今回は、「引っ越しの荷造り「いつから」始めるのが正解?引越人数、一戸建てや海外引越しの違いなど」と題して、
引っ越しの荷造りは「いつから」始めた方がいいのか、始めなければならないのか。
また、一人暮らしや家族連れ、間取りの違いによる目安、一戸建てを購入した時や海外引越し、果てはゴミ屋敷の場合はどうなの?等々、様々な切り口から、荷造りは「いつから」始めた方がいいのか?について話をします。
引っ越しの荷造り、そんなにのんびりしてて大丈夫?

新居の契約が終わった後の「引越し準備」とは、大きく次の4つに分けられます。
この中で、引越業者と住居の手続き及び部屋の清掃などは、それぞれ1~2日もあれば終わってしまいますが、
引っ越し荷物の「整理処分・荷造り」には、意外と時間が掛かる(数日から1週間以上)ことから、
転勤族などで既に何度も引っ越しをしていて、引っ越しの荷造りに手慣れているもしくは自分の場合は何日で荷造りできるか見当が付いている人は問題ありませんが、
特に、引っ越しが初めての人、荷造りに慣れていない人は、
日数にかなりの余裕を持って、引っ越しの荷造りをスタートするようにした方が良いです。
荷造りをしていると、懐かしい雑誌や想い出の品等が出てきて作業の手が止まったり、単純作業に飽きて、なかなか捗らなかったりと、あなたが想定している以上に時間が掛かるものです。
私も引っ越し初心者の頃は、荷造りが終わらず引っ越し前日に徹夜で作業をした痛い目を見たクチです。
もし、引っ越し前日になっても引越し準備が終わっていないとどうなるのかはこちらの記事で解説しています。
引っ越しの荷造りはいつから始めるのが正解?

引越し人数別
単身者(一人暮らし)の場合:「遅くても」引っ越し2週間前
同棲カップルや新婚さんなど二人暮らしの場合:引っ越し3週間前
3~5人家族暮らしの場合:引っ越し4週間前(1か月前)
実際には、もっと日数が少なくても荷造りを終わらせることは可能ですが、色々な意味で日程に余裕を持たせると、このぐらいが一つの目安です。
この日数が最低限必要な理由については、後ほど説明します。
統計的データとして、実際作業に掛かった平均的な日数(実働日数)は、こちらの記事「引っ越し準備に掛かる日数(時間)はどのぐらい?」で紹介しています。
部屋の間取り別
部屋の間取り(部屋の広さ)によっても、おおよその荷物量から、荷造りにかかる時間は予想できます。
但し、この場合重要なのは、部屋数が多い、家具家電が多いということではなく、
不用品がいかに多いか、小物や雑貨、本、雑誌類、そして『陶器やガラスなどの食器』などがどれぐらいあるか⇒
すなわち、
衣装ケースやタンスに入っている服や下着などの梱包が必要か否かについては、こちらの記事「引っ越しの時、衣装ケースの中身やタンスの中身はそのままでも大丈夫?」をご覧ください。
また仮に、テレビやベッドが5台ずつあったとしても、それは引っ越し当日に引越業者が、輸送用の梱包をしてくれるので、
あなたの荷造り作業には全くと言って関係ありません。この原則はよく覚えておいてください。
大事なのは、「あなたが」梱包する必要のある荷物の量です。
参考までに、引越業者の荷造りサービスや荷造り専門業者の「荷造り代行」サービスを利用した場合の作業時間目安を紹介しておきます。
荷造りサービスについて詳しく知りたい方は
「引っ越し荷造り・梱包は業者にお任せ。荷造りおまかせサービスの料金や専門業者を徹底比較」をご覧下さい。
一人暮らしのワンルームもしくは1Kの場合
部屋の広さが10~25㎡(ワンルームもしくは1K)で、(特にキッチン周りの)荷物がそんなに多くない一人暮らしの方の荷物量の場合、作業員1名で、約4時間が目安です。
二人暮らしで1LDK~2DKの場合
二人暮らしの場合、部屋の広さは概ね一人暮らしの1.5~2倍の30~50㎡(1LDK~2DK)。また単純に人数も倍になるので、梱包する荷物の量も二人分で考えられるため、
作業員2名で、約4時間が目安となっています。
家族連れの3LDKの場合
3LDKにもなると、梱包された荷物はダンボールで60~100箱分も出ます。そのうちキッチン周りから、その半数の30~60箱が出ています。⇒台所回りの食器などの梱包に、荷造りの総時間の半分が掛かっていると言えるでしょう。(台所回りは食器やグラスなど梱包しなければならない「ワレモノ」が非常に多い為。)
そんな3LDKの場合は、作業員2名で、約6~8時間が目安となっています。
引越し物件別
新築分譲マンションへの引越し
新築分譲マンションへの引越しの場合、今まで住んでいた狭い賃貸住宅(賃貸マンションやアパート)から、広い間取りの部屋になる場合が大多数だと思います。
そのような場合、敢えて断捨離をしなくても、今持っている荷物が新居にそのまま入らないという事はまず無いでしょう。
ならば、後は、家族の人数と荷物量に合わせた一般的な「荷造り時間」を想定しておけば問題無いと言えるでしょう。
また、新築分譲マンション(建設中に売り出し開始)の場合、契約から引っ越し(入居)までには、1年以上かかることが普通なので、引っ越し荷造りするまでの時間は十分あります。
新築分譲マンションへ引越しする際のコツや注意点については、
「引っ越しのコツとやることリスト(新築分譲マンション編)」をご覧下さい。
新築一戸建てへの引越し
念願のマイホーム(我が城)。新築一戸建てを購入した場合は、建売完成済みの場合で、購入手続きから入居まで最短1か月から通常2~3か月ぐらい掛かります。
注文住宅の場合では、建築工期が掛かるので、半年以上は待たなければなりません。
この場合も十分余裕を見て引っ越し荷造りが出来るはずです。
引越しプラン別

荷造りお任せサービスや荷造り代行サービスを利用する場合
荷造りの全てをお任せでやってもらう「荷造りお任せ(荷造り代行)サービス」を利用する場合は、『嘘でなく本当に』、あなたは何もしなくてもいいので、荷造りにかかる時間は限りなく「ゼロ」(女性ものの下着が外から見えないように紙袋に入れるなど必要最小限の梱包は必要な為)です。
このサービスを利用する場合は、業者の人が来て引っ越し日の3日前~前日、もしくは当日に引っ越しの荷造りをしてくれるので、それまであなたが全く荷造り作業をしていなくても問題ありません。
たまに、引っ越し作業=荷造りサービスを含むものだと思っていて、引っ越し当日朝に引越業者が来てみたら、部屋が全く片付いていなかったという話もあるようですが...
海外引越しの場合
基本的な荷造りの作業は一緒になるのですが、海外引越しでは輸送運賃が高額になる事から、今持っている荷物をほとんどそのまま海外へ持っていこうと考える方は稀です。
海外引越しの場合、4人家族分の荷物が入る20ftコンテナ1台分の荷物を、東南アジアのタイまで輸送すると、約70万円(船便の場合)ほど費用が掛かります。
このようなことから、海外引越しの荷造りにおいては、如何に持っていく荷物を少なくするか、不要なものをどれだけ処分するかに、重点が置かれます。
また、3か月以内の短期滞在や短期出張ではなく、1年以上の駐在や移住ともなると滞在国のビザ取得の関係上、いきなり1か月前に海外引越しが決定する(決断する)というようなことはなく、最低でも3か月は余裕を取るため、
それに合わせて、長期的に荷造りを進めることが出来ます。
海外引越しの荷造りについては、以下の記事をご覧ください。
「海外引越しの準備や手続きについて。【引っ越し荷物仕分け編】」
引越し荷物量別

一戸建ての場合
既に一戸建てにお住いの場合、収納場所や物置部屋なども確保できたり、子供がいて荷物が増えることから、なかなか荷物が減ることは無く、むしろ荷物が増えている一方(ミニマリストでない場合は。)だと思います。バーベキューセットや子供用のプール等々。
一戸建てに住んでいて、「荷造り」をしなければならない状況は、家を買ったのに転勤が決まり、また賃貸に逆戻りという「家購入のジンクス」のような場合でしょう。
このように、部屋が広くて荷物の多い一戸建てから、部屋の狭い賃貸マンションやアパートに引っ越しする場合は、『強制的に』荷物を減らす必要が出てきます。
この時必要なのは、まさに断捨離です。あなたの生活が豊かになるにつれて肥大してしまった贅沢な持ち物(荷物)を、あなたにとって最低限必要なミニマムサイズまで減らすことです。
その為には、荷物をただ梱包荷造りするのではなく、荷物を選別、処分するのに多くの時間をかける必要があります。
この一戸建て⇒賃貸マンションやアパートに引っ越しする時が、荷造りに一番時間が掛かることでしょう。
ゴミ屋敷や汚部屋の場合
ゴミが溜まりに溜まった「ゴミ屋敷」や「汚部屋」の場合。
それでもワンルームや1Kであれば、掛かっても作業員2名で2時間~4時間もあればきれいに片付け終わります。
しかしこれが、部屋のサイズが2LDKを超えると、作業員3~6名で最低3時間から8時間(丸一日)掛かります。
さらに、一戸建て一軒丸々ゴミ屋敷の場合は、作業員5~6名で一日中片付けしてやっと終わるというレベルです。
これらはあくまで専門の業者に依頼した場合なので、すでにゴミ屋敷(汚部屋)になっている習慣を作った「片付けが苦手な」あなた自身が片づけをしても、この時間では到底終わらせることは出来ないでしょう。
また、ここまででようやく普通の部屋(家)に戻るだけで、ここからが荷造り本番となるので、別途荷造りの作業時間が当然必要になります。
以下の記事では、「元汚部屋出身」から一転、物を最小限しか持たない生活をする「ミニマリスト」の紹介も行っています。
「ミニマリストにソファは必要か?ソファーの運搬や引っ越しは大変」
あなたの引っ越し荷造りの時が来る前に、ミニマリストを目指して、ゴミ屋敷・汚部屋生活から脱却しましょう!
自分で片付けるのがどうしても苦手という方は、不用品回収業者に頼むと良いでしょう。
「エコノバは不用品回収業者の一括見積りサービス。安心の理由や評判まで徹底解説」
ガチやプロミニマリストの場合
メチャクチャ荷物の少ない、ガチのミニマリストやプロミニマリストの場合、
荷造りの時間は超絶速いです。
1時間以内で終わってしまうこともザラです。
ガチのミニマリストが荷造りに掛かる時間はどのぐらい?では、その荷造りの様子を紹介(Youtube動画あり)しています。
引っ越しの荷造り「いつから」始めなければいけないその理由とは?
不燃ゴミや粗大ゴミの回収サイクル

日常出る一般の燃えるゴミではなく、ガラス瓶や空き缶などの不燃ゴミの回収は、1週間に1回もしくは、隔週(2週間)に1回という場合が多いと思います。
さらには、例えばベッドや本棚、子供の自転車など「粗大ゴミ」を出すとなった場合は、予め役所や清掃センターに連絡した上で、回収してもらう日にちが指定されることも多いです。
このような、引っ越しの荷造りに伴い、不用品として出てくる「ゴミ」の回収サイクルやタイミングから、最低でも2週間は無いと、ごみを捨てるタイミングが無くなってしまうかも知れないということなんです。
残り日数別やることリスト
引っ越しまでの残り日数別に、どのタイミングで何をしなければならないかは、以下の記事にまとめてあります。是非併せてご確認ください。
荷造りが大変なら、荷造り代行サービスにお願いする。


通常、引っ越し業者に荷造りの手伝いをお願いする方法「荷造りお任せサービス(引越業者各社で名称は異なる)」というオプションサービス(別料金)もありますが、
以下で紹介するのは、「荷造り」に特化した専門業者にお願いする方法です。
荷造り代行サービスの一例
ファミリーロマンス:全国いつでも24時間受付
暮らしのサポートipunyイプニー
荷造りサービスコンポ:サービス対応地域が一部地域に限られるのが難点。
引っ越し荷造り「いつから始めるか」のまとめ。いつから始めるかに正解は無い!


人間だれしも、嫌なことは先延ばしにしがちですよね。
夏休みの宿題、あなたは先に片付けて、残りの日数思いっ切り遊んだ方ですか?それとも先に楽しく遊んで、夏休み終わり間際になって、慌てて絵日記とか天気とか調べて書いた方ですか?
夏休みの宿題同様、「引っ越しの荷造り」も、あなたにとっての引っ越しが決まった瞬間から、いつ始めてもいいんです。
しなければならない作業量(作業時間)は、あなたの荷物の量とあなたがどれだけ「引っ越しに手慣れているか」によって、大きく変わってきます。
しかし、引っ越し当日までに残された時間は決まっています。
その残り時間の中で、あなたがどうやりくりするか=スケジュールを立てて計画的にやるかどうかだけです。
こちらの記事もあわせてどうぞ。
では、また次回。





