急な転勤で引越し間に合わないとならない為に。転勤準備を最速で終わらせる方法

引越し理由と状況別
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会社とは勝手なもので、急な転勤が決まることが往々にして起こります。

辞令が1か月前なら御の字。2週間前は結構当たり前。

ひどい時は、

「君、来週からどこどこだから。」と1週間前に言われることすらあります。

今回は「急な転勤で引越し間に合わないとならない為に。転勤準備を最速で終わらせる方法」と題して、

急な転勤が決まって、準備する時間が非常に少ない。最短で引っ越し準備を終わらせるにはどうしたらいい?等、こんな状況になった時に役立つ情報を紹介したいと思います。

私も過去、転勤族でしたが、さすがに1週間前に告知されたことはありません。

・急な転勤時に【最速で】引っ越し準備を終わらせるコツ
・転勤時に必要な手続き一覧
・引越し費用に関して
これらについて解説していきます。

急な転勤時の引越し準備、まずはコレをチェック!転勤準備を最速で終わらせる

まずは、最低限やらなければならない物事と引越し全体像を把握して下さい。

そして、冒頭でも話をした通り、あなたが転勤で引越しするまであと何日前かで、最低限やるべきこと、やれることがおのずと決まってしまいます。

着任日まで時間が無く、転勤準備を最速で終わらせる必要が有る時は、出来ないことはズバッと切り捨てる覚悟も重要です。全部やろうとするのは無謀です。

転勤 引っ越し 何日前かで、あなたのやるべきことが決まる

残り日数やること注意点やヒント
転勤決定後すぐ①不動産会社/管理会社へ退去日を通知
②新居探し(WEB検索,現地下見&物件内覧)
③引越業者探し
④インターネット回線&携帯電話の変更手続き、契約変更が必要か調査/確認
⑤不用品処分&荷造りスタート
⑥引越し当日の移動手段手配(電車や飛行機のチケットなど)
⑦移動に宿泊が伴う場合、宿泊先の手配
⑧大物の不用品処分が発生するかどうかチェック
①退去通知は通常1か月前まで。直前の場合はペナルティが加算されることもあるので注意
④引越しエリアによっては新たに契約する必要がある為
⑧大物の不用品処分回収は2週間に1回の場合もある早めにチェックし日程を合わせる
引越し2週間前①転居届他役所関連手続き開始(14日前から手続き可能)
②電気ガス水道の解約&住所変更手続き
③新居決定&契約手続き
①住所変更手続きは出来るものから片付けていくと後がラク!
③新居の入居審査&契約完了には1週間~10日掛かるので余裕を持って
引越し1週間前①冷蔵庫内の食品在庫整理スタート
②不用品処分&荷造りに本腰を入れる
③旧居でお世話になった方への挨拶回り
②荷造りの平均日数は単身で5日、家族で8日
引越し3日前①冷蔵庫内を空っぽにする
②台所周り/水回りの大掃除
③荷造りの進捗確認
④引越業者への最終連絡(キャンセル/延期する場合は3日前までなら無料
③荷造りが終わらなそうなら、引越し業者や荷造り業者に助けを求める
引越し2日前①冷蔵庫の霜取り、洗濯機の水抜き
引越し1日前①荷造りの最終確認
②引越し当日のスケジュール確認
引越し当日①旧居で引越作業開始(荷物搬出)
②不動産業者による退去立会い実施
③ガス業者による閉栓を確認、退室
④新居へ向けて移動
⑤新居で引越作業完了(荷物搬入)
遠方への引越しの場合、引越しが1日で終わらない場合有り
引越し14日後迄①転居届他役所関連手続き終了(期限は転居後14日後まで)

 

この中でも特に至急動かなければ行けないのは次の3点です。
①現在入居中の物件の不動産会社/管理会社に退去日を連絡
②新居探し
③引越業者探し

この3つがキチンと決まらないと、具体的に『いつ』引っ越ししたらいいのか、『引越しできる』のかが見えてこない為、引っ越し全体の計画が立てられません。

場合によっては、当初予定していた日程を大幅にずらさなければならなかったり、とりあえず旦那さんだけ単身でマンスリーマンション住まいで赴任する、引越し業者以外を使った引っ越し方法を検討するなど、

引越し計画全体の見直しも必要になってしまいます。

引越しの全体像について、もっと細かく知りたい場合は、こちらの記事をご覧下さい。

【引越しやることリスト】引っ越しの準備開始から完了までを完全網羅。この1記事で引っ越しの流れや段取りは完璧

急な転勤で引越しが決まったらすぐやるべきこと

①現在入居中の物件の不動産会社/管理会社に退去日を連絡

まず真っ先にしなければならないことは、転勤が決まって、今住んでいる賃貸物件から退去することが確実である場合、

現在入居中の物件を管理している不動産会社または管理会社に、退去する旨の「退去通知」をしなければなりません。

具体的には、賃貸借契約書で、

通常の契約では、退去の1か月前までには通知すること

と決められているはずです。物件によっては2か月前までと書かれている場合もあるでしょう。

必ず、賃貸借契約書などで確認し、期限前までに「退去通知」をして下さい。「退去通知」の方法については、電話連絡だけでOKな場合や、メールや書面で連絡を行う場合など、

不動産会社または管理会社によって方法が異なりますので、適切な方法で連絡を行うようにして下さい。

なお、

通知期限を過ぎてしまうと、ペナルティーを取られたり、「中途解約違約金」を請求されてしまう場合も有るので注意が必要です。

②新居探し

次にしなければいけないのが、引越し先の新居を探して、契約を決めるまでの作業です。

転勤の場合、会社側で社宅が用意されている場合は特に心配いりませんが、もしあなた自身で住む家を探さなければならない場合には、

急な転勤命令が出た時ほど、速攻動かなくてはいけません。

なぜなら、WEB検索などで事前調査⇒物件の内覧⇒物件の契約という流れの中で、

一番時間が掛かるのが物件の契約に関する部分です。

契約すると決めて書類に記入、ハンコを押した書類を不動産屋に提出してから、

一般的には、入居審査に最低2~3日、契約完了し入居できる状態までにさらに数日かかるので、通常は、1週間から10日。どんなに急いで頑張っても最短でも3~4日は掛かります。

また、引越し繁忙期の3月などは、契約が込み合うのでこれよりかかる場合も珍しくありません。

なお、

『即入居可』と書かれている物件でも、現在住んでいる人がいないので即というだけで、契約当日に即入居できるという意味ではありませんので、ご注意ください。

あなた側で、契約を少しでも早められるコツとしては、

事前に契約時に何の書類が必要か調べておいて、準備しておくことが出来ます。契約に際しては、住民票や印鑑証明、連帯保証人のハンコや印鑑証明などが必要になると思います。

この辺の必要書類を要求されてから、慌てて動き出すのではなく、事前に根回しや準備をしておくことで、準備にかかる時間を短縮することが可能です。

また、最近では、「WEB内覧」や「オンライン重説(重要事項説明)」に対応している物件や不動産会社も増えていて、通常より早く手続きを進めることが出来るので上手に活用してみて下さい。

急な転勤ですぐ住む家を決めなければならない場合、何事も先んじて動くことが、転勤での引越しを成功させる秘訣です。

③引越業者探し

旧居での退去連絡、新居探しを進めたら、その2点をつなぐ『引越し』をどうするか考えなくてはいけません。

一般的には引越し業者を探すと思いますが、急な引っ越しで時間が無く引越し業者が確保できない。また引越し繁忙期で、1か月前に連絡しても引越し業者がすでに満席という場合もあります。

まずは、一括見積もりサービスを利用して、一気に5社から10社ぐらいに見積もりを掛け、希望の日程で対応可能なのかどうかそして料金はいくらぐらいになるのか、見積りをしてもらいましょう。

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さらには、急な引っ越しの場合は、引っ越し業者を利用する以外の方法も考えなければいけません。

最近では引越し難民対策として、トランクルームを利用した方法が注目されています。

宅配型トランクルームでは、旧居の住所で預け、新居の住所に配送してもらえるので、上手に使うと引越し業者不要で、引越しを完了させることも可能です。

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④引越しのスケジュール作成&タスク管理

急な転勤の場合、とにかく引越し準備をするための時間が少なく、限られているので、

あなたの限られた「使える時間」をいかに「有効利用する」か、計画を立てることが最も重要になります。

多少の時間を割いてでも、スケジュール表の作成&タスク管理するのをオススメします。

以下の記事では、スケジュール作成するメリットや具体的方法について紹介しています。併せて見ておくと、引越しでの失敗が防げます。

大事なものは一括管理しよう。引越し荷物と一緒に梱包してはいけない物

しかし、スケジュールを作成するには、引越し作業全体でどのぐらいの時間が掛かるのか把握することと、あなたが最重要で時間を掛けなければならない作業タスクを決めなければなりません。

言い方を変えると他の人でも出来る作業は、可能な限りアウトソーシング(外注化)してしまうという事です。

簡単な例を挙げると、「引越し荷造りを全部引越し業者に任せてしまうと」いうのも一つの方法です。

こちらの記事も参考に確認しておいてください。

引っ越し準備に掛かる日数(時間)はどのぐらい?

引っ越し荷造り・梱包は業者にお任せ。荷造りおまかせサービスの料金や専門業者を徹底比較

必ずスケジュール表&タスク管理シートは作成し、転勤に関する必要手続きと作業の全体像を俯瞰できるようにしておいてください。

急な転勤で引越しが間に合わないとならないために。

冒頭で、引越し荷造りには平均で、単身で5日、家族で8日掛かるとお伝えしました。

それだけの日数がかかるわけですから、荷造りの順序を間違えたり、余計な作業を増やすとそれだけ余分に日数が掛かってしまいます。

荷造りを無駄なく効率的に進めるためには、いくつかのコツを知っておかなければいけません。

最も重要なポイントは、
①荷造りが不要な物を知っておく。
②日常使わない物から順に荷造りしていく。
③物の分別・整理に一番時間が掛かる。ただ詰め込むだけなら最も速い。

基本のこれだけ3つを覚えておけばとりあえず大丈夫です。

詳細については各記事を読んで確認してみて下さい。

梱包作業に取り掛かる前に。引っ越し荷造り前の準備とコツ

個別品目ごとの梱包のコツと冷蔵庫や洗濯機などの輸送前準備

引っ越しの時、衣装ケースの中身やタンスの中身はそのままでも大丈夫?

転勤 引越し費用について

転勤時の引越し費用は会社はどこまで負担してくれる?

転勤時に引越し費用を会社がどこまで負担してくれるかは、会社によってまちまちです。

まずは、あなたの会社の就業規則や旅費規定などを確認して下さい。

世間一般的には、

【会社負担】
・引越し費用(全額または規定額まで)
・引越し準備金(手当)
・交通費、宿泊費

などは、会社側から支給してくれる場合が多いようです。

但し、注意しなければいけないことは、費用は前払いではなく、実費精算による後払いとなる点です。

清算までは、結構まとまったお金が「あなたの持ち出し」となるので注意して下さい。

また、以下のような項目については、自己負担となる場合もあります。

【自己負担】
・引越し荷造りおまかせプランなど基本プラン以外の部分
・会社規定からはみ出る部分(交通費、宿泊費なども同様)

転勤時の引越し費用捻出が厳しいなら、トレファク引越しなどの不用品買取サービス付きがおすすめ

世間一般的には、転勤時の引越し費用は会社が出してくれるとお伝えしましたが、世の中には転勤時(会社都合の人事異動による)の引越しなのに、引越し費用が全額出ず、半額負担とか、自己負担で引越しなんていう場合もあるのが現実です。

このように引越し費用捻出が厳しい状況で頼りになるのが、引越し時に出る不用品を買い取って引越し費用の足しにしてくれる引越業者があります。

有名どころでは、不用品買取業者のトレジャーファクトリーがサービス提供する『トレファク引越』があります。

引越しの不用品買取で『トレファク引越』は使えるサービスか?提携業者や口コミ情報まで詳細解説

また、アップル引越センターでは「CASH PRO」というフリマアプリと連携しています。

アップル引越センターの不用品回収・処分、買取サービスの提供状況を徹底解説。特徴及び他社との違いは?

どちらも上手に利用すれば、捨てる不用品がお金になり、引越し料金を安く抑えることが出来ます。

最後に

今回は、急な転勤時でも使える効率的な引越し準備について紹介しました。

本文中で参考として挙げた、各記事で足りない部分は補うようにして下さい。

それではまた次回。

こちらの記事も併せてどうぞ。

次回は、

と題してお送りします。

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