新学期や新生活を控えた3~4月になると、今までの学年で学んだことも終わったので学校の教科書を処分したいと考える人も多いと思います。
しかし、
そのまま捨てていいの?どうやって捨てたら良いの?
と悩む人もいるかと思います。
今回は、「教科書の捨て方5つの方法。名前ある場合や教科書買取サービスまで紹介」と題して、教科書を処分する方法5つについて、注意点や処分のコツなどお伝えします。
さらには、ただ捨てるだけでなく、教科書を買い取って貰える業者の紹介などもします。是非ご覧下さい。
教科書を処分する前に。チェックするポイント
教科書を安易に処分するのは次の点で、リスクが伴います。
・氏名や学校名などが記入してあると個人情報流出に繋がる
ポイント1:買い直すことが出来ない教科書もある
皆さん意外と知らないようですが、教科書は、買い直せない物も多く、紛失などして再度入手しようとしても手に入りずらいために、
世の中には教科書や参考書の中古品売買業者まで存在しているぐらいなのです。
教科書は、1学年で終わりでなく、2年続けて利用する物もあります。また、総まとめとして復習する時にもあると役立ちますので、不要な教科書を捨てるタイミングは、よく考えたほうが良さそうです。
さらには、学生時代に勉強したことを生かして就職する場合などには、社会人になってからも見返しながら、業務に生かすことも有るので、安易に教科書や参考書を捨てるべきではありません。
ポイント2:個人情報流出に注意
特に小学生や中学生では、教科書や参考書に学年や名前を記入している人も多いと思います。
また、教科書の選定には、学校や地域の特色が出る為、そのまま捨ててしまうと知らず知らずのうちにあなた個人が住んでいる「地域の特定」につながるものです。
教科書を処分する際には、個人が特定されないように、氏名や学校名など個人情報部分は油性マジックで黒塗りしたり、個人情報保護スタンプを使用するなどして、キチンと処置をしたものを処分に出すようにして下さい。
個人情報保護スタンプは文房具やホームセンターなどで購入できます。
教科書は何ゴミ?
教科書は資源ごみ(古紙回収)
教科書や参考書は、廃棄後の行方を特に意識しなければ、資源ゴミとして古紙回収に出すのが一番簡単で、手間が掛かりません。
お住いの市区町村で指定された、ゴミの曜日に、荷造り用のひもなどで束ねて出すだけです。
教科書を捨てる場合は、燃えるゴミ(普通ゴミ)としても出せる
また、資源ごみとしてではなく、細かく破いたり、シュレッダー処理したものは、普通ゴミ(燃えるゴミ)として出すことも可能です。
但し、作業にかなり手間が掛かるので余程のことが無い限りは、資源ゴミ(古紙回収)として出す方が良いでしょう。
教科書や参考書などを捨てる場合の注意点
後述する教科書買取専門店に出す場合は、むしろ付属のCDなどは付いていないと減額の対象となってしまうのですが、
資源ゴミとして捨てる場合は、教科書や参考書の紙部分のみ「古紙」となり、付属品のCDはまた別にしなければならず自治体により可燃ごみと不燃ごみと判断が分かれていて複雑です。さらにはビニール袋はプラスチックごみに分別しなければなりません。
分別が面倒ですが、注意が必要です。
教科書を処分する方法5つ
教科書を処分する方法をここでは紹介します。
大学教科書を捨てるのはもったいない。教科書専門買取店に売る
捨ててしまいがちな教科書ですが、実は教科書って売れるんですよ。
知っていますか?
小中学校、高校の教科書は難しいですが、業者によっては有名進学校の教科書や受験予備校の参考書やプリントなどは買取対象となっている場合もあるので、探してみると良いでしょう。
しかし、この時、
必ず、教科書や参考書、専門書や学術書の買取を専門としている買取店を選んで下さい。
一般的に教科書として売れるのは、大学や短大、専門学校のモノです。
また、意外にも古書店で需要があるのは主に高校で使う物だそうです。
大学受験を視野に入れた学生が、在籍している学年より先取りして上の学年の勉強内容を予習する為、先に中古品でも良いから購入したいというニーズがあるからです。
さらには、就職試験や資格試験の参考書など(資格の大原、LECなど)も買取ってもらえます。社会人にもおすすめです。
そこで、教科書や参考書の買い取りでイチ押しは専門書売るなら【ブックリバー】です。
ブックリバーなら、宅配買取で配送する前に、メールによる事前査定で概算金額を教えてもらえるので、予想より安くてガッカリしたというようなトラブルを防げます。
教科書や参考書の買い取りについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧下さい。かなり詳しく解説しています。
ヤフオクやメルカリなど、ネットで売る
ここ10年ぐらいでスマホの登場やCtoCのアプリが充実したことにより個人売買の人気が急速に拡大しています。
ヤフオクやメルカリなど個人売買できるオークションサイトに出品すると、あなたの設定した値段で自由に売ることが出来るので、高額売却を狙うなら、個人売買サイトがオススメです。
但し、「メルカリ疲れ」などの言葉が流行したように、個人売買の出品や配送の手間に疲れている人が多いのもまた事実で、
個人売買と専門書買取サービスで、売却金額が2倍3倍も値段が変わるわけではありませんから、
手間を掛けずにそれなりの値段で売りたいなら、専門書売るなら【ブックリバー】などの専門書買取サービスが手間なく便利です。
値段が変わる要素は、本の人気や希少価値、ボールペンやマーカーによる書き込みの有無、ページ折れや傷汚れなど、本の程度に起因する部分がほとんどです。
ゴミとして出す
ゴミとして出す方法は、先ほど、教科書の廃棄方法。基本は古紙回収の部分で紹介した通りです。
兄弟姉妹や後輩、知り合いに譲る
一番一般的なのがこの方法でしょう。
次に必要そうな、自分の身の回りの近しい人に譲ることです。
但し、譲り受けする相手が仮に同じ学校に通うとしても、教科書は4年毎に改訂されている点と、教科書が入れ替えにより全く別の出版社の物に変更になってしまうこともあるので、その点は注意しておく必要があります。
寄付をする
教科書の寄付を募っている各種団体もあります。
団体ごとに、教科書の再利用方法及び受け付けている教科書がそれぞれ異なるので、あなたの理念や目的とあった協会やNPO法人などを利用すると良いでしょう。
小学校教科書は処分するしかないの?
先ほど、寄付する欄をご覧になって分かったと思いますが、小学校の教科書は寄付の対象に入っていません。
なぜなら、基本的に小学校の教科書は売れないからです。
では、小学校の教科書は処分するしかないのでしょうか?
実は、極々一部ですが、小学校の教科書の買取行ってくれる
算数・国語・理科・社会etc 小学校の学科教育本、古本買取の
専門書買取店 藍青堂書林などもあるので、
小学校の教科書をどうしても売りたい人は探してみると良いでしょう。
また、小中高の指定教科書ではなく、有名小中高の受験参考書などは、教材ウリボーでも買取を行っています。
教科書はいつ捨てるのが目安
「教科書をいつ捨てる」か問題については、色々な考え方があると思います。
引っ越しのタイミングで他の要らない物と一緒に捨てるという場合もありますが、
一般的には、下記が教科書を捨てる目安になります。
小学生の場合、基本的には1学年が終わった時点で捨てて問題無いと思いますが、2年連続して使用する教科書の場合もあるので注意。
中学生の場合は、頻繁に復習する機会も多くなるので、半年~1年は様子を見て完全に必要無くなったと思える時点で捨てるをオススメします。
高校生の場合は、大学受験などその先の進路に必要な内容が3年間勉強した中から出題されるので、大学受験が終わったあとが教科書を捨てるタイミングです。
大学や専門学校などの教科書や参考書、専門書は、元の値段も2,000~5,000円以上もする高額なものなので、中古品で購入したいという需要も多く売ることが出るので、そのまま捨てずに買取専門店で買い取ってもらうのがおすすめです。
なお、書籍の買取一般に言えることですが、その書籍に改訂版が出ると古い版の価値が下がるので、いつ売ろうかなと先延ばしにせず不要になったら迷わず早いタイミング売るという事が高い価格で売却するコツです。
教科書や参考書、専門書の買い取りは事前査定のある専門書売るなら【ブックリバー】がおすすめです。
教科書捨て方 名前や学校名が書かれている場合は要注意
日常の燃えるゴミを含め、ゴミを捨てる場合、大抵は自宅近くのゴミ回収場所に出していることと思います。
しかし、ゴミの分別が間違っていると貼り紙がされて、正しく分別し直すように突き返されたりすることがあることからも、
自分が出したゴミを近所の誰がチェックしているか分かりません。
ということは、教科書を捨てる際にも、誰が見るか分からない前提で処分する必要が有るのです。
つまり、教科書には、名前や学年、学校名など、個人情報が書かれていることも多いので、子供の年齢や家族構成などが特定され悪用されない為にも、
記名欄などは切り取り、シュレッダー処理するなどして判別できないようにしてから、教科書は廃棄するようにして下さい。
教科書をいつ捨てるのか判断付かず、捨てずに保存する場合の保管方法
紙で出来ている教科書や参考書などの本は、太陽の光、湿気とホコリにさらされると、日の光で変色、湿気でシワシワになったり、カビやシミが発生したりと劣化が早まります。
ダンボールには多少の吸湿性があるというものの、梅雨時期の高湿度などには弱いので、出来るならプラスチックの保存ケースに収納し、乾燥剤や防虫剤などを一緒に入れて保管してあげるといいでしょう。
もし、数年単位で長期保管するなら、温度湿度管理がされているトランクルームを利用するのも良い方法です。
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最後にまとめ
教科書や参考書は、自分と共に戦ってきた戦友ともいえる存在です。
また、復習で使ったり、そのうち見直すかもと思うと中々捨てられないものです。
それだったら、使い終わった教科書や参考書を、ダンボールなどに仕舞って1年ぐらい保管してみて下さい。
もし1年経って、その間1度もそのダンボールを開いたことがなかったら、その教科書や参考書はすでに必要無いものだと判断できます。
部屋の服や雑貨なども溜まりがちになってしまうモノの代表ですが、モノは定期的に処分しないと、どんどん部屋の収納スペースを圧迫して行きます。
部屋を広く使うためにも、使い終わった教科書や参考書は、是非処分/売却するようにしましょう。
教科書や参考書、専門書の買取におすすめの業者3選はこちらです。
- 大学受験参考書・赤本、予備校テキスト専門買取サイト「学参プラザ」
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- 大学教科書・専門書・医学書 専門買取サイト「専門書アカデミー」
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それでは、また次回。
次回は、
と題してお送りします。
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