が自由になる
    3. 理由その3:おしゃれな本革や合成皮革製などもある
    4. 理由その4:汎用性が高いので、都度荷物の入れ替えをする必要がない
  8. 最後に。ここまでのまとめと次回のミニマリスト流 バッグの選び方【後編】予告

ミニマリストのバッグ数。最適な数は?

ミニマリストのバッグに行く前に、まずはミニマリストでない一般の女性はいくつぐらい、バッグを持っているのでしょうか?

皆さん、他人の持ってるバッグの数、気になりますよね?

一般女性の場合、

かなり少ない人でも10個前後、普通は20~30個が平均、多い人では70~100個も持っているというバッグコレクターのような人までいます。

参照:発言小町「(女性の)皆さん、バッグをいくつ所有していますか」

たくさん持っている人は、それだけ多くの回数バッグを使ってるのでしょうか?

バッグの使う回数が少なければ、その分長持ちするとは思いますが、ほとんど使っていないバッグはすでに「死んでいるモノ」です。

この一般の人のバッグの数を踏まえて、ミニマリスト的には、バッグは最小いくつぐらいで済ませることが出来るのか、どうしたら実現できるのか、これから順を追って考えてみたいと思います。

ミニマリスト カバン(バッグ)の中身

ミニマリストがバッグを選ぶ際に、重要なのが「カバン(バッグ)の中に何を入れるのか?」という事です。

普段持ち歩くことになるこの「カバン(バッグ)の中身」にあわせて、必要な大きさのカバン(バッグ)を選ぶ必要があるからです。

外で仕事をしないためにノートPCを持ち歩くことが無い人が、ノートPCが入るサイズのバッグを選ぶ必要性はまったくありません。

財布

ミニマリストの財布は、お札を折りたくないとか、カードをメインでキャッシュレス決済をしているので必要最小限で良いとか、収納容量、使い勝手などで、選んでいる財布は人それぞれです。

ミニマリストにおすすめの財布を紹介している記事は、こちらです。

小さい極小サイズの財布とは言え、カバン(リュック)やポーチ、パンツスタイルではポケットに入れて、外出します。

ノートPCやタブレット、スマホなど

学生や、社会人でも特にオフィスを持たずに外で仕事をする人「ノマドワーカー」達は、外出先の図書館やカフェ、コワーキングスペースなどで、ノートパソコンを開くことも多いため、

ノートパソコンやiPadなどのタブレットを持ち歩くのは必須とも言え、また少々使いづらいですが、スマホからブログの更新をしているような人までいる時代です。

その為、バッグ(リュック)の中に、これらのガジェット類が収納できるというのは、必須とも言える機能です。

水筒、タンブラー(マイボトル)

「一人暮らしの食費」の記事

でも紹介しましたが、外出先のコンビニやカフェなどで都度飲み物を購入していたら、ひと月に結構な額(3,000~4,000円)が消費されてしまいます。

この3,000~4,000円を「結構な額」と捉えるかは、各人の価値観によるので自由ですが、

自宅で、自分でお茶やコーヒーなどを作り水筒やタンブラーなど「マイボトル」に入れて外出先に持って出かければ、その分節約にもつながるし、ペットボトルなどの容器を消費しないのでエコにも繋がります。

そのようなことから、ミニマリストだけでなく、一般の人にもマイボトルを持ち歩いてる人は結構います。

最近では、散歩や近所への買い物などちょっとした外出の際に、軽くて持ち歩きがし易い(バッグに入れても邪魔にならない)、女性の場合は、そもそも大きなサイズでは飲み切れないなどの理由で、

通常「マイボトル」の内容量は350~500mlが主流のところ、「ポケトル」などの200ml以下の超ミニ水筒も、100万本を超える大ヒット商品となっています。

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中には、シリコン製で出来ているため、飲み終わったら、折り畳んでさらにコンパクトに収納できる「シリコーンボトル ナノ」という商品まで登場しています。

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女性が持つ、かわいいミニバッグや小さいポーチとの相性も抜群です。

折り畳み傘

常備して持ち歩くわけではないですが、小雨や雨が予想されるような天気が不安定な時期は、万が一に備えて「折り畳みの傘」を持ち歩くようにしている人が多いようです。

折り畳み傘を選ぶ時のポイントは次の点。

1.軽さを最重視するのか?

軽さに効いてくるのは、骨組みの素材(カーボンかアルミニウムかなど)と親骨の本数です。親骨の本数が多くなればなるほど、耐風性能や強度は上がりますがその分重くなります。

その為、通常8本(耐風モデルは12本)ある親骨が、最軽量を謳っているモデルの中には、骨組みが5本とか6本しかない割り切ったモデルもあります。

一般的な折り畳み傘は、重量250g前後です。

2.収納状態での最小サイズを重視するのか?

サイズを小さくするためには、骨組みを少なくすることもそうですが、傘の生地面積を小さくする必要があります。

そのようなことから、傘を広げた時の面積(傘の直径)が80㎝を切り「腕やカバンが少々濡れても仕方が無い」として、最初から割り切った設計をしている製品もあるので注意が必要です。

参考までに、日本人の場合、身長170㎝男性の肩幅の平均値は39.8㎝(約40㎝)、身長160㎝女性で36.3㎝となっているので、

傘の直径が80㎝の傘では、肩の左右にそれぞれ20㎝(=手の親指と中指を左右に広げて伸ばした時の長さが約20㎝程です。)ずつしか余裕が無いという事になります。

3.折り畳み傘とは言え、緊急用でもそこそこ使える「雨に濡れない」性能を取るのか?

軽量化と最小サイズ、そして実用性の関係は、まさに財布選びの時と同様ですが、

何かと何かは必ずトレードオフとなるので、ミニマリズム同様、何を切り捨てる(割り切る)かをハッキリさせることが重要です。

雨に濡れない性能を最大に重視するなら、折り畳みでも開いた時の傘の直径が大きい100㎝以上のモノでかつ骨が12本あるような強度の強いタイプを選ぶのも一つですが、

アマゾンで折り畳み傘でベストセラーとなってる以下の製品では、収納状態での長さは33㎝、重量は480gにもなってしまいます。

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その点では、全てのバランスが及第点以上で収まっていて、ミニマリストにおすすめ出来るのが「小宮商店の『超軽量カーボン骨』」の折り畳み傘です。

親骨にはカーボンファイバーの6本骨を採用し、コンパクトに折り畳める3段折りで折り畳み時の長さは約21.5㎝と、ほぼペットボトルサイズ。

重さは98gとかなり軽量ですが、広げた時の傘の直径が89㎝あるので、実用的にぎりぎり濡れずに使える折り畳み傘です。

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小宮商店では、この他にも細かくサイズ分けされた折り畳み傘が各種発売されているので、あなたの使い方や要望に合う折り畳み傘がきっと見つかるはずです。

1つだけ残念なのは、カラーバリエーションが少ない事ぐらいでしょうか?

化粧ポーチなど(女性のみ)

女性の場合、化粧道具など必要なモノが増えてしまいます。それらをまとめて収納した化粧ポーチをバッグやリュックに入れて「バッグインバッグ(とも言う)して」持ち歩かなければならないので、女性の方が男性より持ち歩く荷物がひとつ多くなります。

ミニマリスト カバン(バッグ)の中身まとめ

これら、あなたが普段持ち歩く必要のある品々が最低限全部入る「ミニマムサイズ」のカバン(バッグ)が、『まずはひとつ』ミニマリストにとって選ぶべきカバン(バッグ)になります。

そして、これらの物以外に、スマホの充電器(パワーバンク)やトイレの除菌シートや消臭スプレーまで持ち歩いてたら、とてもじゃないですが、小さいカバンで済ませることは不可能です。

「引っ越し荷物」の記事のときにも書きましたが、家に荷物が多い方は、色々な状況に対応できるように色々な物を買ってしまう傾向がありますが、それはあなたの不安の大きさに比例しています。

もしくは、日常の「使う頻度」をよく考えずに買ったかのどちらかです。

もしもの時の「スマホの充電器」や「トイレの除菌シート」などは有れば便利ですが、無くても何かとか済ませられるようにする工夫をして、外出時の荷物をできるだけ最小限で済ませられるようにする『ミニマリスト思考』も大切です。

ミニマリストが選ぶべきバッグ色

ミニマリストがバッグに求めるものを考えていくと、ある結論に行きつくはずです。

それは、

所有するバッグの数を極力少なくするためには、如何に『汎用性のある』色や形のモノを選ぶかという事が重要です。

すると、真っ先に抑えておかなければならない色は、シックな服装にも似合い、ビジネスシーンでも使え、どんな場面で持っていてもおかしくない色、それは「黒色(ブラック)」しかありません。

「黒色(ブラック)」のバッグは汎用性が最も高いので、1つ持っていて損はないでしょう。

次には、「黒色(ブラック)」だと重くなったりシックになりすぎるという場合に、軽やかさや清潔感などを表したいときには、「黒色(ブラック)」の反対の「白色(ホワイト)」もしくは薄いグレーやベージュ、グレージュなどの色のバッグがあると使えます。

基本的にはこの2色があれば、大抵は事足りますが、特に女性の場合は華やかな気分やカジュアルさを出したい時用に、あなたの好きな色で、ピンクやブルー、イエローなどのインパクトのある色のバッグをあと一つ持っていても良いでしょう。

ミニマリストを目指すなら、この3色、「黒色(ブラック)」、「白色(ホワイト)系列=グレーやベージュ含む」、「色物(カラード)」の3つで十分です。
ポイントは、所有するバッグそれぞれを「大きく反対方向にキャラクター(色味)を振る」ということです。それをすることで、それぞれのバッグに『明確な役割』を持たせることが出来ます。

それらの「間と間」を埋めるのは、更に違う中間色などになってしまいますが、これ以上は、それをすると際限なくバッグが増えてしまうので、いかに汎用性を持たせられるか、持っている服や靴とのコーディネートも考えつつミニマム化してみて下さい。

また、この3色がベースカラーで、多少ワンポイント的に、持ち手やポケット、バッグの底部などに違う色で「差し色」が入っているバッグでもいいでしょう。

ミニマリストが、バッグとして購入して良いその他の色は、一般的に「ベーシックカラー」の中に入る「紺色(ネイビー)」と「茶色(ブラウン)」ぐらいです。

また日本の場合、四季がハッキリしていて、特に寒くなってくる秋や冬になると、服などのファッションもほとんど暗めの「茶色(ブラウン)」や「黒色(ブラック)」が中心となってくるので、季節やシーズンで用途を分けて色を選んでも良いと思います。

ミニマリストが選ぶべきバッグ 種類とサイズ

ショルダーポーチ

女性が良く持っているショルダーポーチは、「必要最小限」のお財布やスマホ、化粧道具やハンカチ程度だけを入れて気軽に持ち歩け、ファッションや持ち歩きの邪魔にならない「ミニマム」サイズのバッグと言えるでしょう。

ショルダーバッグやメッセンジャーバッグ

男性女性共に最も使い勝手が良いのは、スマホや水筒、A4ファイル、筆記具など日用品なら結構な量の荷物も収納でき、肩から斜め掛けにも出来るショルダーバッグ(ミディーバッグ)またはメッセンジャーバッグでしょう。

男性の場合、メッセンジャーバッグは自転車通勤や日常のカジュアルなタウンユースでも活躍しますし、女性の場合は、革素材のショルダーバッグであれば、ほとんどどんなファッションにも合わせられるほど、汎用性の高いモノになります。

トートバッグ

肩掛けのA4サイズが入るぐらいの大きさだと、カジュアルな感じでちょっと外に買い物に出かける時や、水筒とお弁当やお菓子などを入れて近所の公園にピクニック気分で出かける時などに活躍します。

手さげの小さいサイズなら、ランチボックスをいれて会社に持って行ったり、小物を入れて持ち運ぶのにも使えます。

リュック

旅行用の大きいダッフルバッグを持っていく時など、荷物が多い時のサブバッグとして使ったり、通常時でも肩で背負うために両手が空くので、電車での移動時に、改札でICカードをタッチしたり、吊革につかまる必要があるときなど、様々な状況で重宝します。

但し、背中側にファスナーが付いていて背負っている時は自分では見えないので、特に混雑している状況では、スリなど窃盗犯罪には注意する必要があります。

最近では、繁華街で外国人観光客が、体の前側(お腹側)で抱きかかえるようして、リュックを持っているのを見かけることもあると思いますが、これは防犯上の理由からそうしています。

その他、ダッフルバッグやバックパック

さらには、容量が大き目の40~50L以上入る(中には100Lオーバーサイズも有)、旅行やスポーツ用のダッフルバッグ、登山の時やバックパッカーが使うようなバックパックもありますが、日常使いではミニマリストが使うことはほとんどないので、今回の記事では対象外とします。

ミニマリストとバッグの素材(選んで良い素材、NGな素材)

レザー(本革)又は合成皮革

バッグの素材として、「品」と「高級感」を求めるなら、ダントツでレザー(本革)又は合成皮革になるでしょう。

特に黒色(ブラック)のレザーならば、ほぼどんなシーンでも違和感なく合わせることが出来るので、ミニマリストのバッグには必須の素材と言えます。

ターポリン(防水生地)

メッセンジャーバッグやスポーツバッグなどに使われることが多い、「ターポリン」と呼ばれる生地は、ナイロンやポリエステル生地の表面を、塩化ビニールやポリウレタンでコーティングをすることで「防水加工」を施した生地です。

普通の撥水加工(シリコンコートなど)との違いは、撥水面のコーティングの厚みです。コーティングが厚い為に、普通の撥水加工生地と比べて風合いがゴワゴワしているという特徴及び欠点があります。

しかしその反面、バッグの構造によっては気密性を高めて、雨の侵入を防ぐどころか水の上に長時間浮いていられるほどの製品もあります。

ビーチボーイのお兄ちゃんが海で肩から斜め掛けにして持っている「ちっさいボディバッグ」あれがまさに防水のターポリン素材のバッグです。

また、小中学校の運動会の時に貼られる「白いテント」。あのテントもターポリン生地で出来ています。

バッグに防水の完璧さを求めるなら、ターポリン生地+止水ファスナー(耐水ファスナー)で作られているバッグもしくは、ターポリン生地で開口部をクルクルと二巻きぐらいして閉じるだけのバッグが最強です。

キャンバス生地(帆布):綿

キャンバス生地は、その名の通り油絵を描く時の「キャンバス」にも使われる丈夫な生地です。

その丈夫さから、昔は帆船の「帆」に使われていたため、帆布(はんぷ)や綿帆布と呼ばれることもあります。

普通のコットンとの違いは、糸を数本「撚って(よって)」太くした糸を使い、更に平織りという折り方をすることで、生地を織ったときの目を詰まらせることで、ある程度の耐水性と丈夫さを持たせています。

一般的には、綿(コットン)を用いた生地が大半ですが、中には麻(あさ)や化学繊維のポリエステルを使ったモノも存在しています。

キャンバス生地のバッグで一般的なのはトートバッグです。綿素材の場合は洗濯するのも簡単だし、使い込んでいくうちに出る馴染み感や多少の「やれ感」も魅力的です。

コンバースのキャンバスシューズなんかも有名ですね。

ナイロンやポリエステル素材

ナイロンやポリエステル素材は、リュックやバックパックなどアウトドアやスポーツ系ブランドのバッグで使われていることが多いです。

これらのことから、スポーツシーンやカジュアルなファッションとの相性が抜群です。

ナイロンやポリエステル製の場合は、材料そのものの水を吸わない性質や撥水加工がされることで多少の雨は問題なかったり、ブラシで汚れが落としやすいので、他の素材に比べてメンテナンスは非常に楽です。

補足事項:ナイロンやポリエステル素材に表示のある「デニール(D)」って何?

ナイロンやポリエステルを使った生地やリュックなどに「600Dの生地を使っている」為に丈夫とかいう商品紹介があると思いますが、

「デニール(D)」とは、その糸が9000mの長さで重さ何グラムなのか?という単位です。

すなわち、「1000D」と言った場合は、9000mの長さで重さ1000g(1㎏)の糸を使っているという事になります。

キャンバス生地のところでもちょっと話をしたように、生地を構成する1本1本の糸が太くなるほど、生地は丈夫に撥水性も高くなります。

そのため、600Dより1000D、1000Dより1680Dの方が、糸が太く丈夫(耐摩耗性も高い)になります。

反面、この「デニール(D)」数が大きいと、単位面積当たりの生地重量が重くなるので、当然バッグやリュックとしての完成状態でも重くなります。

ちなみに『CORDURA NYLON コーデュラナイロン(登録商標)』は、通常のナイロンの7倍もの強度を持つ耐久性に優れた繊維で、中でも「コーデュラ1680(別名バリスティックナイロン)」は防弾チョッキの外皮に使用されるほど強靭です。

但し、

デニール数が大きくなると、丈夫で強靭な反面、縫製したり生地を裏返すのが大変(柔軟性が低い)だったり、風合いが固くなるというデメリットもあります。

その為、アウトドアからシティーユースまで幅広く使える、リュックの代名詞「OUTDOOR PRODUCTS(アウトドアプロダクツ)」の商品でも、商品により、ナイロンの1000Dを使っているもの(クラシック)もあれば、

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ポリエステルのコーデュラ600Dや305Pを使っている薄いものまであります。

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耐久性(長持ちさ)と軽さ(日常の手軽さ)の『妥協点をどこ』で取るかが大事なので、製品(生地)選びには『デニール(D)が重要』と頭のノートにメモって置くようにしてください。

ウィロー(柳)やストロー(麦)、ラタン(籐)などの自然素材

夏に良く似合う「かごバッグ」の素材としては、ウィロー(柳)やストロー(麦)、ラタン(籐)などの自然素材が使われています。

しかし、どうしても使う季節(主に初夏から初秋)、場所や用途(ファッションとのコーデなど)が限られてしまうので、ミニマリスト的には避けたいところです。

ファッションやオシャレが趣味のミニマリストの場合は仕方が無いかもしれませんね。

ファー(毛皮)やフェイクファー(人工毛皮)

ファーを使ったモケモケバッグの雰囲気は、寒い季節に温かい感じがしてかわいい雰囲気もありすごくいいのですが、これはほぼ秋冬限定でしか使えません。

季節や気候に非常にマッチしてファッションの選択としては間違いではないのですが、ミニマリスト的にはモノが増えてしまうので、買うのは我慢です。

ミニマリスト向けバッグ 色や種類、素材など選び方の基本まとめ

汎用性を考えると、色は黒がまず基本。それに白系統と色物が各ひとつで3色。

バッグの種類は、あなたが日常で『最も頻繁に使う状況』に適したサイズや種類を選ぶことが大切です。

ビジネスマンなら、通勤や仕事、客先に持って行ってもおかしくないデザインや色、そしてサイズや種類。

子育て中のママさんなら、マザーズバッグとして使える機能性と収納容量が充実していて、かつオシャレなモノ。

バッグ素材は、素材によって使う用途が限られてしまう「ストロー(麦)、ラタン(籐)」などの自然素材、またファーやフェイクファーの秋冬限定素材(季節もの)は、ミニマリスト的にはカットしなければならないモノです。

一年を通していつでも使いやすい、革素材やキャンバス素材、ナイロン素材のバッグなら、タンスの中にしまったままにならず、ヘビロテで使い倒すことが出来ます。

ミニマリストの『服』の場合にも言えることですが、出番の少ない服を買ってしまうと、回数を多く着ないので長持ち?して良いのかもしれませんが、

服や靴、カバンなどはファッションであり、時代の流行のデザインもあるので、あまり長期で持つという考えは捨てた方が良いかもしれません。

ミニマリストの「服装」は、全く同じデザイン・色、サイズの『その人の定番商品』を数着、数足揃え(これを「私服の制服化」という)、同じようにローテーションさせ、服を選ぶ時間の削減と、頻繁に使うことで「モノの稼働率」を上げ、生きたモノの使い方をしています。

その為、ミニマリストの中にはたった1シーズンで服を着倒して、次のシーズンには新しいものに買い替えて最小限の服しか持たないスタイルの人も多いです。

人は時間の流れの中で、成長・変化することで、趣味嗜好も変わってきます。また年を重ねてそのスタイルや雰囲気が合わなくなることもあるでしょう。

このようなことから、よっぽどベーシックなデザインで高品質のもの以外は、長期(10年単位)でモノを持つべきではありません。

ミニマリストにはリュック(バックパック)を選択する人が多いのはなぜ?

リュックとバックパックに明確な違いはありません。

日本人的には、比較的小さいサイズの日常使いするものをリュック、バックパッカーに代表される何となく大きめの登山用や長期旅行用の物をバックパックとして想像します。

しかし、そもそも「リュック」の正式名、リュックサックは元々ドイツ語なので、

英語では、背中に背負う背嚢(Backに背負うPack包み)、すなわち背負うタイプのバッグは大きさの大小に関わらず、一般的に全てバックパックと呼んでいます。

本当に日本では、ドイツ語由来、オランダ語由来の外来語「カタカナ語」が多いですね。日本の歴史を振り返ってみれば、それも当然の事なんですけどね。

理由その1:ある程度のリュックサイズ(容量20~30L前後)なら、結構荷物が入る

容量10L以下のサイズで、ランニングやサイクリング時に背負って、ハイドレーションシステム(飲み物用のチューブ付き)を使って水分補給しながら、走り続けられるようになっている特殊な用途のリュックもありますが、

一般的なタウンユースやハイキング程度までなら、容量「20~30L前後」の『街で使える』サイズのリュックを持っていれば、大抵の事には対応できます。

このぐらいのサイズであれば、ノートパソコンやiPad、A4のファイルなども収納でき、カフェでノマドワークやクラウドワークしたりするのにも便利です。

また、替えのおむつやおしりふき、赤ちゃん用のミルクなど、持ち歩くベビー用品が何かと多くなる、「ママさん」(マザーズバッグ)にも最適です。

さらには、このサイズであれば、1泊程度の出張や旅行なら、必要な着替えや日用品なども十分収納でき、

使える状況が幅広いので、容量「20~30L前後」サイズの『リュック=万能バッグ』と言っても過言ではありません。

なお、これ以上の40Lを超える容量のものだと、数日の短期海外旅行や3泊程度の登山にも使えるサイズとなりますが、日常ではほとんど使う機会が無くなると思うので、「大は小を兼ねる」という発想は捨てた方が良いでしょう。

「20~30L前後」のリュックだと、タウンユースがメインなので、登山やアウトドアブランドだけでなく、ファッションやアパレルメーカーなど様々なメーカーが商品を出している為、化繊素材だけでなく、本革、フェイクレザー、キャンバス地など『素材やデザインの選べる幅が広い』のも特徴です。

理由その2:バッグなのに、両手が自由になる

当たり前のことですが、リュックの最大の特徴で最大のメリットが、背中で背負うことにより、『両手が自由になる』という事です。

他のハンドバッグやダッフルバッグなどで肩から掛けることも出来ますが、肩掛けだと重さを分散することが出来ないので、ストラップが結構肩に食い込みます。

ある程度の量の荷物を持つには、背負える方式のリュックが最適です。

最近では、背負う用のストラップが付属しているハンドバッグ(リュック兼用)なども登場してきています。

理由その3:おしゃれな本革や合成皮革製などもある

ナイロンやポリエステル素材のリュックだとカジュアル過ぎたり、ちょっと子供っぽいなという場合に、「大人女子」におすすめなのがレザー製のリュックです。

レザー製のリュックには、主に牛かラムの革を使った「本革」製か、ポリウレタンを使った合成皮革またはPUレザーと呼ばれる「フェイクレザー」のどちらかがあります。

本革のリュックは財布や靴などと同様に、経年変化により艶が出たりあめ色に変化する楽しみがありますが、雨濡れとメンテナンスには注意が必要です。

本革製は価格が2万円以上からと値段が高くなりますが、きちんとメンテナンスしてあげれば10年ぐらい持つので、1年間当たりのコストに換算すると、そこまで割高ではありません。

対して、「フェイクレザー」は、本革に比べて軽く、雨や水濡れ、メンテナンスをさほど気にしなくても良いのがラクです。

そして何と言ってもその価格の安さが魅力的です。3000~4000円ぐらいから買えます。

理由その4:汎用性が高いので、都度荷物の入れ替えをする必要がない

通勤用、休日のお出かけ用など、日によって使うバッグを変えていると、必要なノートパソコンやiPad、財布やスマホ、化粧ポーチや水筒など持って行く荷物を「バッグからバッグへ」荷物を入れ替えなければなりません。

これは入れ替えの手間だけでなく、必要な荷物の入れ忘れが無いか確認する必要もあり、ミニマリスト的には非常に時間のムダです。

その点、汎用性が高く、仕事でもプライベートでも使えるようなシンプルなナイロン製の黒や革製のリュックを使うことで、いちいち荷物の入れ替えをする必要が無くなります。

最後に。ここまでのまとめと次回のミニマリスト流 バッグの選び方【後編】予告

ここまでで、すでに1万文字を超えてしまっていて、これ以上は長くなるので、今回は、これで終わりにします。

ミニマリストがバッグを選ぶ際に、考慮しなければならない、素材、形状、サイズ、色、用途や汎用性などをひとつひとつ説明してきました。

ミニマリストは、所有するモノを極力少なく、厳選されたモノを選ぶ必要があるので、色々なことに意識を向ける必要がある事が理解できたと思います。

それぞれの用途に合わせて、たくさんのバッグを何も考えずに買えれば、こんな細かいこと考える必要も無いのでしょうが...

それをしないで、欲望に任せてバッグを欲しいだけ買い続けていたら、フィリピン元大統領夫人の「イメルダ婦人」みたいになってしまいます。

彼女が住んでいた宮殿からは、なんと『888個』ものバッグが見つかったそうです。すごっ。

次回は、今回の予備知識を元に、ミニマリストは実際にどんな「バッグ(カバン)」を選んでいるのか、おすすめ「バッグ(カバン)」の紹介をおすすめする理由と共にお伝えします。

次回の「ミニマリスト流 バッグやカバン、リュックの選び方【後編】」をお楽しみに。

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