TEPCOの引越し見積りサービスについて。特徴や使い方、注意点を解説

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これまでに色々な引越しの一括見積もりサービスを紹介してきました。

「引越し侍(引越し専門系)」「SUUMO引越し(賃貸住宅情報系)」「価格コム引越し(価格比較サービス系)」など様々な業態の会社が運営する一括見積もりサービスがあります。

そのなかでも、今回紹介する『TEPCOの引越し見積りサービス』は、見ての通り、電力系の会社「TEPCO(東京電力)」が提供する引越しの一括見積もりサービスです。

どんなものなのでしょうか?

今回は、『TEPCOの引越し見積りサービスについて。特徴や使い方、注意点を解説』と題して、特徴や使い方、注意点などをお伝えします。

また、他の引越し一括見積もりサービスの概要も掲載しているので、引越し一括見積もりサービスを選ぶ際の参考にして下さい。

当サイトがおすすめする引越し一括見積もりサービス【厳選3選】

  • 引越し侍予約サービス提携業者数No.1(300社以上)&利用者数No.1(3600万人以上)だから最安値で引越しできる可能性大
  • 【引越しラクっとNAVI】 ※コンシェルジュの仲介により引越業者との面倒なやり取りが一切不要、見積もりサービスの中で最も楽できます。
  • 【SUUMO引越し見積り】電話番号入力不要なので、嵐のような鬼電を避けたい人に。

引越し一括見積もりサービス「TEPCOの引越し見積りサービス」とは?

TEPCOの引越し見積りサービス-トップ画面

『TEPCO(テプコ):東京電力』は、関東圏にお住まいの方なら知らない人はいないはずです。

2016年の電力自由化により、色々な業種から参入し電力事業者も格段に増えましたが、昔からある電力事業者が『TEPCO(東京電力)ホールディングス、通称「東電(とうでん)」』です。

この電気事業連合会に加盟している電力会社には、TEPCO(東京電力)の他に、

北海道電力、東北電力、北陸電力、中部電力、関西電力(かんでん、KEPCO、ケプコ)、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力を合わせて10社が有り、つまり、従来電力事業を各地域で独占していた会社のことです。

今回紹介する「TEPCO引っ越し見積もりサービス」は、東京電力ホールディングスの中の『東京電力エナジーパートナー』という会社が運営しています。

この『TEPCO(東京電力)』がなぜ、引っ越し見積もりサービスを提供しているんでしょうか?

実は、「TEPCO引っ越し見積もりサービス」は、「引越し達人」のシステムを利用している(業務委託している)ので、実際は「引越し達人」を運営する「株式会社グライド」が運営しています。

TEPCO引っ越し見積もりサービス-運営者情報

「TEPCO引っ越し見積もりサービス」の使い方

「引越し達人」と「TEPCO引越し見積りサービス」の比較

【引越し会社一括お見積り】というボタンを押す前は、確かにTEPCOのサイトのアドレスですよね。

TEPCO引越し見積りサービス-サイトアドレス

しかし、ボタンを押して、現れた入力画面のサイトアドレスに注目して下さい。

TEPCOの入力画面のはずなのに、アドレスは「hikkoshi-tatsujin(引越し達人).com」に変わっている(遷移している)んです。

TEPCO引越し見積りサービス-サイトアドレス移行後

つまり、「TEPCO引越し見積りサービス」は、引越し達人内のサブディレクトリ(下の階層)に、TEPCO用の入力フォームが作られているというだけに過ぎないのです。

また、引越し達人の入力画面はどうなっているでしょうか?

引越し達人の入力画面

基本的なシステム構造や入力ステップは、当然「TEPCO引越し見積りサービス」と同じですよね。

見積り入力の仕方STEP1:現住所と引越し先の住所を入力

現在の住まい(番地まで細かく)と引越し先(都道府県&市区町村まで)を入力します。

TEPCO引越し見積りサービス-手順1:住所入力

見積り入力の仕方STEP2:引越し予定日と引越し人数を選択

次に、引越し予定日と時間帯(午前・午後・いつでも)、引越し人数を選択します。

TEPCO引越し見積りサービス-手順2:引越し予定日入力

見積り入力の仕方STEP3:荷物情報(荷物量)の詳細入力

STEP3で荷物の入力をしますが、

「運んでもらう荷物は...」という質問に対して、

TEPCO引越し見積りサービス-手順3:荷物量入力

左の「だいたい決まっている」ボタンを押すと、

TEPCO引越し見積りサービス-手順3:荷物量入力その2

先ほどSTEP2で選んだ引越し人数を元に、標準的な荷物を【自動で入力】してくれます。これは結構ラクできます。

TEPCO引越し見積りサービス-手順3:荷物量入力その3

必要に応じて修正・追加、またその他の部分に特殊な荷物や要望点などがあれば入力して下さい。

なお、右の荷物量が「決まっていない・あまり分からない」を押すと、荷物数量がゼロで設定されます。

TEPCO引越し見積りサービス-手順3:荷物量入力ゼロ設定

見積り入力の仕方STEP4:氏名、電話番号など個人情報の入力

STEP4で氏名、電話番号、メルアドなどを入力します。

TEPCO引越し見積りサービス-手順4:個人情報入力

ひとつだけ注意点は、デフォルトでは【引越れんらく帳の登録を希望する】にチェックが入っている状態なので、不要な人は、チェックを外しておくようにして下さい。
「TEPCO引っ越し見積もりサービス」は、「引越し達人」のシステムと基本的に同じですが、唯一の違いは「TEPCO引っ越し見積もりサービス」では、【引越れんらく帳】というTEPCO独自のサービスに登録することが選べる点。

そして、

「TEPCO引っ越し見積もりサービス」で個人情報まで入力が完了した後、引越し業者の比較が出来るのか、見積もり金額が表示されるのかは、「引越し達人」の使い方・手順の記事のほうで確認して下さい。

今回私は、見積もりサービスを利用するつもりが無いので、ここまでで終了です。

画像引用元及び参考:TEPCO引越し見積りサービス

画像引用元及び参考:「引越し達人セレクト」見積もり

結論。「TEPCO引越し見積りサービス」よりも「引越し達人」を利用した方が良い。

ここまで紹介したように、「TEPCO引越し見積りサービス」は「引越し達人」のシステムを利用し、また「引越し達人」に情報の取次ぎを行っているだけと明言しています。

また、問い合わせや責任の所在も「TEPCO引越し見積りサービス」ではなく「引越し達人」(株式会社グライド)になっています。

「TEPCO引越し見積りサービス」は、【引越れんらく帳】への登録を別で入力する必要がいらないので、若干手間が省けるのがメリットかもしれません。

すいません、大事な点を見落としていました。

「TEPCO引越し見積りサービス」が紹介できる引越し業者はたった【50社】だそうです。

TEPCO引越し見積りサービス-提携業者数

基本的には、東京電力管内(関東圏)の引越しに絞り込んでいるのかもしれません。

ちなみに、同じシステムを使って、かんでん「KEPCO引越し見積りサービス」があるのかググってみましたが、まだ無いみたいです。

まとめ

    • 東京電力管内(関東圏内)の引越しであれば、「TEPCO引越し見積りサービス」を利用すると、【引越し連絡帳】という電気ガス水道などの住所変更も同時に一括でできるメリット有。
    • 東京電力圏外(関東圏外)への引越しであれば、「引越し達人」を利用して全国への引越しに対応している多くの引越し業者から選んだほうが良い。
    • 電気ガス水道などの住所変更については、引越し見積もりとは別で【引越れんらく帳】を利用して、可能な限り一括で手続きが済ませられるようにすると、かなり効率化が図れる。

基本的にはオリジナルの「引越し達人セレクト」見積もりを利用すれば問題ありません。

他の一括見積もりサービスの特徴を簡単に説明

引越し達人(セレクト)

「引越し達人(セレクト)」は、「引越し侍」の344社、「ズバット引越し比較」の220社に次ぎ、第3位の提携引越業者数210社を誇ります。

また、「引越し達人(セレクト)」ではネット上から、概算の金額を見ることができます。但し、見積もり依頼を掛ける引越業者を選ぶことが出来ないのが欠点です。

「引越し達人セレクト」見積もりの詳しい利用方法は、こちらの記事「「引越し達人」と「引越し達人セレクト」の違いに注意!「引越し達人」一括見積もりサービスを徹底解説」で紹介しています。

引越し侍

「引越し侍」は、引越し一括見積もりサービスの中で最大級のサービスです。

利用者は累計4000万人を突破。単純計算で日本人の3人に1人が利用したことがあるほどの規模です。

提携している引越業者の数も最も多い、344社(2023年1月17日現在)。現在でも毎月ごとに増え続けています。

引越し侍予約サービスの一番の特徴は、見積もりツールが二つから選べ、【ネット比較&予約サービス】を利用すると、ネット上でしっかりと見積もり金額が確認できるという点です。

但し、引越し業者やウォーターサーバーなどからの営業電話がウザいという声は良く聞かれています。

「引越し侍」の正しい利用方法や評判については、こちらの記事「引越し侍とは?知らなきゃヤバイその全貌!2通りの見積もりの謎や評判まで完全解説」で紹介しています。

LIFULL引越し

「LIFULL引越し」見積もりの大きな特徴は、「引越し侍」と同様に、

二つの見積もりツール、「一括見積もりサービス」と「引越しWEB予約サービス」が用意されていることです。

そして、「引越しWEB予約サービス」を使うと、電話番号やメルアドなど個人情報入力不要で、概算見積もり金額を確認することができます。

そして、

「LIFULL引越し」最大の特徴は、一括見積もりサービスの中で唯一「赤帽」と提携しています。引越しに赤帽を利用したい人は、LIFULL引越し見積もり を選ぶしかありません。

「LIFULL引越し」の詳しい利用方法は、こちらの記事「LIFULL引越しで一括見積もりを取る際の注意点や特徴を解説。他社サービスとの比較有り【2020年最新版】」で紹介しています。

引越しラクっとNAVI

「引越しラクっとNAVI」は、「引越し侍」や「LIFULL引越し」などのように、ネット上から見積もり金額を知るために利用するサービスではありません。

一括見積もりサービスを利用することの大きな問題点は、大抵どこの業者を利用しても、各引越業者、ウォーターサーバーやインターネットなどの関連サービスから、ひっきりなしの電話が掛かって来ることに、うんざりしている利用者が非常に多いという事。

一括見積もりサービス業界全体の問題と言っても良いでしょう。

この問題を解決するために、「引越しラクっとNAVI」は、『嵐のような電話』が掛かってこないサービスの確立のために立ち上げられたサービスです。

仕組みはこうです。

あなたと引越し業者の間に「引越しラクっとNAVI」が入ってくれることで、引越し情報の伝達や見積もり金額のとりまとめなどを一括管理してしてくれるので、いちいちあなたが引越し業者に対応する必要はありません。

引越しラクっとNAVI ®が他の引越し一括見積もりより安い秘密

画像引用:【引越しラクっとNAVI】

つまり、あなたが入力した電話番号やメルアドは「引越しラクっとNAVI」が持っていて、引越し業者には直接電話番号やメルアドが伝えられないので、電話やメールが来なくて済みます。

使い方も非常に簡単です。

「引越しラクっとNAVI」のネット画面上から、あなたが入力する必要があるのは、氏名、電話番号、メルアド、この3つだけです。本当に1分掛からず終了します。

後は、「引越しラクっとNAVI」からの電話で、引越しの条件などについて色々とヒアリングされるのでそれに答えるだけです。

これほどラクが出来るサービスなので、引越し見積もりの「コンシェルジュサービス」と呼ばれています。

こんな楽なサービス【引越しラクっとNAVI】 を利用しない手はないでしょう。

「引越しラクっとNAVI」の詳しい利用方法は、こちらの記事「引越しラクっとNAVIをおすすめする理由!他の一括見積もりサービスとは一線を画するその使い方やメリットデメリットまで紹介」で紹介しています。

SUUMO引越し

【SUUMO引越し見積り】見積もりの最大の特徴は、

電話番号の入力が不要な為、嵐のような電話が掛かってこない事です。

但し、メールアドレスの入力は必須なので、電話の代りにメールの嵐はやってきます(笑)。

しかし、メールであればあなたの方で取捨選択できるので、不要な業者は無視して返信しなければいいだけです。

「SUUMO引越し」の詳しい利用方法は、こちらの記事「SUUMO引越しで一括見積もりを取る際の注意点や特徴を他社サービスと比較」で紹介しています。

ズバット引越し比較

ズバット引越し比較は、提携引越業者数は業界2位の220社、累計利用者は640万人を超える、一括見積もりサービスで2番か3番目に多く利用されているサービスです。

「ズバット引越し比較」の特徴は、先ほどの「嵐のような電話」対策に関しても、きめ細かな配慮が行き届いており、

引越し業者から電話連絡をもらう時間を、「翌日8:00~10:00」や「18:00~21:00」など、細かく時間帯指定できます。

一括見積もりをあなたの「空いている時間」に済ませようと思って入力送信してしまうと、例えば、夜11時とかでも引越し業者から電話が掛かって来るという事態になってしまいますが、翌日とか時間帯を選べるのは、顧客目線にたったサービスであると思います。

「ズバット引越し比較」の詳しい利用方法は、こちらの記事「ズバット引越しの各種サービスの違いとズバット引越し比較一括見積もりサービスの使い方や特徴を紹介」で紹介しています。

ハイムーブ(Hi!MOVE)

ハイムーブ(Hi!MOVE)は、引越し一括見積もりサービスとは仕組み自体が根本的に異なるサービスです。

引越し一括見積もりサービスでは、引越し業者同士を価格競争させることで、安い金額で引っ越しできるという事を売りにしています。

しかし、ハイムーブ(Hi!MOVE)では、引越し業者同士を競争させるのはなく、引越し業者同士が【協業する】ことで、

各社のトラックの空きを共有して顧客に提供することで、加盟会社のトラック全体の稼働率を上げ、収益率の向上と機会損失の削減を両立しています。

利用者側にとっては、基本的にトラックの空きスペースを利用者同士でシェアして引越しするというスタイルなので、『引越しシェアリングサービス』と呼ばれています。

特に、引越し繁忙期以外で、トラックに空きが出やすい時期においては、単身引越で赤帽と同じぐらい安い料金で引越し出来ると大評判です。

更には、スマホから荷物や部屋の写真を撮って送るだけで見積もりが完了する為、訪問見積もりが一切不要というのも、女性客を中心に支持されています。

「ハイムーブ(Hi!MOVE)」について詳しくは、こちらの記事『「ハイムーブ(Hi MOVE)」とは何?それは引っ越しシェアリングサービス。評判や口コミも紹介』で紹介しています。

その他のサービス

ここで紹介していない他のサービス、「価格.com」「引越しネット」については、それぞれ以下の記事で解説しているので、情報が必要な人は併せてご覧下さい。

最後に。おすすめの引越し一括見積もりサービスはどこ?

どの一括見積もりサービスにも一長一短(メリットとデメリット)が有ります。

一括見積もりサービスは、あなたの目的(最安値の金額、評判の良い業者を探したい、地元密着の業者を利用したい)や利用法(単身引越し、家族向け、オプションサービスの利用)に合った会社を選ぶことが大切です。

「引越し達人セレクト」見積もり以外で、

当サイトがおすすめする引越し一括見積もりサービス【厳選3選】

  • 引越し侍予約サービス提携業者数No.1(300社以上)&利用者数No.1(3600万人以上)だから最安値で引越しできる可能性大
  • 【引越しラクっとNAVI】 ※コンシェルジュの仲介により引越業者との面倒なやり取りが一切不要、見積もりサービスの中で最も楽できます。
  • 【SUUMO引越し見積り】電話番号入力不要なので、嵐のような鬼電を避けたい人に。

あなたに合った見積もりサービスはどれですか?

では、また次回。

どこの引越し一括見積もりサービスを選んだら良いのか正直迷ってしまう。もっと詳しく教えて!という方は

もあわせてどうぞ。

次回は、

と題してお送りします。

こちらの記事もあわせてどうぞ。

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