ミニマリストになるには、まずテレビを捨てることから始めよう!

ミニマリスト
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今回から、「シンプルライフへの道(Road to Simple Life)」と勝手に命名し、引っ越しや賃貸物件での部屋探し、

そして、人生における考え方にまで幅広く関わってくることになる

「ミニマリスト(Minimalist)」と呼ばれる人々や、その主義やライフスタイル「ミニマリズム(Minimalism)」について、

その特徴や考え方、その結果辿り着く、シンプルな生き方(シンプルライフ)などを紹介していきます。

私は10年で7回も引っ越しをしたため、持ち物は当然ですが、思考や人間関係についても年々シンプルになってきていると感じています。

今回第一回目は、「ミニマリストになるにはまずテレビを捨てることから始めよう!」と題して、なぜ現代ではテレビは必要ないのか、その理由や捨てることによる「効能」、メリットとデメリットについてお伝えします。

学生時代、私はテレビをあえて持たなかった!

私は、大学進学に伴い引っ越しをするとき(かれこれ20年近くも前)に、ある決断をしました。

初めての一人暮らし(正確には下宿だったので、独りぼっちではありませんでしたが。)の部屋には、『テレビを置かないようにしよう!』と。

そしてCDが全盛の時代に(もちろん実家にはCDラジカセはありましたが)、一人暮らしの部屋にはレコードプレーヤーとお気に入りのレコードを持ち込みました。

結果、テレビが無く雑音の入ってこない部屋で、好きな音楽や読書をする自由な学生生活を日々送るようになります。

もちろんその当時は、スマホは誕生の兆しすら無く、学生では携帯電話ではなくようやく「PHS(今の若い人は何それでしょう)」が手に届く価格かどうか、またインターネットではなく「パソコン通信」と呼ばれて、個人がパソコンを買うにはまだまだ高額で20万円以上もする時代でした。

基本的なメディアは、テレビ(ビデオは有り)かラジオやCDです。

下宿先では、食堂で朝晩食事が出るため、食事をしながら備え付けのテレビから流れるニュース番組などを自分の意思とは関係なく(チャンネル主導権は食堂のおばちゃんに有り)、ただ眺めていたのでした。

このちょっとした食事の時間に、最低限のニュースや世間の話題は入って来るので、それで不自由は感じませんでした。

友達に、テレビを持ってなく、さらにCDプレイヤーではなくレコードプレーヤーを持っていると言うと、「君ってかなり変っている人(変人)だね」と言われました。

でも、私自身はそれでいいと思いました。親元を離れた自由な学生生活、誰に気兼ねする必要があるのでしょうか?

みんなと同じ、横並びの生活をしなければいけないのでしょうか?

自分が好きだからただそうしている。自分の時間を好きに過ごしたい。

むしろ、いっそ清々しく、初めて自由を感じた瞬間でした。

テレビは捨てた方が良いその理由

理由その1:余計なものを買わなくなる

NHKを除くと、民放各局は、CMを流すことによる広告収入で経営が成り立っている為、テレビではしつこいぐらいにCMが流れます。

そして、そのCMをあなたが見て、新商品が出たから買いたいなぁとか、なんとなく美味しそうだから、話題や流行に乗り遅れたくないから買うというような、「ついで」や「話題や流行」としての消費に繋がっていきます。

日本は20世紀から現代まで、大量生産大量消費の時代を歩み、その消費欲が経済成長を支えてきたのですから、それも仕方ないことかもしれません。

今、経済成長著しい、中国や東南アジア諸国はじめ、新興国や途上国と呼ばれる国は、もっと豊かに明日はもっと良い暮らしをという『人間の欲望』が原動力となって「著しい経済成長」を続けています。

バブル時代の頃までは、車を持っているとカッコいいからという理由(CMの影響や時代背景)だけで、若い人は背伸びをして高額な車を60回ローンで買っていたのです。

しかし最近では、そのようなカッコいいからという理由だけでは、購入や維持費の高い金食い虫の車は見向きもされなくなり、燃費や便利さで選ばれたり、車は購入せずに必要な時だけ使えればいいと、カーシェアリングなども浸透してきて、消費行動が変わってきています。

CMの一番の問題は、15秒~30秒の短い時間の中で、見込み客となるテレビの前の視聴者に印象付けなければならない(心に残るフレーズやインパクトが大事)為、商品がほとんど出てこない奇抜なCMがあったり、商品の本質と関係ない内容のCMもあります。

ある意味CMに踊らされてはいけないのです。

ネットやSNSで様々な「普通の人(一般消費者)」から、生の体験談や口コミが入手できる今、

企業にとって都合の良い情報のみ流されるCMは見る価値があると言えるのでしょうか?

映像作品としての価値やストーリー性の素晴らしさが有ったにしても、映像や広告業界に関心が無い人にとっては、あまりにも商品の本質と離れすぎているのがCMです。

現代は、あなたが必要ならば自分から情報を取りに行く「能動的な」時代です。

だから、CMを流す企業側も、有名なインフルエンサーやYoutuber(テレビ以外のメディア)に頼るような時代になってきているのです。

今は、あなたが必要な物だけを、必要な理由を知ったうえで購入するという時代です。

理由その2:無駄な時間を削減できる

テレビが家にあると、一度スイッチを入れると今度はなかなかスイッチを消すことは無く、つまらない番組でもついつい見たり、見てもいないのに垂れ流してしまいますよね。

中には、音がしないと何となく寂しい感じがしてBGM代わりにテレビを点けているという人もいます。

テレビと言うのは、あなたにとって「受動的」なメディアであり、テレビから流れてくる映像や情報を、一方的に受け身で行っている状態です。

その為、ただダラダラと見ていたり、あまり物事を考えずテレビからの情報を信じるようになってきます。

そもそも、必要ないCMを見せられている時間も無駄なのです。

一日に液晶画面の前で過ごしている平日の平均利用時間は、

テレビのリアルタイム視聴が、

10代では102分(2013年)⇒73分(2017年)まで減少、

20代でも127分(2013年)⇒92分(2017年)まで減少、

30代では158分(2013年)⇒122分(2017年)まで減少、

その代わりにスマホやPCでのネット利用(SNSなども含む)が、

10代では99分(2013年)⇒129分(2017年)まで増加、

20代でも137分(2013年)⇒161分(2017年)まで増加、

30代では88分(2013年)⇒120分(2017年)まで増加、

今や10代と20代では、テレビ視聴時間よりネットの利用時間の方が多く、30代でテレビ視聴とネット利用の時間がほぼ半々となっているのです。

ちなみにテレビの録画視聴は、全年代とも、10~20分程度となっています。

参考:総務省「平成30年版 情報通信白書-主なメディアの利用時間と行為者率」

一日の内これだけのテレビを観ている時間を他の物事に費やしたら、何が出来るでしょうか?

また、皆さんの中で既にされている方も多いと思いますが、私も最近Youtubeを見るときには1.25~1.5倍速、AbemaTVでは1.3~1.5倍速で見るようにし、時短を図る場合も多々あります。(再生速度が速くても、慣れれば話していることは十分聞き取れ、内容も理解できます。)

つい最近2019年12月6日には、これまではスマホでしか利用できなかった「追っかけ再生機能」や「倍速再生機能」が、PCブラウザでも利用できる(Abemaプレミアムのみのサービス)ようになり、ますます便利になりました。

色々な方法で時短が出来る時代です。基本的にテレビのリアルタイム視聴は時短が出来ません。

もしテレビを観るのなら、HDDレコーダーなどに接続し一旦録画。そのうえでちょっと見て興味がありそうなら見ればいいし、録画なら不要なところは飛ばしてみたりすればいいのです。もちろんCMもカット出来ます。

理由その3:テレビを観なくなった時間を読書や好きな事をする時間に当てられる

人生とは、何を捨てるかで決まる。何かを選ぶためには、何かを捨てねばならぬ。

これは、小説及びドラマ「夢をかなえるゾウ」の中で出てくる言葉です。

夢をかなえるゾウ

一日の時間は誰にも平等に24時間が与えられています。

その毎日24時間の「時間割」をあなた自身で決めなければならないのです。

テレビを観ていた時間が無くなれば、そこに代わりに読書の時間を入れ込むことが出来ます。

2時間だらだらテレビを観ているのと、2時間読書するのでは、あなたの中に入ってくる情報量や知識に格段の違いが有るはずです。

小説は、文字だけから情景を想像したり、登場人物の気持ちを考えたりと、「想像力を働かせて」読むものです。

この想像力を働かせることが、感情や感性を豊かにしたりし、

ビジネス書などでは、自分一人の人生だけでは到底知りえない、他人の貴重な経験や知恵を知ることが出来るのです。

ネットでの電子書籍やブログ記事含め、読書(文字を読む)時間は必ず取るようにした方が、あなたの将来や人間的豊かさにつながっていくはずです。

また、その時間を読書ではなく、絵を描くのに使ってもいいでしょうし、ギターの練習に使ってもいいし、プログラミング技術のレベルアップに割いてもいいでしょう。

あなたが本気で好きと思えることに時間を割かないで、ただテレビを漫然と観ているのはあまりにももったいないです。

理由その4:NHK受信料を払わなくて済むようになる

もちろん、テレビを観なくなればテレビは不要/処分となるので、NHKの受信料を払う必要は無くなります。

最近では、ワンセグテレビが見れるスマホやカーナビでも受信料を払わなければならないという無茶苦茶なNHKの言い分が通っているようですが、取り敢えず「テレビは有りません。」と胸を張ってNHK集金人に言うことが出来るようになります。

NHKとの受信契約を解除するだけで、地上波契約で年間約1万4千円、衛星契約だと年間約2万5千円が削減できます。

なお、テレビを捨てなくても、世帯統合や海外へ引越しする場合でも、NHKとの受信契約は解除できます。

NHK受信料についての詳細は、別記事『引っ越しに伴い、NHKを解約することは可能ですか?手続き方法について』で詳しく紹介しています。NHKとの受信契約を解除したいと思っている人は、必ず見ておいてください。N国党推薦のNHK撃退法も紹介しています。

NHKを見る必要がなければその代わりに、日本最大級の動画配信サービスU-NEXT月額1990円、AbemaTV月額960円(プレミアム)、Hulu(フールー)月額933円やNetflix(ネットフリックス)月額800円(ベーシックプラン)、など、あなたが好きなものを必要なだけチョイスすればいいのです。

私は最近またテレビを持たない生活をしています。

過去20年ぐらい前にテレビを持っていない時期はありましたが、暇な学生生活、レンタルビデオの誘惑には勝てず、学生生活3年目に遂にテレビを入手(先輩が卒業する際にタダでもらった)。

しかし、テレビ番組はほとんど見ない、もっぱらレンタルビデオを見るためのモニターと化していました。(今のようにNHK受信料に関してうるさくない時代でした。)

それから、社会人となり一時期「ナショジオ」や「ディスカバリーチャンネル」にハマり、深夜までテレビっ子となっていた時期を経て、

最近では、Youtubeやネットテレビの充実により、またテレビの無い(但しPC用のモニターは有る)生活に返り咲きました。

テレビもゲームもそうですが、一度見だすと、プレイし出すと中々やめられなくなってしまうんですよね。

自分がそういう無駄な時間の使い方をするのが分かっているからこそ、

今では我が家にはゲーム機もテレビもありません。

無駄な時間を使ってダラダラ過ごすくらいなら、私はこのサイトの記事を書いている方が今は価値を感じるからです。

テレビを捨てたことによるメリット

メリットその1:あなたの思考が変わる

テレビを捨ててテレビを観なくなると、無駄なことに時間を使うのがもったいないという観念(思考)が以前より強まり、「時間をいかに有効に使うか」をあなた自身が考える(意識する)ように、なってきます。

すると、物理的にはテレビを捨てただけですが、時間や無駄に対する意識が変わるので、

あなたが『何を必要として何を必要としていないのか』が、漠然とですが分かるようになってきます。

そうすると、家や部屋の片づけ、果ては仕事や人間関係、将来のこと、人生で大事なものまでが、徐々にはっきりとしてくるはずです。

『余分なものをそぎ落とす』ためにも、ミニマリストに近づくためにも、まずはテレビを捨ててみて下さい、試しに。もしそれがもったいないというのなら、とりあえずコンセントにテレビの電源を刺さずに、荷物として置いているだけでもいいです。

テレビを一回捨ててしばらく生活してみて、やっぱり自分の生活にはテレビが必要だと思うのならば、またテレビのある生活に戻ればいいだけです。

まずはやってみて、あなたの「行動に」、「意識や思考に」どういう変化が起きるか実験してみて下さい。

メリットその2:何が無駄なのか、生きたお金の使い方を考えるようになる

これまでは、欲望に任せて新製品が出るとすぐに新しいスマホに買い替えたり、スーパーやコンビニに行って、チョコやスナック菓子を頻繁に買っていたかもしれません。

それが、物を買う前に一度立ち止まり買うかどうか躊躇するようになり、そして無駄だから買うのは止めようとか、次回まで我慢しようかという様になるはずです。

『生きた』お金の使い方と言うのでしょうか?

本当に必要なところにはしっかりとお金を掛け、一方無駄な部分にはお金を掛けない様に、お金の使い方にメリハリをつけるようになると思います。

知り合いの比較的裕福な方を見ていると、例外なくそういう生活をしています。

日々の食事や生活は質素にしているけれども、ここぞという記念日やパーティーなど「他人が喜ぶこと」にお金を使うのです。

自分のために、自分の自己満足「欲望」のためにお金を使ってはいないのです。

他の人にお金を使うと、そのお金は何かの形で「必ずあなたに返ってきます。」

テレビを捨てたことによるデメリット

デメリットその1:世間で流行の話題についていけなくなるかも

テレビでは、リアルタイムで番組が放送されています。しかし、ネットテレビでは、ドラマなど放送時期が若干遅れる場合があります。

その為、仲間内や会社内で、話題のドラマや世間で今流行している話題についていけなくなる事もあるでしょう。

もしあなたが、そんな疎外感を味わいたくないという「(変人ではなく)普通の人である場合」は、テレビを捨てない方がいいでしょう。

しかし、あなたが「私は私。そのドラマ知らないけどそれが何か?」と独自路線を歩める人であれば、テレビを捨てても全く問題はありません。

ちょっと(若干)遅れるけど、今の時代TwitterなどのSNSでも流行の情報は入手できますから心配はいりません。

デメリットその2:緊急速報や災害情報を若干知りづらくなる

これはデメリットとまで言えるか分かりませんが、テレビの電源を付けていれば、緊急速報や災害情報などが自動的に流れてきます。

ネットでは、情報を取るには自分から動かなければなりません。

但し、スマホなどであれば電源入れっぱなしなので、ニュースフィードの設定などをしておけば逐次情報は入ってくるので、その点ではテレビに劣るということは無いはずです。(テレビも電源を入れていなければ、情報が入っては来ませんから...)

地震発生直前に発信される緊急地震速報/Jアラート(警報音)もスマホで設定しておけば、鳴りますしね。

最後に

今回は、ミニマリストになる為の入門編として、まずテレビを捨てるということについて、いろいろな方面から考えてみました。

とりあえず、1か月とか短期間でも良いので、テレビを観ない生活を試してみて下さい。

やってみれば、あなたに向いているのかどうか必ず分かります。

もし向いていれば、「ミニマリストへの道」、次なるステップに進めるはずです。

では、また次回。

次回は、

をお送りします。

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