ライゼボックスは大阪/東京で店舗数の多い屋内型トランクルーム。総合解説

トランクルーム
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これまで、関西圏で展開しているトランクルーム会社、オレンジコンテナ、ヒロタの蔵、スペースボックスなど各社のトランクルームについて、

会社ごとの特徴や違い、月額利用料金や初期費用の比較、利用する際の注意点などを紹介してきました。

今回は「ライゼボックスは大阪/東京で店舗数の多い屋内型トランクルーム。総合解説」と題して、

ライゼボックスのトランクルームについて、特徴や料金(他社比較有)、メリット・デメリット、口コミや評判、解約方法まで紹介します。

今回の記事を読めば、ライゼボックスのトランクルームを選ぶ際のポイントが良く分かります。

関西圏でのトランクルームおすすめ業者

  • ハローストレージ全国展開する大手だから初期費用も安くて安心。関西圏での店舗数も多い
  • オレンジコンテナ※大阪・兵庫では屋外コンテナの店舗数が多い電源付きが最大の魅力
  • ライゼボックス※屋内型トランクルームの店舗数関西No.1。他社よりも安い

ライゼボックスのトランクルームの特徴

「ライゼボックスの特徴」について、簡単にまとめると、

①大阪・東京を中心に物件数が充実
②『ライゼホビー』と呼ばれるホビーハウス(ガレージハウス)が充実している
③料金体系がシンプル

細かく見ていきましょう。

特徴1:大阪・東京を中心に物件数が充実

ライゼボックスは、大阪府大阪市梅田が本社の会社なので、当たり前と言えば当たり前ですが、大阪市内で特に物件数が充実しているトランクルーム会社です。

店舗数の比較をしてみた結果が以下の通りです。

【屋内型トランクルームのみ】の各社店舗数比較

【加瀬倉庫】ハローストレージライゼボックスオレンジコンテナ
東京都23区内1881521301
東京都23区外1831200
神奈川県17049391
埼玉県1326550
千葉県1925201
札幌市0300
仙台市1000
名古屋市01100
大阪市1109311
広島市0000
福岡市0000

【屋外型コンテナのみ】の各社店舗数比較

【加瀬倉庫】ハローストレージライゼボックスオレンジコンテナ
東京都23区内124186384
東京都23区外831792910
神奈川県4881852331+ガレージハウス2軒
埼玉県1522145359
千葉県1352501744+ガレージハウス1軒
札幌市63200
仙台市61900
名古屋市255019
大阪市13041116+大阪府内にガレージハウス4軒
広島市0206
福岡市11900+ガレージハウス2軒

注:店舗数は、2021年10月10日現在での数字

※ライゼボックスでは屋外コンテナは展開されていないので、用途の近いガレージタイプ(ライゼガレージとライゼホビー合計)の店舗数とした。

この他にも、ライゼボックスは兵庫県、京都府、奈良県にも店舗展開しています。

ライゼボックスは圧倒的に『大阪と東京』、そして意外にも東京近県(神奈川・埼玉・千葉)での店舗数も多いのが特徴です。

関西圏のみに展開しているオレンジコンテナと対照的です。

特徴2:『ライゼホビー』と呼ばれるホビーハウス(ガレージハウス)が充実している

最近特に注目を浴びている、ホビーハウス(ガレージハウス)にライゼボックス(ライゼホビー)は力を入れていて、他社に比べて店舗数が多いのが特徴です。

ライゼホビーは、大阪府内だけで76か所、兵庫県に34か所、東京都内に42か所もあります。

他社では、オレンジコンテナが『AZTO(アジト)』というブランドで、ガレージハウスを展開していますが、まだ数はそこまで多くなく、関西エリア全体で15か所、関東エリア全体で5か所しかありません。

ライゼボックス(ライゼホビー)では、他社に先駆けて「常に人気で空きが出難い」ホビーハウス(ガレージハウス)をどんどん拡大している印象があります。

トランクルーム業界の中でも、ホビーハウス(ガレージハウス)はそれほど人気で急成長している分野と言えるでしょう。

私個人が考察するに、ホビーハウス(ガレージハウス)は通常のトランクルームと違い回転率が良い(=短期間の利用者が多い)わけでは無く、一旦契約すると長期間借りるのが特徴なんだと思います。

その為、空室率が極めて低く、また空いても空室の期間が短いので、経営する立場からすると、非常に安定して経営できるというメリットがあるのだと思います。

やはり、個人でガレージが持てるというのは、男の夢ですよね!

ライゼホビーについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をどうぞ。

ガレージハウスではありませんが、エアコン付きのコンテナ&バイクガレージを用意しているのが、オレンジコンテナです。

写真はオレンジコンテナの「2.6帖バイク+2.6帖ルーム」タイプ

ポイントは、ガレージハウス程料金は高い(通常8万円以上)わけではなく、バイクガレージ+ルームで4万円程度と半額ぐらいで借りられる点です。

オレンジコンテナのバイク保管について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧下さい。

特徴3:料金体系がシンプル

詳しくは後で「料金体系」のところで紹介しますが、ライゼボックスの場合、料金体系はシンプルです。

月額賃料の他には管理費や保険料などは掛かりませんし、

初期費用も、必要な賃料以外には、契約手数料3000円しか掛かりません。(但し、長期プラン選択の場合は、保証金が必要になる)

かさみがちな月額料金、初期費用が安く済むのがありがたいです。

ライゼボックスと対照的なのがオレンジコンテナで、オレンジコンテナでは月額料金に月額管理料1650円がプラス、初期費用として事務手数料+保証金などが掛かり、高額になることがデメリットとなっています。

ライゼボックスの料金体系。初期費用や管理費などについて

ライゼボックスの料金体系の特徴をまとめます。

①月額管理料や保険料は不要。ライゼ安心パックは月額料金に込み
②初月分は日割り請求(他社は日割り無しの場合も多い)
③初期費用は、前払い家賃(初月日割り+翌月分)+事務手数料(3000円)。但し、長期プランの場合は、保証金が必要
④キャンペーン物件では「1か月間利用料無料」

ライゼボックスの料金に関して、もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

ライゼボックスの解約方法解説。他社との比較表有り

ライゼボックスでの「解約方法」について要点をまとめました。

解約手続きについて、トランクルーム【各社比較表】

解約手続き手続き期限鍵返却解約手数料または室内整備料等
ライゼボックス必ず電話で申し出る。その後郵送されてくる解約申請書に記入し返送電話の申し出が
解約月の前月末日
解約日の翌月3日まで原則無し。但し物件により保証金から敷引きされる場合有り
オレンジコンテナ解約通知書(要捺印)を郵送で提出解約月の前月末日一切不要不要
キュラーズオンラインフォームから申請可能解約月の前月末日一切不要規定無し
ハローストレージWEB上マイページから可能解約月の前月末日一切不要8,800円(安心パック利用時は無料)
ライゼボックスの解約手続きのポイントは、他社とは違い、解約申し出の第一報(電話)が前月末までに入ればよく、解約申請書の到着が前月末必着ではないという点です。その点、他社に比べて解約手続き時間に余裕があるといえます。

ライゼボックスの解約手続きについて詳しく知りたい方は、こちらをどうぞ。

トランクルームをライゼボックスで借りるデメリット

ライゼボックスのトランクルームを利用するに当たり、

メリットとデメリットは知っておいた方がいいでしょう。

まずは、ライゼボックスのトランクルームを利用するデメリットをまとめました。

デメリットについて要点をまとめると、以下の通りです。

①屋外型コンテナは無い
②1.5帖未満の小さいスペースは貸していない
③契約前に内覧できない
④契約申し込みがWEBから出来ない(来店か郵送のみ)
⑤解約申請書を郵送で送らなければいけない

個別に詳しくみていきます。

デメリットその1:屋外型コンテナは無い

屋外型コンテナが無いことをデメリットと捉えるかは人それぞれですが、

一般的なトランクルーム会社では、屋内トランクルーム、屋外コンテナを用意している会社がほとんどです。

屋外コンテナを利用するメリットは、空調や設備が整っていない分、屋内型トランクルームよりも安く借りられることです。

相場感としては、同じ広さなら、屋外コンテナは屋内トランクルームの約半額。同じ金額を出すなら、屋外コンテナの方が倍広いスペースを借りられるといった感じになります。

ライゼボックス同様に屋内型トランクルームに特化して運営している会社、キュラーズ『質の高い』保管環境で非常に人気があります。

次の項目で紹介しますが、ライゼボックスは屋内型トランクルーム特化とは言え、他社に比べて非常に競争力のある価格設定なので、

保管環境と価格のバランスではコスパが良いと言えるでしょう。

デメリットその2:1.4帖以下の小さいスペースは貸していない

純粋に月額料金で比較した場合、ライゼボックスでの料金がいくらぐらいになるのか他社と比較したのが次の表です。

表は、大阪府の郊外、豊中市で比較的近くに立地している4店舗を同条件で比較した結果となっています。

部屋の広さライゼボックスオレンジコンテナハローストレージ収納ピット
0.5帖設定無し¥6,650¥9,500¥4,840
0.8帖設定無し¥8,150設定無し¥5,940
1帖設定無し¥9,650¥11,800¥7,590
1.3帖設定無し¥11,650(1.2帖)設定無し¥9,240
1.5帖¥9,680(1.6帖)設定無し¥15,600(1.4帖)¥10,340
1.7帖¥10,230¥15,150設定無し¥12,540(1.8帖)
2帖¥12,430¥17,650¥19,600(1.9帖)¥13,640
2.3帖¥15,180¥22,650(2.4帖)設定無し¥14,740(2.2帖)
2.5帖¥16,830(2.7帖)設定無し¥26,300(2.7帖)¥16,390
3帖設定無し¥26,650¥32,700(2.9帖)¥19,140
4帖設定無し設定無し設定無し¥26,840(4.4帖)

ライゼボックスでは、月額利用料金のみ

オレンジコンテナは、月額管理費1,650円込み

ハローストレージは、月額管理費2,200円込み

収納ピットは、PiT会員費月額990円込み

の金額をそれぞれ表示。

料金的には、競争力のある値付けだと思いますが、

ライゼボックスでは、1.4帖以下の小さい間取りのスペースを展開していないので、少量の荷物を保管したい人が利用できない事がデメリットになります。
但しこれも別の見方をすれば、オレンジコンテナとほぼ同料金で『2サイズ上』のスペースが借りれてしまうので、お得なポイントです。

デメリットその3:契約前に内覧できない

ライゼボックスでは、これだけ大規模に屋内型トランクルームを展開しているにも関わらず、安い料金を提供するためなのか、余計な人件費を掛けないためなのか、

あなたが利用したいと思う店舗を、契約前に事前内覧することは出来ません。

他社でも、契約前に事前内覧出来ない会社は結構ありますが、保管環境が気になる方にとってはデメリットです。

ライゼボックス本社には実際のトランクルーム内部を体験できる「体験ブース」もありますが、実際あなたが借りる店舗じゃないと意味無いですよね?

契約前にしっかりと内覧できるのは、キュラーズハローストレージです。

キュラーズとハローストレージについて詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

デメリットその4:契約申し込みがWEBから出来ない(本社へ行くか郵送のみ)

解約手続きは郵送でしか受け付けていないか会社も未だ多いですが、

契約申し込みに関しては、WEBから申込み、クレジットカード決済、保証会社による審査を経て、郵送で鍵を受け取り、ネットからだけで即日利用開始できるようなシステムを取り入れているトランクルーム会社も増えてきています。

このような流れの中、

ライゼボックスでは、大阪市梅田(東京ライゼは千代田区神田)の『本社へ』手続きしに行くか、必要書類を郵送して契約手続きを行う必要があります。

直ぐにでも契約したい人にとってはかなり不便と言ってもいいでしょう。

但し、この契約までに時間が掛かるというデメリットを解消するために、ライゼボックスでは「空き待ち登録制度」や「スライド制度」が用意されています。

急に思い立って今日からすぐに借りたいという人は稀だと思うので、そこまでデメリットでは無いかもしれません。

デメリットその5:解約申請書を郵送で送らなければいけない

ネット上で解約手続きまで完了するハローストレージなどが有りますが、

ライゼボックスでは、解約申請書を郵送で送らなければ解約手続きが完了しないので若干手間が掛かります。

トランクルームをライゼボックスで借りるメリット

ライゼボックスのトランクルームを借りるメリットについて要点をまとめると、以下の通りです。

①関西圏(特に大阪府内)では屋内型トランクルームの店舗数が圧倒的に多い
②屋内型トランクルームなのに他社より料金が安い
③ホビーハウスの店舗数も多い

個別に詳しくみていくと、

メリットその1:関西圏(特に大阪府内)では屋内型トランクルームの店舗数が圧倒的に多い

オレンジコンテナは、大阪府内で数多くの屋外コンテナを展開していることで有名ですが、一方ライゼボックスは、大阪府内での屋内型トランクルームでの店舗数では、圧倒的です。

大阪府内で屋外コンテナを選ぶなら、オレンジコンテナ。
大阪府内で屋内型トランクルームなら、ライゼボックスか収納ピットという認識で良いでしょう。

メリットその2:屋内型トランクルームなのに他社より料金が安い

トランクルームとして大事なコト。それはあなたの家の側に店舗があるかということと、毎月掛かる料金が安いかということ。

ライゼボックスは、他社との料金比較のところでお見せした通り、他社よりも2段階ぐらい安い料金設定になっています。

是非、『安い』という最大メリットをあなたも生かして下さい。

メリットその3:ホビーハウスの店舗数も多い

最初に特徴のところで紹介したように、ライゼボックスでは「ライゼホビー」という名前で、ホビーハウス(ガレージハウス)も展開しています。

しかも、ライゼボックスのトランクルーム同様、店舗数が他社と比べて圧倒的に多く、「ライゼホビー」の独壇場と言っても良いぐらいです。

また、関西だけでなく、関東エリアでもかなりの数のホビーハウス(ガレージハウス)を展開しています。

現状、ホビーハウスを選ぶなら、ライゼボックス(ライゼホビー)一択です。

ライゼボックスの評判や口コミ

オリコンランキングでの評判

50代/男性 トランクルーム自体がとても綺麗で使っていて気持ち良かった。手続き時の対応も満足できるものだった。

 

50代/女性 希望の店舗や部屋が無かった時に近くの店舗や別の部屋を紹介してくれて参考になった。

 

40代/女性 空調がないため夏は暑く、記事が傷まないか心配。(なので革製品や、ビニール素材は利用しないようにしている)

ライゼボックスはオリコンランキングの「トランクルーム レンタル収納スペース 総合ランキング」で3位を獲得しています。

ライゼボックスに関する口コミや評判をもっと知りたい方は、

以下の記事をご覧下さい。ツイッターでの口コミもまとめています。

トランクルーム ライゼボックスのまとめ

ライゼボックスのトランクルーム、

一番の魅力は「大阪・東京で店舗数が多い」と「屋内型なのに手頃な料金」でしょう。

今回紹介したライゼボックスのメリット・デメリットをしっかりと理解した上で、ライゼボックスのトランクルームを利用するか決めてもらいたいと思います。

関西圏でのトランクルームおすすめ業者

  • ハローストレージ全国展開する大手だから初期費用も安くて安心。関西圏での店舗数も多い
  • オレンジコンテナ※大阪・兵庫では屋外コンテナの店舗数が多い電源付きが最大の魅力
  • ライゼボックス※屋内型トランクルームの店舗数関西No.1。他社よりも安い

こちらの記事もあわせてどうぞ。

では、また次回。

次回は、

と題してお送りします。